仕事のストレス?甘い菓子パン中毒とドカ食いの習慣の原因と対処法

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甘い菓子パン中毒とドカ食いの習慣

仕事の休憩時間に、ついつい菓子パンやケーキなど、甘いものを食べてしまう…
仕事が終わると、すぐにドカ食いしてしまう…

と、悩んでいませんか。

「甘いもの」と「ドカ食い」…この2つは、ダイエットの天敵であるばかりでなく、成人病・婦人病の原因ともなる恐ろしい食習慣です。

そこで今回は、あなたが仕事などのストレスからついつい甘いものに手が伸びてしまう原因と、仕事終わりのドカ食いをやめる方法についてご紹介していきます。

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なぜ甘いものが欲しくなるの?

そもそも、人がなぜ空腹感を覚えるかというと、ストレスや疲れによって脳の糖分が不足するからです。

脳が糖分を欲した時、それは「食べたい!」という欲求となって現れますが、このとき、一番手っ取り早く「満足感」を得られるのが「甘いもの」なんです。

ですので、仕事終わりに、ドカ食いをしたくなるのも、甘いものが欲しくなるのも、根本のところは同じで…

脳が、「糖分」を求めているからです。

ドカ食いしてしまうのはなぜ?

ご飯やパンなどの炭水化物は、体内で分解されて「ブドウ糖」に変わり、血液から体内へ吸収されます。

このとき、ご飯やパンなどは、食べてから内蔵で分解されるまでにある程度時間がかかります。

そのため、食べてすぐ満足感を得られるわけではないんです。

例えば、菓子パンを2つも食べれば、1日に必要な糖分はすでに摂取できています。

しかし、食べたパンが分解されてブドウ糖になり、これが脳まで届くには約2時間を要します。

そのため、「食べてすぐ」には満腹感が得られず、「退社後、菓子パンを食べたばかりなのに、またすぐうどんを食べてしまう…」という、いわゆる「ドカ食い」をしてしまうんです。

本当は、菓子パンを食べれば、すでに体が欲している糖分は十分摂取できているはずなんです。

しかし、菓子パンの糖分が分解されて脳まで伝達されるまでに時間差があるため、「お腹いっぱい!」になるまでドカ食いをしてしまう… というわけなんです。

甘いものを食べると満足できるのはなぜ?

ドカ食いが習慣になると、お腹がふくれるまで食べ続けてしまいますから、肥満や成人病の原因になります。

この点、「甘いもの」は、分解までの時間が早いため、手っ取り早く空腹感を抑えることができます。

そのため、仕事終わりで疲弊した脳は、「とりあえず甘いもの…」という思考をしてしまうんです。

では、甘いもののほうがドカ食いよりもまだマシかというと…決してそんなことはありません。

むしろ、甘いものを毎日食べるほうが、ドカ食いよりももっと深刻なんです。

白砂糖の中毒性

市販のお菓子やチョコレート、清涼飲料水などの甘いものには、「白砂糖」が広く使われています。

しかし、この「白砂糖」には中毒性があります。

現にあなたは今、「甘いものが欲しい!」って考えていますよね。

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これは、連日あなたが白砂糖を摂取していることで、「白砂糖が欲しい」と脳が思い込まされている…ってことです。

また、白砂糖を日常的に食べている人ほど、ガンや脳卒中など成人病になりやすい、という統計もあります。

ですから、はっきり言って、脂肪やコレステロールなんかよりも、白砂糖のほうがよっぽど「有害」なんです。

自覚症状がない

ドカ食いは、「食べている」という自覚症状がある分、量を減らすなどの対策をすることが可能です。

しかし、甘いものの場合は、そうとは気づかぬまま白砂糖を摂取し続けてしまい、なおかつ中毒になる…という点で、ドカ食いよりもはるかに深刻、というわけなんです。

習慣になると恐ろしい

これまでお話ししてきたように、人が「ドカ食い」や「甘いもの」を欲するのは、仕事終わりなどでの「疲れ」や「ストレス」を解消するためです。

しかし、「ドカ食い」や「甘いもの」が一度習慣化してしまうと、同じ量では満足できなくなってしまいます。

実際のところ、あなたも菓子パンやチョコレートを食べる量が、以前よりも増えているのではないでしょうか。

これはもう、完全な「中毒」です。こうなると…

仕事でストレスがたまる

 ↓

甘いものを食べてストレス解消

 ↓

甘いものが足りなくなるとまたストレスがたまる

 ↓

また甘いものが欲しくなる

…となり、結果的に見ると、仕事を続けるごとに白砂糖だけが体に蓄積され続けていくことになります。

こうなると、まるで白砂糖のために仕事してるようなもんです。

そのため、「ドカ食い」や「甘いもの」などが習慣化してしまわないうちに、うまくストレスを解消する方法を身に着けなければなりません。

対処法は?

「ドカ食い」や「甘いもの」に手を出してしまう原因は…

仕事が終わって、あなたが帰宅してから寝るまでの間、時間が限られているため、効率の良いストレス解消法が他に見つかっていないからです。

そこで、「短期間で脳が満足でき、なおかつ体に悪くない物」を探すのが最も効果的です。

おすすめは…

●さとうきび100%の黒糖
●カカオ70%以上のチョコレート

などです。要は、「純度の高いものを少量食べる」…ってことです。

黒糖ならひと塊、高純度のチョコレートなら3かけも食べれば、十分空腹感は癒やされます。

だらだらと満腹になるまで食べ続けるよりもはるかに効率的です。

また、これらの甘いものは、熱いものと一緒に摂取すると吸収の効率が高まって、満足感を得やすくなりますから、熱いお茶や温めたミルクなどと一緒に食べるのが効果的です。

まとめ

いかがでしたか。

食事の「ドカ食い」や、菓子パン・ケーキなどの「甘いもの」が良くないのは、中毒性・常習性があるからです。

仕事でストレスが溜まるたびに、食べ続けて体を悪くする… これでは、一体何のために仕事をしているのか分かりませんよね。

空腹やストレスを感じた時は、黒糖やチョコレートなど、なるべく純度の高いものを選んで、効率よくストレスを解消していくようにしましょう!

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