カビの生えにくい干し柿の作り方!干し柿でおしゃれデザートも♪

公開日:  最終更新日:2015/08/30

干し柿

もともと栄養いっぱいの柿ですが、干し柿にすると、栄養がギュッと凝縮されてさらに栄養豊富になります。

ということで、お家で干し柿を作ってみませんか?

甘~い干し柿、意外に簡単に作れるんですよ。
ここでは干し柿の敵、カビを予防する作り方をご紹介します。

柔らかくてきれいな、甘い干し柿が2週間ぐらいでできちゃいますよ♪

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カビの生えにくい干し柿の作り方

干し柿は干している間にカビが生えやすいのが難しいところですが、干す前の工程でカビを予防できるんですよ。
カビの生えにくい干し柿の作り方を見てみましょう。

【準備するもの】
・渋柿 好きな量
・焼酎 少々
・ひも

【作り方】

渋柿の枝を切る(T字に残しておく)


洗ってから、ヘタを残して皮をむく


鍋に水を沸騰させ、皮をむいた柿をくぐらせる(煮沸消毒)


器に焼酎を適量入れ、柿のヘタをもって全体をくぐらせる
(アルコール消毒、消毒をすることにより、カビが生えにくくなります)


T字に残した枝の部分にひもを結びつけてつなげていく
(柿どうしがくっつかないように柿の1.5倍ぐらいの隙間をあける)


風通しのよい日なたにつるす
(雨にあたらないようにする)

⑦1週間ぐらいして表面が乾いてきたら、指で全体的に揉む
(繊維がくずれてやわらかくなります)

⑧さらに数日干したら完成!

カビを生えにくくするには、干す前に消毒すること、干す時に雨にあてないことがポイントですね!
さらに、少し寒くなってから作り始めるとより安全です。

それでも干している柿にカビが生えているのが見つかってしまったら、なるべく早い段階で焼酎で拭き取ってください。

干し柿

【保存方法】
・常温
紙袋に入れて、風通しのよい涼しいところで保存すれば、柔らかい干し柿で3~4日ほどもちます。

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・冷蔵
紙袋に入れてから、乾燥や臭い移りを防ぐために密封できるビニール袋に入れて冷蔵保存します。
1~2週間ほどもちます。

・冷凍
一つ一つラップをしてから、密封できるビニール袋に入れて冷凍保存すれば、3か月から半年ほどもちます。
食べる前に自然解凍します。

干し柿は長く保管すればするほど乾燥が進んで固くなってしまうので、保管するときにはできるだけ空気を抜いて密封すると、柔らかい干し柿を楽しめます。

干し柿とチーズのデザートレシピ

干し柿がたくさんできたら、せっかくなので食べ方をアレンジして楽しんじゃいましょう♪

今回は、干し柿とチーズという意外な組み合わせのレシピをご紹介します。
(レシピと言えないほど簡単です(^_^;))

干し柿というと素朴な食べ物というイメージですが、チーズと組み合わせるとなんともおしゃれな一品に♪

まず、干し柿のヘタを切って、包丁で干し柿を開きます。
種があれば取り除きます。
そして、開いた干し柿にクリームチーズを塗り、端っこからクルクルと巻いていきます。
これをラップで巻き、冷蔵庫で冷やします。
食べる前に1cm幅にスライスしたら完成!

とっても簡単なのに、お茶にもワインにも合う、おしゃれなデザートができちゃいます。
一度食べてみたらきっとやみつきになるはず!

柿の皮の利用法

干し柿を作ると、皮が大量に出ます。
この皮をうまく活用しましょう!

皮をザルなどに広げて、風通しのよいところでカリカリになるまでよく乾かします。
こうしておけば、湿気にさえ気をつければかなり長期間保存できます。

乾燥させた皮をミルで粉々にすれば、砂糖の代わりとして使えます。
昔から柿は、その甘味の強さから、砂糖の代わりによく使われてきたそうなんです。

ヨーグルトに入れたり、煮物を作る時に砂糖のように使ったりすれば、自然な優しい甘みを加えることができます。

また、白菜や大根の漬け物を作るときにも使えるんです。
乾燥させた柿の皮を一緒に入れて漬けると、より深い味の漬け物になります。

さらに柿の皮の抗菌効果から、ぬか床に皮を入れるとぬか床が長持ちするともいわれています。

干し柿を作った後は、皮を捨てずにぜひ活用しましょう♪

まとめ

干し柿は冷凍保存すれば長期間保存できるので、柿の季節が終わってもずっと柿を楽しむことができますね♪
渋柿が大量に手に入ったら、ぜひ干し柿を作ってみてください。

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