態度が横柄で偉そう…パワハラ上司があなたを見下す3つの心理
「どうしてうちの上司は、あんなに態度が偉そうなんだろう…」
「どう考えても、パワハラじゃないの?」
と、悩んでいませんか。
部下に対して偉そうな態度を取ったり、部下の人格を否定するような発言をする人っていますよね。本当に、頭が痛い問題です。
今回は、そうした横柄で偉そうな態度を取る、いわゆる「パワハラ上司」の3つの心理と、その対処法についてご紹介していきます。
なぜ偉そうな態度をとってしまうのか
世の中には、部下に相談された時に、明からさまにため息をついて部下に不快感を与えたり、部下の人格を否定するような暴言を吐いたりするような上司がいます。
世間では、こうした行為は「パワハラ」と呼ばれ、社会問題にもなっています。
こうしたパワハラ上司に共通する最大の特徴は、「部下への態度が偉そうである」という点です。
では、一体なぜ、パワハラ上司はいつも偉そうにしているのでしょうか。
理由は、大きく分けて3つあります。
1:長年虐げられてきた
最も考えられるのは、あなたの上司自身がこれまでにずっとパワハラを受けてきた、というケースです。
基本的に、人は自分がされたのと同じことを他人に対してしてしまうものです。
例えば、虐待されて育った子が大きくなって自分の子を虐待する… というのは、その典型例です。
そう考えると、もしかしたらあなたの上司も、入社以来ずっと上司や先輩たちから虐げられ続け、その怨念が積もりに積もって、あなたにパワハラをしている可能性があります。
そのため、もしもパワハラ上司から横暴で失礼な言動をされたときは、「この人は、ずっと周囲からこんなことを言われ続けてきた可哀想な人なんだな」と、考えておくようにしましょう。
2:今の生活が不満だらけ
あなたに対しパワハラまがいの態度をとってくる上司は、家庭など社外の生活で、かなりの不満を抱いている可能性があります。
そして、その不満を解消するために、あなたを見下し攻撃して、自分の心の平静を保っているわけです。
なんとも、迷惑な話ですよね。
でも、私生活の不満を他人にぶつける、というケースは実際によくあります。
私生活の不満を、自分よりも立場が低い人にぶつける
例えば、アニメやドラマなどで、「先生が朝、家で奥さんと喧嘩をしてきて、そのせいで1日中機嫌が悪くて生徒に当たり散らす…」というようなシーンを見たことありますよね。
これは、私生活の不満を職場に持ち込んで、自分よりも立場の弱い人間にその不満をぶつける、という典型です。
つまり、あなたの上司は、これと同じことをしているということです。
人を見下すのは、自分がうまくいっていないから
基本的に、幸福を感じている人というのは、他人を見下すようなことはしません。
日々の生活に不満を抱いている人ほど、他人を見下して偉そうな態度を取り、自分が少し上がった気になる、ということなんです。
3:劣等感の塊(かたまり)である
劣等感が強い人は、その劣等感を解消するために、わざと自分よりも立場の弱い人に対して偉そうな態度をとろうとします。
「劣等感」というのは、ご存知のように「自分は他人に比べて劣っている」という感覚のことですが、一般的に「自分よりも立場が弱い人に対して偉そうな態度を取る人」というのは、往々にしてこの劣等感がかなり強い人です。
つまり、あなたのパワハラ上司は、「自分が周囲よりも劣っている」と感じている可能性が高く、あなたに偉そうな態度を取ることによって、心のバランスを保とうとしているというわけです。
でも、劣等感の裏返しで他人を虐げたところで、劣等感は解消されるどころかますます募ってしまいますよね。
そしてまた他人を見下す…という、不毛な悪循環です。
そんな劣等感の塊のような人間に対して、まともに相手をしてもあなたが疲れるだけです。
かわいそうな人を見るような目で、ただぼんやりと眺めておくようにしましょう。
進むも地獄、退くも地獄
「上司のパワハラがつらすぎて仕事を辞めたい…」と、考える人は多いです。
でも、ここであなたが知っておかなければならないことが1つあります。
それは…
「やめてもやめなくても、つらい状況には変わりはない」ということです。
今の職場をやめれば、確かにパワハラ上司から離れることはできますが…、新しい仕事を探したり、新しい職場で仕事を一から覚え直す、という別のリスクを抱えることになります。
しかし、転職のリスクを恐れて、今の職場で「パワハラ上司を我慢し続けなければならない」というのも、転職と同じくらい大きなリスクです。
これがいわゆる、「進むも地獄、退くも地獄」という状態です。
ですので、この問題は安易に結論を出すべきではありません。
あなたの将来の展望をよく見据えた上で、周囲の人達の意見も聞きながら、慎重に考えるようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、パワハラ上司がなぜ、横暴で偉そうな態度を取ってしまうのか、その理由として…
1. 長年虐げられてきた
2. 私生活が不満だらけ
3. 劣等感の塊である
以上3つのポイントについて、ご紹介してきました。
パワハラをする人というのは、人間的にとても小さく、つまらない人間であることがほとんどです。
こんな人に毎日悩まされるなんて、本当に馬鹿馬鹿しいですよね。
「パワハラをする人は、哀れな人」と考えて受け流すか、あるいは、どうしても我慢できないなら、いっそのこと転職も視野に入れて慎重に検討しましょう!
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