辞めたいのに辞められない人必見!巷で話題の退職代行ビジネスとは

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退職代行ビジネスとは

「退職代行」という言葉を聞いたことはありますか。

2015年頃から、突如、彗星のごとく登場したサービスで、その後、瞬く間に多くの支持者に受け入れられています。

そこで今回は、巷で話題の「退職代行ビジネス」についてご紹介していきたいと思います。

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「退職代行」がトレンドワード入り!

「退職代行」というサービス自体は、2015年頃から弁護士事務所などで実施されていたのですが、一般にはそれほど浸透していませんでした。

ところが、2018年、この退職代行サービスのPR画像がツイッターに投稿されたんです。

話題になったのは次のツイートです。

このツイートはたちまち全国へ拡散され、その日のうちにツイッターのトレンドワード入りを果しました。

これはつまり、日本中でそれほど多くの人が「退職したいのにできない」という悩みを抱えていた… ということを示しています。

退職代行のシステムは?

システムは、至ってシンプルです。

依頼料は、数万~5万円ほど。

依頼したその日から、依頼者は職場を訪れる必要はなく、退職代行屋さんが退職手続きをすべて代行してくれる、というサービスです。

「辞めたい」と悩んでいる人は、退職を切り出す勇気がない場合が多いので、「もう会社に行かなくてもいい」というのは、かなりありがたいですよね。

弁護士を通じて退職金や未払い賃金の交渉などをしてくれるところもあり、「5万円出しても元が取れる」と評判になっています。

本来、退職金や未払い賃金などは従業員が受け取るべき正当な権利です。

そう考えると、「退職代行料を払っても、元が取れる」というのも、本来はおかしな話なんですね。

しかし、未払い賃金があるのに泣き寝入りしている状況に比べたら、

・本人は会社に顔を出す必要もなく
・退職金や未払い賃金なども回収してもらえる

こういったサービスですから、代行料を支払っても、その方がよっぽど良い!というわけです。

ネット上の評判は意外に良い

このツイートに関連して、様々な興味深い返信も投稿されています。

代表的なものをいくつか見てみましょう。

「円満退職」という幻想

今は退職代行業者なんてあるみたいだから、これ使って会社に行かずプロに任せるほうが良さげかも。
(円満退職なんて)必要ねぇんだよ!

「円満退職なんて必要ない」…これは、ほんと、その通りですよね。

そもそも、「円満退職」なんていう言葉が生まれたのは、戦後バブル期の頃、会社と従業員が「一生の付き合い」だった当時の話です。

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会社の中では全員が家族ぐるみで一生付き合っていくわけですから、辞める時もカドを立てずに円満に退職していきましょう、という昔の価値観です。

しかし今の現代、円満に退職することは必要でしょうか。

パワハラ上司からさんざん虐げられ、自由を奪われ、精神的苦痛を与えられ続けた結果…

最終的に「もう辞めたい」という決断をしたのですから、そんなパワハラ上司と、今後「円満に」付き合う必要なんて、これっぽっちもありませんよね。

むしろ、二度と顔も見たくないか、次に会ったときには思いっきり顔面でも殴ってやろうか?といった気持ちのはずです。

そんなパワハラ上司と気まずくなろうが、職場が困ろうが、そんなことは退職者の知ったことではありません。

今すぐ辞めたい。
でも切り出しにくいから代行屋に頼んでスッパリ辞めてしまおう!

というのは、ある意味、時代のニーズに非常に合致したサービスだと言えます。

時代の最先端

これを始めた人は目の付け所が良過ぎる…

これは正にその通りですだと思います。

「退職手続きは代理人でもできる」なんてことを普通の人は知りません。

「本人が直筆で辞表を書かねばならない」というイメージが世間では出来上がっていますよね。

しかし、弁護士が従業員の代理人となって会社に退職の旨を伝えるのは法律でも認められていますから、このサービスは、非常に目の付け所が良いというか、まさに時代の最先端というわけです。

ある意味悲しい?

こんなビジネスが確立するのはある意味悲しい…

これまた、その通りです。

退職代行ビジネスが成立するということは、それほどまでに「退職の手続きを誰かに代行して欲しい」と感じている人が多いという現れです。

現代は、「買い手市場」なんていう生易しいものではありません。

「ブラック企業」という言葉が示している通り、従業員はますます虐げられ、それこそ「社畜」のような生き方を余儀なくされています。

会社から、肉体的にも精神的にも支配されているため、「辞めたいと思ってるのにそれが言えない」という状態を強いられているんです。

だからこそ、「明日からもう会社に行かなくても良い」というサービスがビジネスとして成立するのでしょう。

まとめ

近年、「辞めたくても辞められない」と悩む労働者が急増し、過労死やストレスによる自殺などが社会問題になっていますよね。

そんな時代にあって、「退職を代行します」というビジネスは、本当に時代の最先端なのかもしれませんね。

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