先輩に「ごめんなさい」は失礼?~年下の後輩の敬語にモヤモヤ

公開日: 

先輩に「ごめんなさい」は失礼

年下の後輩から「ごめんなさい」と言われてモヤモヤした経験はありませんか。

若い人のなかには、相手が年上だろうが年下だろうがお構いなしに「ごめんなさい」と言ってしまう人がいて、時に相手に不快感を与えてしまうことも。

そこで今回は、目上の人に謝るときに「ゴメンナサイ」が失礼か否か、というテーマについてお話ししていこうと思います。

スポンサードリンク

謝罪の3つの言葉

まず、謝る時の言葉には次の3つがあります。

・申し訳ありません
・すみません
・ごめんなさい

そして、この3つの言葉には敬意の順序があります。

敬意の順序とは、つまり「相手との距離」や「自分と相手との立場の違い」などによって使い分けられているわけです。

敬意の強い順に並べると、

1.申し訳ありません
2.すみません
3.ごめんなさい

となります。

「申し訳ありません」が最も敬意が強く、「すみません」はちょうど中間。

そして、「ごめんなさい」は一番下です。

使う場面は?

では、それぞれの言葉の用途についても見ていきましょう。

申し訳ありません

「申し訳ありません」、またはこれをさらに敬語にした「申し訳ございません」は、最もかしこまった謝罪の言葉です。

相手が社長や専務など、かなり立場が離れた人、あるいはお店の側がお客様に対して使う言葉が「申し訳ありません・申し訳ございません」です。

もしも接客の仕事などをしていて、お客様に謝るときには、「すみません」ではなく、もう一段敬意の強い「申し訳ありません」「申し訳ございません」を使うようにしなければなりません。

逆に言えば、普段の日常生活で「申し訳ありません」を使う機会って、実はそんなに多くはないんですね、でもけっこう使ってたりしませんか。

すみません

「すみません」は、今回の3つの中ではちょうど中間に位置し、最も「ニュートラル」で無難な謝罪の言葉です。

学校や職場の先輩、あるいはそれほどよく知らない他人に対しては「すみません」を使います。

ごめんなさい

「ごめんなさい」

これは、一般には「すみませんよりも下」という位置づけです。

つまり、友人や目下の者に対する謝罪の言葉が「ごめんなさい」です。

以上が大まかな使い分けです。

・申し訳ありません
・すみません
・ごめんなさい

この3つは、使うべき相手やTPOをきちんと判断して正しく使う必要があります。

スポンサードリンク

後輩から「ごめんなさい」と言われたら…?

問題は、後輩から「ごめんなさい」を言われた時です。

「ごめんなさい」は中間以下で、要は「タメ語」ってことですから、目上の先輩に対して「ごめんなさい」を使うのは、本来なら「不適切」です。

しかし近年、相手が目上であっても「ごめんなさい」を言う若者が増えていて、モヤモヤやイライラの原因になっています。

おそらくあなたも目下の後輩から「ごめんなさい」を言われて、モヤモヤを感じた経験があるのではないでしょうか。

しかし、結論を先に言うと…

たとえ後輩から「ごめんなさい」と言われても、あまり目くじらを立てたりせずに、スルーして放っておいた方が賢明です。

あなたの評価が下がる

たとえ職場の後輩から「ごめんなさい」と言われたとしても、ただの先輩と後輩の関係なら、「目上の人には、すみませんと言いなさい」なんて注意をするのはあまりお勧めできません。

なぜなら、あなたはそれを言うことで「些細な事でいちいちカリカリする心の狭い人」だと思われてしまうからです。

それこそ「そんな些細な事」で評価や評判が下がってしまっては、たまったものではありませんよね。

職場の中では、なるべく怒ったりせず「先輩に対してごめんなさいを言う人もいる」と流しておくようにしましょう。

注意する必要はない

もしも、ここであなたが「目上の人に対しては、『すみません』と言いなさい!」などと注意をしたらどうなると思いますか?

これは、「私にタメ口をきくのは許さない」と言ってるのと同じ意味になります。

さらに言えば、「私を尊敬しなさい」と言っているようなものです。

学校の部活ならいざ知らず、特に近年はこうした「先輩風」を吹かせるタイプは疎まれます。

だからスルーしておくのが一番、後輩の敬語を改めさせようなんて、わざわざ気を悩ませる必要はありません。

注意するべきケース

年下から「ごめんなさい」と言われ、それをきちんと相手に注意する必要があるとすれば、その後輩が「お客様や取引先と接する機会がある」という場合です。

・私に言うのはいいとしても、取引先に「ごめんなさい」なんて言ってはいけない
・お客様には、きちんと「すみません」「申し訳ありません」と言わないとダメ

このように注意しておけば、業務上必要な指導の範疇なのでカドも立ちません。

まとめ

後輩から「ごめんなさい」と言われたからといって、あなたがモヤモヤを感じる必要はありません。

「そういう人もいる」と考え、軽く受け流すようにしましょう。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は恐縮ですがスルーされます。

PAGE TOP ↑