ボトックス注射とは?ボトックス注射の効果と副作用について

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ボトックス注射

ボトックス注射という名前、聞いたことはありますが、どんな注射なのでしょう?

美容に効果的とも聞きますが、具体的な効果や副作用の有無など気になります。

そんなわけで、今日はボトックス注射についてまとめてみました。

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ボトックス注射って何?

ボトックス注射の製剤は、ボツリヌス菌に溶解剤を加えて濃度を調整したものです。それを直接注射します。

ボトックスは1970年頃から神経内科の治療として用いられてきました。
日本でも1997年に眼瞼麻痺の治療薬として厚生労働省の認可を受けています。

ボトックス注射が美容治療に使われ始めたのは1980年代後半のことで、現在では70もの国で使用されているわりとメジャーな注射です。

ボトックス注射をするとどれ位で効果が現れ、持続期間はどの位なのかというと、注射するとすぐに神経に取り込まれますが効果が現れるのは注射をしてから2~3日後です。そして、その効果は3~4ヶ月は継続します。

しかしボトックス注射は意外と高価な注射で、注射する部分や使用する量によって値段は変わってきますが、数千円から数十万円と幅広い金額設定になっています。

高額なボトックス注射を注射し続けるというのは金銭的に大変ですが、安易に安くて質の悪いボトックス注射をすることのないように気をつけなければいけません。

ボトックス注射の効果は?汗に効果が?!

ボトックスを注射することで筋肉を支配する神経をマヒさせ、固くなった筋肉を弛緩させることができます。
それにより以下のような効果が得られます。

【病気の改善】
・眼瞼痙攣
・片側顔面痙攣
・痙性斜頚
・上肢・下肢痙縮
・小児脳性麻痺

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【美容効果】
・シワの改善、予防
・小顔効果

また、ボトックス注射は「メスを使わない多汗治療」としても用いられ、ワキに注射を打つだけの簡単な方法で多汗症が改善されるとして注目されています。
具体的には、ボトックス注射を打つことで臭いの元となるエクリン汗腺の働きを弱め、臭いと汗を軽減してくれます。
その効果は半年~1年ほど継続すると言われ、繰り返し使用していくことで徐々にその期間も長くなります。

ボトックス注射の副作用について

美容にも多汗症にも効果のあるボトックス注射ですが、気になるのは副作用についてだと思います。

ボトックス注射の副作用の例は以下の通り。

・局所顔面神経麻痺
患部の筋力低下が原因で笑顔が不自然になったり、瞼や眉毛が垂れ下がる、視界が悪くなる、物が二重に見えるなど。

・顎に力が入らなくなる
エラの治療をした際に一時的に顎に力が入らなくなることがある。

・痛み
注射の際の痛みや内出血、注射跡。

とは言えそんなに怖いことはなく、ボトックス注射の副作用は一時的なもので、適切な量やきちんとした製剤を注入するなら大きな問題はないようです。
しかし、中には大量のボトックス注射をしたことで軽い頭痛を起こす人もいて、酷くなると吐き気やめまい、高熱などのアレルギー症状を引き起こしてしまうケースもあります。
ボトックス注射はアレルギー反応をほとんど起こさないと言われていますが、中にはアレルギー反応を示す人も稀にいるということを忘れてはいけません。

まとめ

ボトックス注射は美容や多汗症に効果の見込める注射です。
必要があれば試してみるのもいいかもしれませんね。
ただ、副作用もないわけではありませんので、初めての人は医師と相談の上、様子を見ながら行うと良いでしょう。
それと、安くて質の悪いものに手を出すことのないよう気を付けましょうね。

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