社会人1年生の新年の挨拶回りのマナー。時期や手土産、滞在時間

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社会人1年生の新年の挨拶回り

会社に入って初めての年始の挨拶まわり。
さて、いったいどのようにすればよいのでしょう?

・何日頃まで行けば失礼にあたらないのか?
・手土産はどんなものがいいのか?
・何分位で失礼するのがマナーに反さないのか?
・目当ての相手がいない場合はどうすればいい?

などなど、分からないことだらけ。
そんな社会人1年生に必要な年始のビジネスマナーをまとめてみました。

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年始の挨拶はいつ頃までにすればいいの?

社会人1年生にとって、営業回りで訪れる取引先への年始の挨拶は特に重要です。
では、いったいいつ頃までに年始の挨拶を済ませたらマナー違反にならないのでしょうか?

一般的には1月7日まで、つまり松の内に行くのがマナーとされています。

訪れる際は、相手も忙しいはずなので手短に済ませたほうがいいでしょう。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
と頭を下げながら丁寧にご挨拶します。

もしも何らかの事情で、1月7日の松の内までに行けなかったら、小正月の1月15日までに行けばいいとされています。

ただ、松の内も過ぎればお正月気分も抜けていますから「あけましておめでとうございます」ではなく、「昨年は色々とありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。」と言う方が無難です。

年始の挨拶で喜ばれる手土産

では、年始の挨拶の手土産に持っていくものはどんなものが喜ばれるのでしょう。

まず先に、あまり喜ばれないものとして「日持ちのしないもの」が挙げられます。
時期的に会社にまだ出て来ていない人もいるかもしれないし、新年早々すぐに出張に行っていない人もいるかもしれません。
ということで、持っていくなら「日持ちするもの」が賢明です。

相手の会社の人数なども考慮にいれて、クッキーやマドレーヌ、洋菓子やおせんべいなどを持って行くと喜ばれます。
中身が個包装になっていると各人に1つ1つ配ることができるので気が利いていますね。

また、訪問先の会社によっては、お菓子以外の選択肢も考えられます。タオルやハンドソープなどが喜ばれることも多々あります。

ちなみに、手土産は包装紙の上にのしを付けて、お年賀で水引の下に会社の名前を入れます。

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やはりご挨拶の一環として手土産を持って行く方が、カッコもつくし喜ばれるうえ常識的で心象も良いでしょう。
とはいえ、持参する手土産があまりにもイケてないとセンスを疑われますので、「かたちばかりの年始の手土産」と気を抜いてはいけません。
ここはあなたを印象付けるためにもよく考えてセンスの良い選択をしましょう。
女性が多い会社なんかでは女性受けするものなんかもいいですね。

サラリーマンは忙しい。滞在時間や不在の場合は?

忙しいサラリーマン。
あなたも挨拶回りで訪れるところがたくさんあって忙しいことでしょうが、忙しいのは相手先にしても同じ。

では、ご挨拶に伺ってどのぐらいでおいとますればよいのでしょう。
また、アポなしで訪れた場合など、お目当ての方がたまたま不在ということもあるかもしれません。
アポを取っていっても、突然の急用などで不在ということも絶対ないともいえませんしね。

まず、訪問して失礼する時間の目安ですが、概ね30分ぐらいが無難です。
相手が忙しそうだったらもっと早く切り上げてもいいでしょう。相手の反応次第で臨機応変な対応が求められます。

とにかく、相手も忙しいしお年賀に行くあなたも回るところが色々あってすごく忙しいはずだから、失礼にならない程度に早々に切り上げるのが大事です。

また、約束してあった相手が急な仕事や何らかの事情で都合が悪くなり、会社にいないといった場合には、「謹賀新年」などの朱印をした名刺と共に手土産やパンフレットなどを受け付けに渡して帰りましょう。
後日時間をとってもらえた時や、新年最初に会えた時には、「昨年は色々お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします」と丁寧にご挨拶するのがマナーと言えます。

もしも新年に自宅に招かれたら、手土産を持参し、まずは玄関の外でコートを脱いで手に持ちます。
家の中に通されたら玄関で履いていた靴を脱いで揃えて反対向きに置き、その後きちんと正面を向いて「つまらないものですが…」と手土産を渡しましょう。
奥へ通されたら粗相のない対応を心掛けるのもちろんのこと、長居は禁物。
一通り話が終わったら「それではそろそろ失礼いたします」と言って帰るようにします。
そわそわして腰が落ち着かないのもまずいですが、調子に乗って長居することのないようにくれぐれも気を付けたいものです。

まとめ

年始の挨拶について一通りご説明しましたが、だいたいご理解いただけましたでしょうか?

相手に失礼のないように振る舞うのが社会人のマナーです。
お互い忙しい身ですから、長時間の訪問はできるだけ避けましょう。
相手が「まだいいから」と言っても社交辞令として受け止め、「お忙しいでしょうからそろそろ失礼します。」と言っておいとまします。

社会人1年生にとって年始の挨拶は大事な行事です。
かかさないだけでなく、マナーをわきまえて、新年から相手に好印象を与えたいものです。

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