エアコンの温度が27度以下は危険?おすすめの冷え防止グッズ3選

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冷え対策

「職場でエアコン(クーラー)が効き過ぎていて、どうも体調が悪い」

と、悩んでませんか。

職場によっては、夏になると1日じゅうエアコンをつけているところも多いですから、長時間座っていると、体が冷えきってしまいますよね。

体の冷えは、放っておくと生理不順や便秘、むくみ、婦人病などの原因となりますので、エアコンによる冷えにはしっかり対処していく必要があります。

特に、夏の慢性的な便秘のほとんどは、エアコンが原因だと言われています。

そこで気を付けなければいけないのは、エアコンの温度設定です。

今回は、体の冷えを防ぐための、最適なエアコンの温度設定と、おすすめの冷え対策グッズについて、ご紹介していきます。

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温度差10度の法則

「温度差10度の重度の法則」という言葉があるのご存知ですか。

これは、室外と室内の気温の差が10度を超えると人は体調崩しやすくなる、という法則で、腸の健康のエキスパートである、医学博士の「松生恒夫」氏が提唱したものです。

この松生氏の医院で、夏に気温差が10度を超えた場合、患者が病気にかかる率が一気に3倍も増加したそうです。

現在では、この「温度差10度の重度の法則」は、体の冷えを防ぐための最も有効な知恵として、知られるようになりました。

エアコンの最適温度は28度

温度差を10度以下に保つ、という観点から考えると、エアコンの最適温度は、27度以上です。

人間の体温は、平均36度から37度前後ですから、これよりも10度も低い環境に身をおくことは、避けなければなりません。

そこで、エアコンの温度は、37-10=27。
つまり、28度以上が最適、ということになります。

また、エアコンの温度を1度上げるだけで、電気代は10%以上の削減になります。

冷え防止と節電のために、エアコンは28度以上と決めておくようにしましょう。

最も気を付けなければならないのは気温差

よく、体の冷え対策として、「冷たいものを食べない」と言われますよね。

しかし、たとえキンキンに冷えたジュースであっても、そのジュースを1時間も飲み続ける、というような人はいません。

飲んでもせいぜい、ペットボトル1本ぐらいですよね。

人の体は、「体温を一定に保とう」という働きがありますから、冷たいものを飲んだからといって、体温が一気に下がるようなことはありません。

数分も経てば、ジュースで冷やされた体は、元の体温に戻ろうとします。

しかし、室温はそうではありません。

1時間も2時間も、下手をすると、朝から晩まで1日じゅうエアコンの冷たい空気を浴び続けてしまうことになります。

真夏の室外と室内の温度差は15度以上!

特に最近は、ヒートアイランド現象により、都市部では外気温が極端に高くなり、40度を超えてしまうことも、少なくありません。

気温40度に対し、エアコンは25度以下。じつに、15度以上の温度差となります。

15度以上も温度差のある環境に1日じゅう詰め込まれてしまうと、体は冷え切って、体調を崩す可能性が格段に上がってしまうんです。

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エアコン対策に有効なおすすめグッズ3選

次に、真夏のエアコン対策に有効な、おすすめのアイテムをご紹介していきます。

腹巻

真夏のエアコンによる冷え対策に最も効果的なのは、腹巻です。

お腹が痛くなった時、お腹を押さえると、痛みが和らぐことがありますよね。

これは、お腹を温めることで胃腸が活性化し、体内で痛みの元を和らげようという働きが起こるからなんです。

体全体の免疫細胞のうち、実に60パーセント以上が腸に集まっているのをご存知でしたか?

そのため、胃腸が温まると、免疫細胞が活性化し、体の免疫力を上げることができるんです。

お腹は、できるだけ冷やさないようにしなければなりません。

最近は、外から見ても全く分からないような薄手の腹巻も販売されていますので、夏場は腹巻を携帯して、エアコンでお腹を冷やさないようにしてください。

もこもこの靴下

お腹の次に、冷えに気をつけたいのは、足元です。

特に女性は、靴下を履かずに裸足でヒールを履くことも多いですから、その状態でエアコンの効いたオフィスに入ってしまうと、足元が冷やされ続けてしまいます。

そこで、ヒールの靴は、通勤時にだけ履くようにして、オフィス内では、もこもこの靴下とスリッパに履き替えようにしましょう。

「夏場に、もこもこの靴下なんて、ちょっとオーバーなんじゃないの?」

と、考えてしまうかもしれませんが、足元の冷えを侮ってはいけません。

心臓から最も遠いつま先は、体の中でも最も体温を上げにくい箇所です。

そのため、寒い環境に長くいると、足元が慢性的に冷えてしまうことになります。

「夏なのに防寒?」ではなく、夏だからこそ、防寒対策が必要なんです。

もこもこの靴下を活用して、つま先をできるだけ冷やさないようにしましょう

ケータイマグ

冷え対策を万全にするために、夏場は冷たい飲み物をあまり飲まないようにしましょう。

そこでお勧めは、紅茶など、熱い飲み物を入れた魔法瓶を携帯しておくことです。

近年では、持ち運びに便利な小型の魔法瓶は「ケータイマグ」と呼ばれていて、夏場の必須アイテムの1つになっています。

熱いお茶は、体を中から温める効果がありますので、冷え対策には快適です。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、エアコンの効きすぎで体調を崩ししまう最大の原因として、「温度差10度の法則」というものをご紹介しました。

室内と室外の気温差が10度を超えてしまうと、体内、特に大腸の免疫能力が低下して、人は体調を崩しやすくなります。

そこで、エアコンの温度は、28度以上に設定しておくようにしましょう。

また、エアコンによる冷えを防ぐための、おすすめアイテムとして、

●腹巻
●もこもこの靴下
●魔法瓶

の3つをご紹介しました。

真夏の暑い時期に、体の冷えを心配しなければいけないなんて、なんとも皮肉な話ですよね。

冷えは、万病の元です。

夏場はしっかり冷え対策をして、体を冷やしすぎないよう、くれぐれも気をつけてくださいね!

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