スイカ割りの起源やルールは?上手くスイカを割るにはどうする?
夏になると海辺の砂浜でスイカ割りというのは定番ですが、スイカ割りはいつ頃からするようになったのでしょう?
意外と知らないスイカ割りのルールについても調べてみましたよ♪
スイカを上手く割らないと食べられなくなっちゃうので(泣)、スイカを上手く割る方法についても教えちゃいます!
スイカ割りはいつ頃に始まったのか?
スイカ割りは日本に古来より伝わる儀式で、参列者の中で順番を決めて行われます。
スイカを割る人は、自分でくるくるっと回転して、方向感覚を失くしてからスイカに対峙するのですが、なぜそんなことをするかというと、そういう状態の方が潜在的な能力が発揮されて、海の神との対話が深まるという考えからそのように行われたようです。
その後、目隠しをして棒でスイカを割るわけですが、一度割ろうとして割れなかった場合は次の人の順番で、これをスイカが割れるまで歌を歌いながら続けます。
最後、割れたスイカは海の神にお供え物とし、その後に皆でスイカを食べます。
スイカ割にはそんな願いが込められていたということにビックリしましたが、これは日本での話しで…
実は中国では生きた人間を砂に埋めて頭を叩き割る儀式が戦いの前に行われていました。
この儀式が残酷すぎると、天才軍師の諸葛亮(しょかつりょう)が、人の代わりにスイカを使ったのが、現在日本でも行われているスイカ割りの始まりです。
夏の風物詩として考えていたスイカ割りにも、歴史や深い意味がある事が分かりましたね。
意外と知らないスイカ割りのルール。
スイカ割りには意外と細かいルールがあるのをご存知ですか?
スイカ割りには公式ルールがあって、それは1991年に農業共同組合が設立した「日本スイカ割り協会」が決めたものです。
「そんな団体があるの?」というほど、なんともニッチな団体ですが、当時、スイカの消費拡大を目的として設立された団体で、現在は消滅してしまっています。
スイカ割りの公式ルールというのは…
・スイカとの距離
スイカと競技者の距離は5m以上7m以内。
・棒の長さ
長さ1m20cm以内、直径5cm以内。
・目隠し布
日本スイカ割り協会公認の物。
(目隠しができているか確認する為に競技者の前に1万円札を落とす)
・スイカ
よく熟れた国産のスイカ。
・時間
制限時間3分。
・判定基準
割れたスイカの断面が美しいかどうか。
(2つに割れたスイカの大きさが均等かどうか)
・審判員
その年にスイカを10個以上食べている人。
このようなルールがあります(笑)
たかがのスイカ割りと思っていましたが、意外にもルールがあったのには驚きました。
国産スイカに限定しているあたり、さすがスイカの消費拡大のために設立された団体の定めたルールですね。
とはいえ、流通しているのはほとんど国産なんですが…。
スイカを上手く割るためには?
スイカ割りは砂浜で行われることがほとんどですが、スイカをそのまま砂の上に置いてやってしまうとスイカに砂が付いて食べられなくなってしまいます。
そこで、スイカの下にレジャーシートなどを敷いて行うと、スイカが飛び散ったとしても食べることができて安心です。
スイカを上手く割るためには、やはり的確にスイカの中心を射止めることが重要です。
そのために予行練習をしておくのもありですが、やはり目隠しをする前にスイカの位置やスイカまでの地面の様子を事細かに覚えておけるかどうかが、スイカが上手く割れるかどうかのカギを握っています。
しかし、スイカ割りは上手く割れないことも楽しみの一つなので、身構えず思いのまま楽しむと良いでしょう♪
失敗する様子や、キレイに割れなくてグシャグシャになったスイカを頬張るのもまた一興です。
まとめ
スイカ割りにも歴史や深い意味があることが分かりましたね。
スイカを無駄にしないためにも、砂浜でスイカ割りをする時はビニールシートを敷くなどして割れたスイカをきちんと全部食べられるようにしましょう。
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