金魚すくいの金魚は病気になりやすい?金魚の種類や飼い方と寿命
お祭りに行くとついつい金魚すくいをしたくなりますよね♪
すくった金魚はお家に持って帰って飼うことになるのですが、大体の人は金魚を飼う準備はできていないと思います。
しかし、金魚も生きているのですから、しっかりと飼育して育ててあげなきゃです。
金魚すくいでゲットした金魚は弱くて直ぐに死んでしまうというイメージもありますが、その実態についても調べてみることにしましょう。
金魚の種類や飼い方について。
・わきん型
・りゅうきん型
・オランダ系
・らんちゅう型
の4種類に分類されます。
わきん型の金魚は、お祭りなどの金魚すくいでよく使われる金魚です。
シュッとしていて、とくにデコレーションもない体つき。
色も赤が多く、中には白の混じったものも。
元祖金魚で、金魚の中でも最も丈夫で長生きすると言われています。
りゅうきん型の金魚は、江戸時代に中国から日本に入ってきたもので、有名どころではデメキンなどが該当します。
ぷっくりしたシモブクレ型の体型で、尾びれがひらひらしています。
オランダ系はりゅうきん型よりも胴体が長く丸い金魚で、アズマニシキタンチョウなんかが分類されます。
らんちゅう型は背びれがなく体が筒状になっているのが特徴で、ランチュウが代表的です。
金魚愛好家の中では最も注目されている金魚です。
らんちゅう型は上級者向けの金魚なので、素人が飼うのには少々ハードルが高いようです。
さて、お祭りの金魚すくいの金魚はそのほとんどわきん型なので、比較的飼育がしやすいと言われています。
中にはデメキンも泳いでいますが、重たくてポイやモナカが破けちゃいますよね(笑)
だから、結局はわきんをすくって満足することになります。
もし、お祭りで金魚すくいをしてお家に金魚を持って帰った場合、最低限の環境は整えてあげるようにしましょう。
後日、きちんとした飼育道具を購入するとしても、まずは持ち帰りした金魚がビニールに入ってるままではまずいので、
以下のものを急いで必ず用意しなければいけません。
それは…
・バケツ
・カルキ抜き
です。
金魚はカルキがとても苦手なので、水道水をそのまま入れるのはNGです。
カルキ抜きが無い場合は(というか、普通はないかも?)貰ってきた袋のままおいておき、次の日にすぐに飼育道具を揃えましょう。
袋の中の酸素が減るし、水温も上がったり水質も悪化したりするので、翌日は午前中に飼育道具を買いに行きましょうね。
翌日、必ず揃えなければいけないものとしては、
・水槽
・エアーポンプ
・餌
です。
その他、ろ過器、砂利、水草、隠れる場所なんかを用意してあげれば金魚も快適に過ごすことができるでしょう。
「けっこう大変だな…」って思いましたか?
でも金魚も生きているので、飼う以上は責任をもってちゃんとしてあげなきゃですよ?
なにしろ、生き物を飼うというのは色々大変なので、楽しいだけで金魚すくいはしない方が良いかもしれませんね…。
金魚すくいの金魚は病気になりやすい?
金魚すいくですくった金魚は病気になっている… という話を聞いたことはありませんか?
飼ってもすぐに死んでしまうということからそのように言われているようですが、先述の通り、金魚すくいの金魚はわきん型なので飼育するのは最も簡単な種類です。
なのにすぐに死んでしまうことが多い…。
金魚すくいの金魚は病気になっているという話は全くの嘘という訳ではないようで、もともと金魚すくいの金魚は粗悪な環境の中育てられているものが多く、団体で一緒のところにいるので、1匹病気になると他の金魚にもうつる可能性が高いのだそうです。
元気そうに泳いでいる金魚でも実は病気にかかっていることもあるので、金魚すくいの金魚はすぐに水槽に移さずに、金魚用の塩を使って塩水を作り、その中で3日ほど泳がせてから水槽に入れると良いでしょう。
カルキ抜きをした水に、水1リットルに対し5グラムの塩を入れ、その中で金魚を泳がせ、可愛そうですがその間は餌をあげないようにして、病気を治すことにだけ専念してもらいます。
軽い病気であれば大体の金魚はこれで治ってしまうので、金魚すくいの金魚がすぐに死んでしまうというのは、病気になっているのに気付かずにそのまま飼ってしまっているからだと思われます。
金魚すくいの金魚の寿命は?
金魚すくいの金魚はすぐに死んでしまうイメージがありますが、金魚は通常どの位生きられるものなのでしょう?
金魚の寿命というのは、金魚すくいの金魚かどうかに関わらず10~15年と言われています。
意外と長いのに驚きませんでしたか?!
きちんとした飼育方法で病気もせずに元気な金魚はそれだけ寿命が長いということになります。
金魚はフナを品種改良したもので、フナは大変生命力が強いことから、金魚もきちんと飼ってあげればとても長生きします。
中には30年も生きている金魚がいることが報告されており、サイズも25cmとかなり大きな金魚がいることも分かっています。
なるべく健康な金魚を選ぶポイントは…
・群の中にいる金魚を選ぶ
・体型、ヒレが左右対称
・ヒレの根元に赤い斑点がない
・ヒレの先や目に透明なものがついていない
・模様以外の白い斑点や傷がない
などです。
金魚すくいの金魚を長生きさせたいのであれば、塩水浴をさせてあげるということを忘れずに行って下さいね。
まとめ
お祭りでの金魚すくいはとても魅力的ですが、金魚を持って帰るからにはきちんと飼ってあげられるようにしなければいけません。
きちんと飼育すれば金魚すくいの金魚も長生きしますので、可愛がって育ててあげて下さいね♪
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