寒いときにカイロを貼るベストな箇所と疲れ対策。冬季うつも
寒いと何もヤル気がなくなってしまいますが、早く体を温めるのにはどうすればよいのでしょう?
また寒い時期のの方が疲れやすいくて疲れが取れない気がしますが、それはどうしてなんでしょうね?
今日は寒い時期の色んな対処法について調べていくことにしましょう。
寒い時に温めると良い場所は?
1度体温が下がってしまうとなかなか温かくならないのですが、そんな時はどうすれば良いのでしょう?
寒い時に温めると良い身体の場所について調べてみましょう。
寒い日には必需品のカイロですが、
どこを温めれば効果的なのかというと…
・首の後ろ
首は寒さを感じやすく体温が1番逃げやすいところです。
貼るカイロがあれば首の付け根(背中の1番上)辺りに貼り付けると良いですよ。
カイロが貼るタイプじゃない場合は、薄手のマフラーやスカーフに包んで落ちないようにして首の後ろを温めるようにしましょう。
・仙骨周辺
仙骨というのは背骨と腰の間の骨盤の中心の部分にある骨のことで、下半身の血管や神経が集まっています。
そこを温めると足先の冷えも改善されます。
・腕の付け根
寒さで腕がダルイという人や肩がこるという人は、肩甲骨と上腕骨を結ぶ小円筋にカイロを貼って温めると良いでしょう。
・肩甲骨の間
肩甲骨の下辺りで背中の真ん中にカイロを貼ると、肩周辺の筋肉が解れて血行が良くなります。
その結果、全身が温かくなりますよ。
・右胸の下
右胸の下辺りには肝臓があり、そこを正面からと背中側からと挟むようにして温めるとより効果的で、寒さから慢性疲労を感じているような人には最適です。
・下腹
おへその下辺りの位置にカイロを貼ると良いです。
お腹を温めると内臓の働きが良くなって体温が上昇します。
・おしり
おしりを温めることで血行促進や冷え性改善の効果が期待できます。
・くるぶしの上
内側のくるぶしの指4本分上にある三陰交というツボの部分を温めることで、下半身の冷えが改善されます。
・足の裏
底冷えするような寒さの時は、足の裏を温めることで足先から温かくなります。
以上のようなところを温めると良いでしょう。
寒いと疲れやすい。対処法は?!
冬場の寒い時は疲れがとれにくく、慢性疲労になるケースも多いのですが、慢性疲労が続くことで免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなってしまいます。
寒され疲れがたまって体調が悪くなると筋肉の痙攣や局所の冷感、顔面蒼白、水溶性の下痢、腰骨や四肢の冷感などの症状が現れることもあります。
どうして寒いと疲れやすいのかというと、寒いことで血行不良に陥って筋肉が硬直してしまうことから体力的にも疲れやすくなります。
また、体温を維持しようとして自律神経が活発に働くようになり、そのせいで過労状態になってしまうんですね。
冬場は夏場に比べると寒いせいで寝つきが悪くなったり、交感神経が刺激されて目が覚めてしまって睡眠不足状態が多くなり、結果疲れが溜まってしまいます。
そんな疲れが溜まりやすい冬場を乗り切るには…
・朝食をきちんと摂る
朝食を抜いたり、栄養バランスが悪い食事をしていると、体に必要な栄養素が不足して疲れを招く結果になります。
食物繊維や炭水化物を積極的に食べるようにしましょう。
・酵素の摂取
酵素には食べ物の消化や分解を助け体内の毒素を排出する効果があります。
これが不足してしまうと便秘や冷え性、慢性疲労になりがちなので積極的に酵素を取り入れるようにしましょう。
酵素を多く含む食べ物としては、キウイやバナナ、パイナップル、アボガド、人参、小松菜、大根、ヨーグルト、豆乳などです。
・体を温める
冬場に疲れやすい1番の原因は冷えなので、体の中心部分を温めるようにします。
また、ウォーキングをしたりスクワットをしたり腹筋運動をして筋肉量を増やすことで体内が温かくなります。
・湯船につかる
シャワーで済ませていると疲れの物質「乳酸」が溜まって疲れがとれなくなってしまいます。
ぬるめのお湯に20~30分は浸かるようにしたいものです。
・グッスリ寝る
寝る直前まで携帯やテレビを見ないようにしたり、部屋が寒い時は寝る前に温めおいたりしてグッスリ眠ることが大事です。
寒くなると眠くなる病気がある?!
夏場に比べると冬場はどうしても気分が落ち込みがちですが、それは寒いからだけではなく「冬季うつ」かもしれません。
寒いと布団から出たくなかったり疲れが溜まったりして、とてつもない眠気が襲ってくる場合がありますが、慢性疲労や眠気が生活に支障をきたすケースが多くなると、それは「冬季うつ」の可能性があります。
冬季うつの症状としては…
・不眠
・10時間以上眠ってしまう
・1日中眠くて朝起きることもできない
・不安感や少しのことでもイライラしてしまう
・集中力がなくなる
・炭水化物や甘い物の摂取が増えて体重が増加する
・何事も面倒くさくなる
・何をしても楽しめず、悲しくて泣いてしまう
・自己嫌悪に陥る
などがあります。
冬季うつは冬場に憂鬱になってしまうもので、別名「季節性感情障害」と呼ばれています。
秋口に症状が悪化し、春先に症状がなくなるような状態が2年以上続くようなら、冬季うつと言えます。
冬季うつの特徴は過眠や過食の症状が出ることで、一般的な鬱とは違って精神的な問題がなくても季節の変化で症状が現れます。
冬季うつだということに気付かずに、春先までそのままの状態で過ごすという人が多いようです。
冬季うつを防止するには…
・朝起きて太陽の光を浴びるようにする
・ストレスを溜め込まない
・しっかりと栄養を摂る
などに注意をして生活をすると効果的です。
いずれも普通のことで、難しいことではありませんのでぜひ実践しましょう。
冬季うつは自分では気付かないことが多いのものです。
しかっし、辛い症状は春先まで続くので、過眠や過食の症状が気になるようなら冬季うつを疑ってみましょう。
まとめ
冬場は夏場に比べると疲れやすい気がしていましたが、それにはきちんと理由がありましたね。
冬季うつにならないためにもしっかりとしたケアを行うようにしたいものですね。
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