「おまゆう案件・特大ブーメラン」の意味とは？おまゆうの使い方

「おまゆう」という言葉を聞いたことはありますか？

「おまゆう」以外にも、「おまゆう案件」「おまゆう感」など様々な派生語があり、また「おまゆう」に関連して、「特大ブーメラン」なんていう、専用の若者言葉もあります。

これらの意味や使い方を知っておかないと、若者から「おまゆう案件」と言われた時に、「？」となり、一体どういう案件なのかさっぱり分からない…ってことになってしまいます。

そこで今回は、近年ネット上で急速に普及が進んでいる「おまゆう」という言葉の意味や使い方についてご紹介していきます！

「おまゆう」は何の略？

「おまゆう」とは、「お前が言うなよ」の略です。

要は、「お前にはそれを言う資格がない」「言っているお前がまず自分を改めろ」というニュアンスを表します。

ニュースなどを見ていると、政治家が「自分のことを棚に上げて正論を述べる」…みたいなことって、結構よくありますよね。

そんなとき、「それ、お前が言うことじゃねーだろ」という意味を込めて…

「おまゆう」と、わずか4文字で言い切ることができるわけです。

「おまゆう」の使い方は？

「おまゆう」には、大きく分けて２つの使い方があります。
それは…

この２点です。

１．間投詞のように使う

間投詞というのは、「おい！」とか「あれ？」のような言葉を指します。

つまり、文章中ではなく、文章と文章の間や、文末などに、単独で挿入するような使い方です。

では、具体的な使い方を見ていきましょう。

…と、このように、社会的なニュースに対して使われることが多いです。

また、「おまゆうww」だけで十分、文章として成立していますから、使いやすさは抜群ですよね。

ニュースの文章や、政治家の発言などが気になった時は、その文章を引用し、最後に「おまゆう」と付ければ…

「政治家はこのように言っているが、この政治家にはそれを言う資格はない」という意味になります。

２．「的」や「感」などを付ける

また、「的」や「感」などの漢字につなげて、「おまゆう的」や「おまゆう感」のように、「熟語的」に使うこともできます。

「おまゆう感」というのはつまり…

「それ、お前には言う資格がねえよ、って感じ」というニュアンスが多分に込められています。

頻度としては、「おまゆう感」「おまゆう的」のほか、「おまゆう案件」というのもよく使用されます。

これ以外には…

なんてのもあります。

かなり便利な言葉

でも、こうした「おまゆう」のようなニュアンスを表す言葉って、今まで無かったと思いませんか？

「自分のことを棚に上げているような発言」

…これを、漢字の熟語で言い換えてみようと思っても、パッと思いつかないし、そもそもないかもしれません。

こんなにも複雑なニュアンスを「おまゆう」の一言で表すことができる…「おまゆう」って、本当に便利な言葉なんです。

「特大ブーメラン」とは

また、「おまゆう」と似た文脈で使用される言葉として、「ブーメラン」「特大ブーメラン」というのもあります。

これも、合わせて覚えておきましょう。

「ブーメラン」というのは、投げた人のところへ返ってくる武器ですよね。

つまり、それと同じで、「自分の発言によって、それがそのまま自分に返ってきて不利になること」を指して…

「ブーメラン」と、呼ぶわけです。

例えば、ある政治家が「政治献金は良くない」というような「おまゆう発言」をしたところ…

実は、当の政治家本人が政治献金を受けまくっていたことが発覚し、その結果として国民の不満や批判が一斉にその政治家に返ってくる… というようなケースです。

こんなときは、

と、コメントします。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、近年若者の間で急速に流行している「おまゆう」「おまゆう案件」「特大ブーメラン」などの用語の意味や使い方について、ご紹介してきました。

もしも、あなたの身の回りで、自分のことを棚に上げて正論を語っているような人に出会ったときは…

一言「おまゆう」と、言ってみましょう！