融通が利かない夫/彼氏の心理とは?その意外な長所と性格を分析
「夫はまったく融通が利かない!」
「どうして彼氏は、こんなにも融通が利かないのかしら…」
と、悩んでいませんか。
融通が利かない人たちには、共通する特徴があります。
そのため、融通が利かない人の心理や特徴をよく知れば、そんな夫や彼氏に対しても、うまく対処していくことができるようになります。
そこで今回は、融通が利かない人たちの心理と、その意外な長所や性格、それに対する対処法についてご紹介していきます。
融通がきかない人の心理
例えば、融通が利かない人の元へ、友人から電話がかかってきたとします。
「明日の約束なんだけど、ちょっと都合が悪くなっちゃったから、明後日に変更してくれないかな?」と。
融通が利かない人は、こうした変更を認めません。彼は、次のように考えます。
「俺が約束したのは、明日であって、明後日ではない。だから、明日がキャンセルなら、もう行かない」と。
約束の変更は認めない
世間一般の人は、
「別に、明日にずらすだけなんだからいいじゃない。なぜそんなに融通が利かないの?」と考えてしまいますよね。
でも、融通が利かない人というのは、そうは考えません。
「約束は必ず守るもの。だから、途中の変更は許されない」という発想をします。
極端な場合、「約束を途中で簡単に変更するような奴とは二度と付き合わない」と言って、その友人とそのまま縁を切ってしまうことだってあるんです。
こうなると、ちょっとオーバー過ぎますよね。でも、世の中には、これぐらい融通が利かない人も実際にいるんです。
決めたことを守らなければ気が済まない
上記でご紹介した「約束の変更は認めたくない」という心理は、裏を返せば、「自分が決めたことは必ず守る」という長所にもつながります。
なので、融通が利かない人というのは、一言で言えば「律義」なんです。
世間一般でも、「律儀」というのは褒め言葉ですよね。
でも、律儀も度が過ぎてしまうと…
「融通が利かない奴」と言われてしまうわけです。
融通が利かない人には優しい一面もある
融通が利かない人には、「実は内心優しい」という共通点があります。
しかし、その優しさが外からは見えにくいため、「融通が利かない」といって誤解されてしまうんです。
彼の芯の優しさが垣間見えるのは、次のようなケースです。
例えば、前項と同様、友人が約束の変更を電話で伝えてきたとします。
「ごめん、土曜日に行けなくなっちゃった。日曜でもいい?」という友人からの連絡に対して、融通が利かない人は…
「いや、俺、もう土曜日に行くって決めてるし、ひとりで土曜日に行ってくるよ」のような返答をすることがあります。
こういう返答は、世間一般では、「融通が利かないやつだなぁ…」と、言われがちです。
相手に気を遣わせたくない
でもそこには、彼なりの独特の優しさが込められているんです。
彼は、次のように考えます。
「ここでもし、俺が日曜日への変更に同意してしまったら…」
↓
「友人は『自分のせいで予定を変更させた』と、逆に気を使ってしまうんじゃないだろうか」
↓
「それは、友人にとっても負担になる」
↓
「だったら、当初の予定通り、一人で土曜日に行ったほうがいい」
…という発想をします。
一般の人には、若干理解しがたい心理かもしれません。これは、一言で言えば、「相手に気を遣わせたくない」ということなんです。
相手に合わせることで、相手に気を遣わせるくらいなら、「お互いが自分の決めたことだけを淡々としていた方が、お互いが楽だ」という、彼なりの美学がそこにあります。
他者に対しては気を遣う
また、次のようなケースもあります。
例えば、仲のいい友人数名で、「どこかで食事をしよう」という話をしていたとしましょう。
その時、すぐ近くにカレー屋さんがあった場合、融通が利かない人は、「俺はカレーにするよ。皆が行かないなら、一人でも行く」のようなことを言うことがあります。
一見、融通が利かないようにも見えますが、そこには、「選択肢は、シンプルで少ないほうがいい」という、彼なりの美学があります。
選択肢が少なければ、全員が楽になる
これでもし、皆が彼の提案に従って、「じゃあみんなでカレーを食べよう」となれば、結果はどうでしょうか。
カレー屋はすぐ近くにあるわけですから、店を探す時間を大幅に短縮することができます。
また、「どこにしようか」と話し合う手間も省けますよね。
つまり彼は、融通が利かない反面、全員にとってベストの状態を常に想定していて、実は周囲にかなり気を遣っているんです。
融通が利かない人とうまくつきあう方法は?
融通が利かない男性に対する対処方法は、たった1つです。
それは…
「なんでそんなに融通が利かないの!?」と、絶対に非難してはいけない、ということです。
彼にとっては、「融通が利かない」ということ、それ自体がポリシーであり、美学になっています。
つまり、融通が利かないことをむしろ良いことだと思っているんです。
それなのに、その点を非難されてしまうと、融通の利かない男性は深く傷ついてしまいます。
また、それがきっかけで、あなたを避けるようになる可能性も十分考えられます。
彼の良い面に目を向けよう
彼氏の融通が利かないことに対して、決して非難したり咎め(とがめ)たりしてはいけません。
今回ご紹介しているように、基本的に「真面目さ」や「融通の利かなさ」というのは、彼なりの優しさと気配りの裏返しであるケースも多いんです。
「彼は融通が利かないけれど、心の奥では私のことをちゃんと心配してくれている」と考えて、彼の良い面に目を向けるようにしましょう。
逆に、あなたがそのことに気がついてあげられれば、彼はあなたのことを「よき理解者」として、大切にしてくれるはずです!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、真面目で融通が利かない男性の心理と、その裏側にひそむ優しさ、上手な付き合い方について、ご紹介してきました。
一見矛盾するように見えますが、融通が利かないことと、細やかな気遣いというのは、実は表裏一体なんです。
「本当は優しい」という、彼の良い一面を最大限に引き出してあげるようにしてくださいね!
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