足がつる原因と対策&激痛の解消法。足がつるのは病気の暗示?
運動をしている最中や就寝中に突然足がつった経験がある人は多いのでは?
寝ている時なんかは本当にビックリするし、あの何とも言えない激痛には耐え難いものがありますよね。
どうして足がつるといった現象が起きるのでしょう?
その原因と対処法についてまとめました。
足がつる原因とその対策について
足がつった経験がある人は多いと思いますが、あの状態の時、患部では一体どんな事が起こっているのでしょう?
足がつるのは筋肉の痙攣です。
そのとき筋肉や周りの筋が許容範囲を超えて伸びてしまっています。
「こむら返り」とも呼ばれ、その症状は数分間続きます。
足がつる原因として考えられるのは…
・肉体疲労(筋肉疲労)
普段あまり使っていない筋肉を突然使ったりして、筋肉に強い刺激が加わった際に起きます。
それに加え、汗をかいたのに水分をしっかり摂らなかったり、汗を放置したせいで身体が冷えてしまったり、脱水症状での電解質の乱れなどの原因が重なって足がつります。
・栄養不足
カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、ミネラル、カリウム、タウリン、ビタミンB1などの栄養素が体内で不足すると、筋肉や神経が興奮したり疲労を感じやすくなって足がつります。
大きく分けて上記の二つが原因として考えられます。
その他、複数の要因が重なることで足がつりやすくなります。
足がつらないようにする為の対策としては…
・高い濃度の電解質を摂る
ボカリスエットなどのスポーツドリンクで補う
・身体を温める
夏場でもお風呂に浸かって20分は身体を温める
・水を飲む
1日に1リットル以上、ミネラルが入ったものを飲む
・バランスの良い食事をする
・マッサージをする。
疲労物質を溜めないようにリンパマッサージやストレッチをする
・十分な睡眠をとる
1日、平均6時間以上
以上のような対策を心がけて、足がつらないように身体のケアをしてあげる必要があります。
病気が原因で足がつる?!
よく足がつる人はそれに慣れてしまっていつしか普通のことのように思えて、足がつっても「またか…」と半ば諦めモードだったりします。
しかし、足がつる = 怖い病気のサインかもしれないという事を頭に置いておいて下さい。
足がつるという症状が現れる病気というのは、
・糖尿病
・脳閉塞
・肝硬変
・腎疾患
・甲状腺機能低下症
・閉塞性動脈硬化症
・椎間板ヘルニア
などがあります。
糖尿病の人は足がよくつるという話しを聞いた事があるかもしれませんが、これは糖尿病の人は血糖値が高く電解質のバランスが乱れているというところからきています。
このように、足がつるという事象が病気の症状として現れていることもあるのを忘れないようにしましょう。
よく足がつると感じている人は要注意です。
足がつる症状以外に喉の渇き、手足の痺れ、歩行障害、腰痛、むくみ、片側の手足の麻痺、言葉のもつれなども併発したら病気の可能性を疑ってみましょう。
足がつった時の激痛を素早く取る方法
足がつると何とも言えない激痛が走り、早くその痛みを取りたいと思うもののどうしようもないことってありますよね?
睡眠中に足がつった時なんかは最悪で、一瞬自分の身に何が起こっているのか分からなくなります。
足がつった時にどうすれば痛みが取れるのか、その方法について調べてみました。
簡単に言うと、足がつっている時は筋肉が収縮して痛みが出ているので、その収縮している筋肉を伸ばしてあげれば痛みは緩和します。
もし急に足がつってしまった場合、周りに誰かいれば足を伸ばした状態で足首を身体の方に曲げるようにして足裏から押してもらえば楽になります。
周りに誰もいなくて一人の場合は、タオルを足先にかけて身体の方に引っ張れば自然と筋肉が伸びます。
壁に足の裏をつけてふくらはぎを伸ばすのも良いでしょう。
立っている場合は、つっていない足を前にして重心を前にしてアキレス腱を伸ばすとふくらはぎが伸ばせます。
このように、方法は簡単なので焦らないことが大切です。
また、筋肉を伸ばす際にはゆっくり伸ばすようにします。
無理やり一気に伸ばしてしまうと筋断裂してしまう恐れがあるので気を付けないといけません。
痛みが引いた後もそのまま放置しないで、患部を蒸しタオルで温めたり、軽くマッサージをするなどして筋肉を回復させてあげるようにします。
まとめ
足がつると一瞬焦って無駄にもがき苦しむ事がありますが、落ち着いて対処すればそんなに慌てるものではありません。
足がよくつるという人は他の症状が無いかも自己チェックして、もし心当たりがあるようなら注意が必要です。
足がつって治ったのはいいんだけどそのまま放置していたら翌日足が痛い… なんてこともよくありますが、それは足がつった後のケアをしなかったからです。
収縮して緊張してしまった筋肉をきちんとほぐしてあげる事が大切です!
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