失礼?非常識?幼稚園のママ友の典型的なトラブルと回避方法4つ

公開日:  最終更新日:2017/08/10

ママ友

ママ友というと、ポジティブなイメージより、なんとなくネガティブなイメージが強いですよね?

そもそもママ友との共通点は「子ども」だけですから、本当の友達とはちょっと違います。

もちろんきっかけがママ友でも、その後、より親密になって親友と呼べる関係になる人もいるでしょうが、どちらかというとママ友はママ友以上に進展することは少ないものです。

またその関係も、気を使うことやトラブルに発展しそうなちょっと危ない?ものといえなくもありません。

ここでは幼稚園におけるママ友との付き合い方やトラブルを回避するための解決法や対処法を考えていきます。

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そもそもママ友は本当の友達ではない

ママ友は、学生の時の友達のように、自然に気が合って友達になったとか、自ら選んで友達になったという「自分の友だち」ではありません。

ママ友は、あくまで子供同士が同じ幼稚園に通っているというだけの間柄。

だからママ友の「友」には若干違和感を感じますし、心の中では「友だちじゃねぇよ!」と思うこともしばしばでしょう。

まぁそこまで攻撃的(口撃的)になる必要もないのですが、きっかけは単に子供が同じ幼稚園に入った結果お知り合いになったにすぎません。

つまり、親同士が友だちになったのではなく、「子ども同士が幼稚園で楽しく生活をするために、ママたちも仲良くしましょうね」みたいなものです。

もちろん、とあるママ友と気が合って、そこから長いお付き合いになり、親友と呼べる存在に発展するケースもあるでしょう。

でもそのケースはマイノリティーで、ほとんどのママたちは、ママ友との付き合いに気を使い、軋轢に疲弊しているのが現状です。

幼稚園が休みで子供が家にいて、24時間子供べったりの週末から解放されると、少しだけ気が楽になる一方、またちょっと苦手なママたちと毎日顔を合わせる1週間の始まりに、憂鬱な気分になる人も少なくないでしょう。

自分は苦手でも子供たち同士の仲が良ければ、そのママとはやはり会う機会も話す機会も多くなります。

それがママ友の付き合いの難しいところで、我慢はしていても毎日続くといつしか大きなストレスにつながります。

さりとて、可愛い我が子にそういったママ友間の軋轢や自身のストレスの影響が及ぶことは何が何でも避けなければなりません。

また、母親の憂鬱に子供が気付いたり、母親のつらい気持ちが子供に伝わってしまうのも避けたいところです。

そこでここは大人としてどのような対応を取るべきかと、どのような気構えでいるとあなた自身も楽に乗り切れるかを考えてみたいと思います。

幼稚園のママ友の典型的なトラブルと回避方法4つ

幼稚園のママ友同士で起きやすいトラブルの原因には、以下のような「ママ」が起因するケースが多いものです。

・無視を決め込むママ
・叱る・怒るポイントのずれてるママ
・自分だけのマイルールを振りかざすママ
・時間におかまいなく遊びに来るママ

ひとつずつ見ていきましょう。

無視を決め込むママ

幼稚園バスの送迎時、近所のママたちと一緒になりますよね?
そんな中、ほかのママたちに挨拶するわけですが、なぜかみんな無視。

「どうして? 私何か変なことでもした? 大人なんだから挨拶くらいしてくれたらいいのに…」

って戸惑ったり悲しくなったりします。

無視されると傷つくし後味悪いし、そうされた理由が思いあたらないとつい考え込んでしまいます。

何も思いあたることがない場合、それはあなたにとりたてて原因があるわけではなくて、単に意地悪されてるだけかもしれません。

「だったらこちらも!」なんて、自分も無視を決め込むと、雰囲気がなおさら悪くなるし大人気ありませんよね?

ここはひとつ大人の対応で、目を合わせなくていいので、サラッと「おはようございま~す」などと声をかけ、返事を待たずに(期待せず)その場をやり過ごして帰ってきましょう。

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無視されるのがどうしても耐え切れず嫌になったら、幼稚園バスの送迎を使わずにあなた自身がお子さんを送り迎えするという手だってありますから。

叱る・怒るポイントのずれてるママ

ママ友のお宅を訪ねたり、逆にママ友が子供を連れて遊びにきたりして、子供たちを遊ばせていると、時におもちゃの取り合いからケンカになることもありますよね?

