面接で不採用!キラキラネームが就職活動に100%不利な3つの理由
「キラキラネーム/DQNネームが原因で、就職活動でことごとく落とされる」というケースが、近年ネット上で話題になっています。
中には、「名前がキラキラネームだから不採用」と、人事部からはっきり言われた人もいるくらいですから、実に深刻な問題です。
そこで今回は、キラキラネームが就職活動に確実に不利だと言える3つの理由をご紹介します。
理由1:非常識な家の子とみなされる
キラキラネームが就職活動に不利だと言える最大の理由は、非常識な家の子だとみなされることです。
キラキラネームで自己紹介をすることは、「うちの親は非常識な人です」と言っているようなものです。
これでは、就職活動に不利になって当然です。
これを差別だという声もありますが、しかし会社にとっては、必要な選択です。
採用する側になって考えてみる
もしもあなたが、人事部の担当者だった場合を想像してみてください。
能力が同じぐらいの応募者が2人いて、「一方は親が常識のある人、もう一方は親が非常識」となれば、どちらを採用するかは、考えるまでもありませんよね。
学歴が高い応募者と低い応募者がいたら、学歴が高い方が就職に有利であるのと同じように、親が常識人である方が、就職には間違いなく有利です。
そして、親が常識人であるかどうかを示すサインの1つが、名前なんです。
「親が非常識」というレッテル
また、会社の人事担当者が実際に語っていたところでは…
履歴書にキラキラネームが書いてあったら、書類選考で不採用になるケースも多いと言われています。
子供にキラキラネームをつけることは、社会に対して、「この子の親は非常識ですよ」というレッテルを自ら貼り付けているようなものです。
あなたはそれでも、子供にキラキラネームをつけますか?
理由2:取引先に紹介出来ない
仮に、会社の人事部が理解のある人で、応募者の能力や人柄などを判断して、キラキラネームの学生を採用するとします。
このキラキラネームの新入社員は、社内限定の業務であれば、人並みにこなすことができるかもしれません。
問題は、社外の人に名前を言わなければならない時です。
キラキラネームの新入社員を、取引先や顧客に紹介をする、という場面を想像してみてください。
取引先の相手は必ず、「あ、キラキラネームの人だ」という印象を抱きます。
一般の顧客であれば、「こんなキラキラネームの人が担当なの?」と感じ、会社の不信感にもつながります。
こうなると、会社にとってもマイナスになります。
対外的にも「非常識な名前の社員」と見なされる
前項で、キラキラネームを名乗ると、「親が非常識だと思われる」という話をしました。
これと全く同じことが、会社にとっても言える、ということなんです。
キラキラネームの社員を取引先などに連れていくと、場合によっては、会社全体が「そういう非常識な名前の社員がいる会社」だと見られてしまいます。
会社にとってもリスクが大きい
つまり、キラキラネームの新入社員を採用することは、会社にとっても信用問題で、大きなリスクを抱えることになるんです。
こうなると、キラキラネームを理由に採用を見送られてしまうのも、当然のことですよね。
世の中には、「キラキラネームで不採用にするのは差別だ」という声を上げている人もいますが、この意見には、会社の立場に立ってものを考える視点が欠落しています。
会社の立場に立てば、「キラキラネームの人を採用することが会社にとっていかに不利益か」ということが、容易に想像できるはずです。
理由3:社内でいじめが起きる原因になる
キラキラネームの人を採用してしまうと、社内でキラキラネームを理由にいじめが起きる可能性があります。
会社としては、業務に差し支えがあるようなことは、少しでも事前に排除したいと考えるものです。
もしも、社員全員が普通の名前で、新入社員が1人だけキラキラネームであるような場合を、想像してみてください。
仕事中に、キラキラネームの新入社員を別の社員たちがからかったり、社内でいじめが起きたりすると、会社の業務に差し支えることになります。
会社としては、そうした可能性を全て想定した上で、「キラキラネームは採用しないほうがいい」という判断を下しているわけです。
なぜキラキラネームをつける親が後を絶たないのか
一昔前から、ネット上では、「キラキラネームは就活に不利」ということが言われ続けていました。
最近になって突然言われ始めたわけではないんです。
それなのに、なぜ子供にキラキラネームをつけようとする親が、後を絶たないのでしょうか。
子供の人生全体をイメージできていない
理由は、子供にキラキラネームをつける親は、子供が赤ちゃんの状態しかイメージできていないからです。
赤ちゃんは成長して学校に入り、中学・高校と進学し、社会人になり、いずれはおじさん、おばさんになります。
こんなことは、生命として当たり前のことなのですが、キラキラネームをつけてしまう親というのは、そういった子供の人生のビジョンが、全くイメージできていないんです。
オギャアと生まれた赤ちゃんの可愛い姿だけを見て、まるでペットやアニメのキャラクターのような名前をつけてしまいます。
しかし、子供は必ず中年になり、老人になります。
その子が何歳になっても、胸を張って自己紹介できるような名前を、命名してあげたいものです。
↑こちらの記事も、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、キラキラネームの人が、就職活動で確実に不利になると言える、3つの理由をご紹介してきました。
1:親が非常識な人だと見なされる
2:会社にとっても、非常識な名前の社員と見なされる
3:キラキラネームが原因で、いじめやトラブルが起きる可能性がある
これらの理由を一言でまとめると…
「キラキラネームの人を採用すると、会社に不利益が生じる恐れがある」ということです。
もちろん、そうした先入観を見返すことができるぐらいの能力が伴っていれば、キラキラネームでも仕事はできるかもしれませんが、そもそも採用してもらえなければ、能力を発揮することも難しくなります。
もしもあなたが妊娠中で、まもなく産まれる赤ちゃんの名前を考えているのなら、子供が確実に苦労するような名前をつけるべきではありません。
酷な言い方になってしまいますが、子供がキラキラネームを名乗ることは、いわば背中に「私の親は非常識です」と書かれた紙を貼りながら生きてるようなものです。
子供がキラキラネームで苦労しないよう、子供の名前は慎重に考えてあげるようにしてくださいね!
本当に共感。
私はキラキラネームなのですが、これまで生きてきた中で名前に自信を持てたことが一度もありません。
自己紹介は必ず名前を聞き返されるし、恥ずかしいし、良いことなど一つもありませんでした。
もしこれから親となる人がこれを見てくれたならば、子供には是非とも普通の名前をつけてあげてください。
ちなみに私はこれから改名する予定です