ファミレスのドリンクバーでモヤモヤする3つのマナー違反
ファミレスなどのドリンクバーは、「ドリンクの値段だけで、何時間もお店にいられる」ということで、主婦や学生たちの強い味方ですよね。
しかし、こうしたドリンクバーで、「これだけはやってはいけない」というマナー違反行為があるのをご存知でしょうか。
今回は、ドリンクバーを使用する際に必ず心得ておきたい「3つのマナー違反」についてご紹介していきます。
順番を抜かす
ドリンクバーに限らず、あらゆる行列において、「順番抜かし」は絶対にやってはいけない行為です。
しかし、駅の切符や開店待ちの行列には誰もが自然に並ぼうとするものの、ファミレスのドリンクバーとなると、きちんと列を作らずに横入りや順番抜かしをしがちです。
これは、そもそもドリンクバーというものが、オープンな雰囲気のためでしょう。
よほど毎日混雑しているようなお店なら、「ドリンクバー用の順路」などをきちんと決めているところもあります。
しかし、大抵の場合ドリンクバーは、「どうぞご自由にドリンクをお取りください」みたいなノリですよね。
そのため、お客さんも「わざわざきちんと並ぶ必要はない」と考え、つい横入りをしてしまう…というわけです。
しかし、「横入り」や「順番抜かし」はドリンクバーにおける最大のマナー違反の一つですから、そんなことをすると、他のお客さんから白い目で見られてしまうでしょう。
せめて一声かけよう
でも、場合によっては…
前の人がなかなか決まらないので、その間にちょっと注がせてほしいというケースもありますよね。
特に、自分の前の人が小さな子供やお年寄りだと、「選ぶのに時間がかかる」というケースはよくあります。
この場合は、「すいません、先に注いでもいいですか?」と、声をかけるようにしましょう。
ここで相手が「はいどうぞ」と言ってくれれば、お互いに気分が良くなり、無駄なもやもやを生じません。
「後から来た人は、先に来た人の後ろに並ばなくてはならない」というのは、社会の最低限のマナーでありルールだからです。
他人のドリンクをもらう
また、複数のグループで、それぞれがドリンクバーを注文した際…
「他の人が持ってきたドリンクをもらう」というのもマナー違反です。
例えば…
あなたがグレープジュースを持ってきて、友人がオレンジジュースを持ってきたとします。
この時、友人が、
えっ、グレープジュースなんてあったの? 私もグレープがよかったなぁ…
ないと思ったから、オレンジジュースにしちゃった。あなたのグレープジュースくれない?
なんてことを言うのはマナー違反になります。
あなたも、こんなことを言われたら、「はぁ?自分で注ぎに行けば?」って思いませんか。
自分のものは自分で
なぜなら、ドリンクバーにおいては、「自分の飲みたいドリンクを自分が注いでくる」というのがルールだからです。
たとえ他人のドリングが欲しくなっても、これをもらおうとするのはマナー違反になります。
自分が注いで来たドリンクをまず飲み干してから、新しいドリンクを「自分で」注ぎに行くようにしましょう。
必要以上の砂糖やミルクを持って帰ってくる
よく学生などのグループでは、「全員が使う砂糖やミルクをまとめて持ってくる」というケースがあります。
しかし、これもマナー違反になりますので、やめておいた方がいいでしょう。
なぜなら、砂糖やミルクの個数などは人それぞれだからです。
各自が自分の必要なものだけを持ってくる…これがドリンクバーの基本ルール。
それに、もしも余った場合、「余った分を元のところへ戻す」なんてことをすると…周囲に「モヤモヤ」や「不快感」を与えます。
他人が一度触ったものをまた元の場所に戻すという行為は、見ていて気持ちの良いものではありません。
特に食品であればなおさらです。
多少面倒でも、やはりお砂糖やミルクは、自分がその時に使う分だけをもらってくるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、ファミレスなどのドリンクバーで、やってはいけないマナー違反の項目として…
1.順番抜かしや横入り
2.他人のドリンクをもらう
3.砂糖やミルクを必要以上に持ってくる
以上、3つのポイントについてご紹介してきました。
これらのマナー違反をしてしまうと、お店や周囲の人に対して無駄なモヤモヤを生じさせる恐れがあります。
くれぐれも、気をつけるようにしたいものです。
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