そんな時、あなたは子供たち同士での解決と仲直りを望んでいたとしましょう。

ところがママ友ときたら、速攻で頭ごなしに「ダメじゃない!」と自分の子ではなくあなたの子を叱る…。

原因がどちらの子供にあるにせよ、頭ごなしに叱るのは納得できないし、それがなぜか我が子だとカチンとくる。

怒るポイントがずれてるママは、そもそも子育てに対する価値観があなたとは全然違います。

そういう人とは、一緒にいても楽しくないし、得るべきものもなく、ただイライラするだけかもしれません。
いっそのこと距離を置いて、お付合いを減らすのがよいでしょう。

イライラするような相手とはあまり近づかないのがママ友付き合いを上手にこなしていく基本です。

他に仲良くなれそうなママ友を見つけて、そういった価値観のずれてるママ友とは徐々に疎遠になるように心掛けましょう。

ただ、そういう人に限って、よく誘って来たり遊びに来たがったりするものです。

そういう時はご主人をだしに使って、「今日はパパと出かけるので」などと理由をつけて断ってみましょう。
何度か断っているうちに自然と離れていくものです。

仮に相手が鈍くて離れていかなくても、付き合いが1/3、1/4の回数になればだいぶ気が楽になるというもの。

自分だけのマイルールを振りかざすママ

ママ友の中には、自分だけの「マイルール」を振りかざすママが時にいるものです。

「わが家ではこうだから」とか「うちの主人はこうだから」といった排他的な狭い考え方で、そのルールを他人にも強要します。

周りは当然迷惑で、一般常識に則ってもそんな理屈は絶対に通用しません。

ママ友は先述の通り、子供が同じ幼稚園に通っているだけの関係。言わば友達ではなく母親同士の付き合いです。

人それぞれ考え方も違えば価値観も教育観も違うのだから、みんなの気持ちを汲んで「合わせる」ことが求められます。

それがどうしてもできない人とは付き合う必要などなく、あなた以外のママ友も自然と離れていくでしょう。

ただ、気をつけたいのは、知らぬ間に自分がそうなっていないかということです。
ここは十分に考えてみてほしいところですね。

時間におかまいなく遊びに来るママ

悪気はないのでしょうが、夕方遅くなってから遊びに来るお友だちとそのママ。

お土産にお菓子などを持ってきてくれるのだけど、そんな時間に子供にお菓子を食べさせると夕飯が食べられなくなってしまう…。

それにもう主人も帰宅するから夕食の支度もしなきゃいけないし、はっきり言って迷惑。

でも相手に悪気もないから面と向かってダメとも言えず、付き合っちゃうと何度も訪ねてくるようになって困っちゃう。

仮に親しくても「親しき中にも礼儀あり」です。

生活スタイルはそれぞれどのご家庭も違いますから、あなたに支障があるほどあまりに遅い時間なら、「今日はもうすぐ主人が帰ってくるから」などとやんわり断りましょう。

その際角が立たないように「○○さんのご家庭はご主人の帰りが遅いの?いいわねぇー 時間があって。亭主元気で留守がいいとはよく言ったもんね(笑)」などと笑い話にしてその場を和ませるようにしてみましょう。

また、あまりお付合いしたくない相手の場合も、露骨に断ると角が立つし、どこかで陰口をたたかれないとも限らないので、主人が、パパが、おじいちゃんが、おばあちゃんがなどと、言い方は悪いですが、家族をだしに使って上手にお断りする方法を模索しましょう。

まとめ

子供が幼稚園に通っている間は、どうしたって他の子のお母さんと接点を持たざるを得ません。

同じ幼稚園に通っているというだけの希薄な関係ですから、当然気が合う人ばかりじゃなくて神経が磨り減ることも少なくないでしょう。

もちろん先述のように、その希薄な接点から親友と呼べるようなお付合いに発展することもないではありませんが、通常は一過性のママ友同士で終わります。

気疲れすることも多いでしょうが、可愛い我が子のためと割り切り、子供に悟られることなく上手にママ友を演じてください。

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