生ごみの悪臭の原因は?ポイントを抑えて身近な物で対策しよう!
生ごみの臭いって本当に嫌ですよね・・・
ちょっと放置すると「プ~ン」とすさまじい悪臭がした経験は誰にでもあるはずです。
生ごみ処理機があればよいですが、置く場所が無かったりして家庭に無い場合もあります。
1年中臭いますが、特に夏場は臭いがキツくて嫌になりますよね。
ここでは、生ごみの悪臭に悩むあなたへ原因と対策をご紹介したいと思います。
生ごみの悪臭の原因
生ごみから発せられる悪臭の原因は「嫌気性微生物(けんきせいびせいぶつ)」の活動によるものだと言われています。
「嫌気性微生物」は、酸素の無い状態で生ごみを分解する際に、悪臭を放つのが特徴です。
さらに、湿気を好むため、梅雨~夏に大繁殖してしまいます。
水分を沢山含んだ生ごみを袋に密閉して捨てれば、「嫌気性微生物」の格好の住処となります。
生ごみの悪臭を抑えるポイント
「嫌気性微生物」の活動を抑えること=生ごみの悪臭を抑えることに繋がります。
生ごみが出たら、下記の4つのポイントを抑えて「嫌気性微生物」の活動を阻止しましょう!
【1.水分をしっかり切る 】
調理後の野菜くず等、濡れたまま捨てずに、三角コーナー等で一度水気を切ってから捨てましょう。
排水溝のごみ受けもすぐに取り除いた方が良いです。
【2.風通しの良いところにおく 】
基本は乾燥させることです。すぐに密閉してしまうと、あっという間に悪臭が漂います。
【3.温度を下げる 】
日の当らない場所に保管して、温度が上がらないようにしましょう。
【4.そもそものゴミの量を減らす 】
毎回ゴミの収集日に必ず捨てることで、ゴミを貯めないようにしましょう。
身近な物で生ごみの悪臭対策をしよう!
4つのポイントを抑えた前提で、プラスアルファのお勧めの対策をご紹介します!
家にある身近な物を使って簡単に出来るので、試してみる価値アリ!ですよ。
・新聞紙でつつむ
野菜くず等をそのまま新聞に包んで捨てます。
新聞紙が生ごみの水分を吸収する上に、新聞紙のインクが消臭効果を発揮し、臭いを抑えます。
・コーヒーかすを少量混ぜておく
コーヒーかすは 家庭用消臭剤に使われている活性炭と良く似た構造をしています。
ゴミ袋の中に、乾かしたコーヒーかすを少量振りいれて混ぜると、臭いを抑える効果があります。
・重層をふりかける
重層はアルカリ性のため、酸性の生ごみから発する悪臭を中和する作用があります。
・お酢をかける
生ごみに吹きかけると、お酢の抗菌作用で菌の繁殖を抑えてくれる効果があります。
・冷凍してしまう!
生ごみといっても、発生した時は野菜くずです。
すぐに冷凍し、ごみの収集日にそのまま出すだけでよいです。
冷凍庫に入れる行為が気にならなければ、一番簡単な方法ですね。
最後に
暑い時期も、工夫次第で臭いを抑えられるかもしれません。
これから暖かくなる季節、早めに生ごみの悪臭対策を始めましょう!
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