12月3日は妻の日!夫の日がないのはなぜ?妻の○○記念日多すぎ…
12月3日は、夫が妻に日頃の感謝を捧げる「妻の日」です。
今回は、「妻の日」の意味や由来、また、「妻の日」とよく似た「愛妻家の日」についても合わせてご紹介していきます!
12月3日は妻の日
1995年、凸版印刷株式会社が、とある新製品のキャンペーンで「妻の日」発案し、その後、日本記念日協会で正式に認定されました。
「妻の日」というと、なんだか昔からありそうなイメージですが、実はごくごく最近できた新しい記念日だったんですね。
12月3日の由来は?
でも、どうして12月3日が「妻の日」になったんだと思いますか?
この語呂合わせは、かなりひねってあってなかなか難しいですよ。
答えは…
「愛する妻にサンクス」で、愛(1)妻(2)サン(3)。これで、12月3日が妻の日…ってわけです。
けっこう、無理がありますよね。笑
しかも、「123」なら、1月23日でもよさそうなものなんですが、どういうわけか、1月23日のほうは、同じ「123」でも、記念日業界にはあまり人気がありません。
これはおそらく、12月3日にしておけば、タイミング的に、クリスマス商戦や年末商戦と「絡められるから」ではないか… と考えられます。
母の日とは違う
でも、男性側の立場からすると…
「えっ、でも母の日があるんだから、妻の日なんか別になくてもいいんじゃないの?」って思いますよね。
実際のところ、5月の第2日曜日の「母の日」で、家庭の母である主婦に対して一度感謝を述べているわけですから、12月3日に「妻の日」があると…
夫は、1年に2回も妻へのお祝いをしなければならなくなります。
正直、母の日と「かぶっている」印象もなくはないですが… 12月3日「妻の日」のコンセプトとしては、「夫が妻に感謝を述べる」限定の日なんです。
子供にとっての母は、そのまま母親ですが、夫にとって、母は「実家の母親」ということになりますから、「夫から妻への感謝」というのは、母の日の本来のコンセプトではないんです。
そこで、母の日とは別に「妻の日」を作って、日頃家庭を支えてくれている妻に、毎年12月3日、夫から感謝とお祝いを述べてもらおう…ってことなんです。
「愛妻家の日」もある
でも、実は…
1月31日にも、「愛妻家の日」なんてのがあります。これは、「愛(1)妻(31)」の、語呂合わせです。
ですので、「かぶってる」としたら、むしろこっちの方ですよね。
妻の日とどう違うの?
「妻の日」と「愛妻家の日」と、どこがどう違うの?って感じですが… いずれも「夫から妻への感謝」というのがコンセプトですから、両者にはほとんど違いはありません。
要は、「奥さんにプレゼント買いなさい」ってことです。笑
でも、ここまでくると、なんだか「消費の押し付け」っていう印象は否めませんよね…。
また、12月3日と1月31日では、期間もほとんど離れていませんから、必然的に、1月31日の「愛妻家の日」の方は印象が薄くなってしまい、認知度はあまり高くありません。
そもそも、本当の愛妻家の人は、別に「妻の日」や「愛妻家の日」なんて設定されなくても…
日々、自分の妻に感謝していたわることを知っていますから、「妻の日だから感謝しよう」なんてことをわざわざ考えないんです。
12月3日の妻の日や1月31日の愛妻家の日は、あくまでもきっかけであって、基本は「夫がいつも妻をいたわってあげること」が理想だと言えます。
夫の日はないの?
でも、こうなると…
「妻をねぎらう日があるのは分かった。じゃあ、夫の日はいつなんだ?」って思いますよね。
実を言うと、「夫の日」は、2017年現在、まだ設定されていないんです(!)。
なんだか、男性にしてみればすごく不公平な感じがしますよね。
母の日と、妻の日と、愛妻家の日で、夫は3回も妻に対して感謝を捧げる日が設定されているのに対し…
妻から夫へ感謝を述べる日は、6月第二日曜日の「父の日」ただ1回だけです。
夫が軽視されている?
それに、「父の日」自体もけっこう曜日が忘れられていたりして、母の日に比べると「父の日」の印象はかなり薄いですよね。
現に、「父の日をすっかり忘れていた…」という人も多いので、父の日自体が世間的にあまり重要視されておらず、なおかつ「夫の日」もない…ってことなんです。
こう考えると、やはり全体的に、「妻から夫」への感謝が軽視されている… という印象は否めません。
世の男性にしてみれば、ちょっと納得がいきませんよね。
経済に結びつくかどうかが重要
先ほども少しお話ししましたが、「妻への感謝」が重視されるのは、やはり経済効果と深く関わっているからだと考えられます。
女性というものは、基本的に何歳になってもプレゼントをもらえるのは嬉しいものです。
12月3日の「妻の日」や、1月31日の「愛妻家の日」を設定しておけば、世間の男性諸氏は「妻に何かプレゼントでも買ってやろうかな…」という気になるものです。
そして、もらった女性の側も、素直に「嬉しい!」と感じますよね。
夫の日は新設されない?
でも、反対に「夫の日」が仮に新設されたところで…
「妻からもらって嬉しいもの?特にないなあ… 焼肉でも食べに行くか」と、考える男性の方が大半を占めます。
それに、「男性社会人」へのプレゼントって、なかなかパッと思い浮かばないですよね。
「夫の日」がなかなか創設されないのは、男性のこうした性格から、あまり「プレゼント」に結びつかず、経済効果が見込めない…ってことなんです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、12月3日の「妻の日」、そして、1月31日の「愛妻家の日」についてご紹介してきました。
家庭を持つ男性の方々は、日々家事や育児で頑張ってくれている奥様をぜひねぎらってあげましょう!
そのためにこういった記念日はなかなか良い機会なのではないでしょうか。
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