図々しい・厚かましいと思われない為に知っておくべき5つの行動
「ひょっとして、周囲から図々しい奴だと思われているかも…」
と、気になったことはありませんか?
これまでの記事で、【 図々しい義両親 】、【 図々しい友人 】などについてご紹介してきましたが、ひょっとしたら、あなたの何気ない言動も、周囲から「図々しい、厚かましい」と思われてしまっている可能性があります。
そこで今回は、周囲から図々しい奴だと思われてしまう、典型的な5つの行動について、ご紹介していきます。
1:お礼を言い忘れる
他人から親切にしてもらったとき、ついつい「ありがとう」の言葉を忘れてしまっていませんか?
親しい間柄になると、お礼を言いそびれてしまったり、「ありがとう」の言葉が少し照れくさいと感じることがありますよね。
でも、たとえあなたが「わざわざお礼なんて言わなくてもいいだろう」と考えていたとしても、相手はそうは思っていないことが往々にしてあります。
こうなると、相手はあなたに対して、「図々しい奴」という印象を抱いてしまいかねません。
「親しければお礼は言わなくてもいい」というのは、全員に共通のルールではないからです。
「図々しい奴」と言われないようにするためにも、たとえちょっとした親切であっても、「ありがとう」の言葉を忘れないようにしましょう。
また、ありがとうが言えない人の特徴については、こちらの記事でご紹介していますので、参考にしてみてください。
2:親切に対して文句を言う
他人の親切心に対して文句を言ってしまうと、それを聞いた他の人から「図々しい奴」と思われる可能性が高いです。
例えば、あなたの職場に、別の職場の人から差し入れがあったとき、全員が食べ終わってから、「あんまり美味しくなかったね」というようなことを言っている人はいませんか?
たとえ、差し入れをしてくれた人がその場にいなかったとしても、こうした文句は、差し入れをされた側も、気分が良くありません。
「人から頂いておいて、なんて厚かましい奴だ!」という印象を、周囲に与えてしまいます。
人の親切に文句をつけるのは、NGです。
前項の「ありがとうを言わない」というポイントとも関連しますが、他人からの親切に対しては、素直に感謝の気持ちを述べるようにしましょう。
3:最後においしいところだけ持っていく
あなたの周囲に、「おいしいところだけ持っていく」というような人はいませんか?
例えば…
長時間会議をしていて、結論が決まりそうになったときに、最後にちょっとだけ付け足し意見を発言したことで、まるでその人が全ての結論を出したかのような空気を作ってしまう、というようなケース。
あるいは、仲良しグループでのキャンプや合宿などに遅れて現れて、最後にちょっとしたデザートだけを出して、食事の準備も全くしなかったのに、全員の歓心を集めてしまった、というようなケースです。
こうした状況の時に、たとえ周囲がその人をとがめなかったにしても、内心では「なんて図々しい奴」ということを考えている可能性があります。
上記の例はつまり、せっかく全員で協力して、物事を進めているのに、1人でおいしいところだけを全部持って行ってしまった、ということです。
こういうのは、誰しもついつい無意識にやってしまうものですが、「図々しい奴」と思われないためには、「おいしいところを持っていかない」という、普段からの心がけも大切です。
グループで何かをするときは、くれぐれも気を付けるようにしましょう。
4:借りたものを返さない
世間では「借りパク」とも言われますが、「借りパク」をしてしまうと、周囲からは確実に「図々しい、厚かましい」と思われてしまいます。
なぜならば、「貸す」という行為は、その人の親切心にほかならないからです。
貸さなくても、その人は困りません。それなのにわざわざあなたに貸してくれた、というのは、あなたへの親切心からです。
借りたものは、必ず返すようにしましょう。
人から本を借りたとして、そこで「どうせ返してももう読まないだろう」などと考えてしまうのは、借りた側の主観にすぎません。
借りパクは、せっかくの親切を踏みにじる行為ですから、「厚かましい」と言われても仕方ありません。
また、少額のお金の貸し借りも同様です。
例えば、あなたが友人から100円を借りて、借りたことを忘れてしまったとしても、貸した友人はその100円のことを案外覚えていたりするものです。
そうなるとあなたは、「100円を貸しても返してくれない人=図々しい人」という烙印を押されてしまうことになります。
借りたものは必ず返す、ということを、心がけておくようにましょう。
5:自分でお菓子を買わない
人が食べているお菓子を、「一口もらってもいい?」と聞いて食べてしまう人がいますが、こういうことが度重なると、「図々しい奴」と言われます。
また、他人のお菓子はつまむのに、自分からは提供しない、というのは、特に女子からは確実に敬遠されます。
誰かからお菓子などを勧められたときは、その次はあなたも必ず買って持っていくようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、人から「図々しい・厚かましい」と思われてしまう、5つの行動について、ご紹介してきました。
1:ありがとうを言わない
2:人の親切に文句をつける
3:おいしいところだけ持っていく
4:借りたものを返さない
5:自分でお菓子を買わない
これらはすべて、日常生活でついついやってしまう、些細な行動かもしれません。
でも、あまりにも度重なると、やはり「図々しい・厚かましい」と言われてもしかたありません。
他人のちょっとした親切であっても、感謝の気持ちを忘れず、「次は自分がお返しをする」という思いを、大切にしていきましょう。
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