デブエットとは?その効果とデブエットの方法
痩せたい人はダイエットを心がけますよね?
でも反対に、羨ましい話しですが、太りたいのに太れないという悩みを抱えている人もいます。
太るのは簡単なイメージがありますが、太りたくても太れない人は存在するし、その悩みは深刻です。
そんな場合、どうするか…?
暴飲暴食で太るのは不健康なので、健康的に太る方法を考えてみましょう。
デブエットって何?
羨ましい話しですが、体質的に食べても太らない人というのがいます。
しかし、太りたいのに太れない人からすればそれは切実な悩みです。
女性ならガリガリに痩せているよりも少しふくよかなくらいの方が健康的で女性らしく見えたりするし、男性だったらガリガリだとどうしてもひ弱に見られて頼りがいがないという印象を与えかねません。
「太りたい」なんて贅沢な悩みだと思われがちですが、痩せている人には痩せている人なりの悩みがあるんです。
太りたくても太れない、いくら食べても太らないという人は…
・基礎代謝が極端に良い
・生まれつき肥満細胞が少ない
・胃下垂の症状がある
など、色んな理由で太ることができないのですが、暴飲暴食などで太るのは不健康で良くないので、ダイエットをして痩せたいにせよ、逆に太りたい人にせよ、取るべき施策は常に健康的でなくてはいけません。
ところで、太りたくても太れないというような悩みを抱えている人が、健康的に太るための方法を「デブエット」といいます。
ちょっとネーミングがアレですが、ふざけているわけではありません。
ダイエットが痩せる方法なのに対して、デブエットは太る方法としてまじめに考えられています。
太りたい人は、よく身体を動かすと代謝が良くなって痩せてしまうからと、身体を極力動かさないようにしている人もいますが、それだと体脂肪が蓄積するだけの不健康な状態になるので良くありません。
内臓脂肪が増えると生活習慣病のリスクが増加するなど弊害があるので、運動をすると痩せてしまうと考えるのではなく、太るために運動をすると考えるようにしましょう。
デブエットにはどんな効果が?
正しいデブエットをすることで
どのような効果が現れるのかというと…
【 胃を健康にする 】
胃が健康でなければ食欲がわかないし、栄養をしっかり吸収することができません。
胃を健康にする方法は…
・胃腸薬
胃腸薬には衰えた胃の働きを良くする成分が含まれているので、胃の調子が悪いというような人は総合胃腸薬の中で自分に合うものを選んで服用すると良いでしょう。
・ストレス解消
ストレスで自律神経が乱れると胃の調子も悪くなります。
可能な限りストレスを溜めこまないようにしましょう。
とはいえ、ストレスは好きで溜めるわけでないので、自分に合った、できる限りのストレス発散法を模索しましょう。
・胃腸科で診察を受ける
日本人の4人に1人が胃に不調を感じていると言われています。
胃の調子が悪くて食事をあまり食べられないという人は胃腸科を受診して相談してみるのも手です。
・暴飲暴食はやめる
太りたいという理由から暴飲暴食をする人がいますが、逆に胃の調子を悪くするのでやめましょう。
暴飲暴食は不摂生と何ら変わりません。
【 太るための食事をする 】
太りたいからといって高カロリーのものばかり食べていては身体に良くありません。
太るための正しい食事の方法というのは…
・1日3食しっかり食べる
3食きちんと食べることで総摂取カロリーも多くなり、栄養バランスもとりやすくなります。
・夕食を多く食べる
夜は消化器官の働きが良くなりますので栄養の吸収も良くなります。
しかし、夜中にたくさん食べてしまっては身体に良くありませんので、夕食を多く食べるようにしましょう。
ただし、寝る間際の食事はいけないので、寝る2時間以上前に食事を済ませましょう。
・栄養バランスのとれた食事をする
高カロリーのものばかりで偏った食事をしていると、糖尿病などの病気になってしまう恐れがあります。
栄養バランスのとれた食事を心がけ、健康的に太るようにしましょう。
【 太るための運動をする 】
健康的に太るために運動は不可欠で、太るためにも運動をする必要があります。
太るための運動というのは…
・無酸素運動
無酸素運動は筋力がアップするので、筋力トレーニングや短距離走などの無酸素運動をするようにします。
【 プロテイン 】
太るためにタンパク質を摂取すると良いのですが、同時にプロテインも摂取してみましょう。
・運動直後
消化、吸収が良いプロテインを摂取すると筋肉の修復を助けてくれます。
・睡眠前
消化、吸収がゆるやかなプロテインを摂取すると、睡眠中にゆっくりとエネルギーが補給されます。
【 栄養摂取 】
用途に合わせた栄養を摂ることで筋肉がつきやすくなります。
・運動後
運動後2時間は筋肉がつきやすい時なので、その時にタンパク質を摂取すると筋肉がつきやすくなります。
・睡眠前
睡眠中は筋肉がつきやすい時間帯なので、睡眠前にタンパク質を摂ると筋肉がつきやすくなります。
デブエットは、太りたくても太れない人が健康的に太れるようにと考えられた方法です。
デブエットの方法は?
誰でも食べて運動もせずに動かなければだんだん太ってしまうものですが、それでは身体には良くありません。
健康的に太るには、ただ脂肪がつけばいいのではなく、運動をして筋肉をつけ、規則正しい栄養バランスのとれた食事をする必要があります。
それに加え、日頃から身体を冷やさない、ストレスを溜めないなど色々気をつけるべき事も多く、急激に太ると言うか、ただ肥えるのではなく、健康を前提に徐々に太ることを考えなければいけません。
デブエットの正しい方法というのは…
・筋力トレーニング
運動することと太ることは直接関係ないうえ、運動と言えばどちらかというとダイエット、つまり痩せるためのものと思いますよね?
でも、太るうえでも運動は大切で、筋肉を鍛えていくことで見た目的にガタイが良く見えるようになります。
筋肉には速筋と遅筋がありますが、速筋は太い筋肉になるので、速筋を鍛えると、身体がしっかりしているように見えてきます。
速筋を鍛えるには腕立て伏せやダンベルを使ってトレーニングをするのが効果的ですが、加えてプロテインなどを摂るようにしましょう。
・痩せている原因を知る
痩せていることにも理由があります。
どうして自分は太れないのか?という原因をまず知りましょう。
原因として考えられるのは…
①食が細くあまり食べない。
②胃が弱く、よくお腹をこわす。
③普段から運動を全くしない。
④運動量に対し、摂取カロリーが少ない。
⑤家族も痩せていて、遺伝的に太らない。
などの理由が考えられます。
解決法としては、それぞれに…
①少しずつ食べる量を増やしていく。
②自分に合った胃薬を飲んだり、ストレスなど胃が弱っている原因を改善する。
③頑張って運動をするようにする。
④運動量が多い分、たくさん食べるようにする。
⑤遺伝の場合、克服するのは難しいですが、①~④の対処法を他の人よりも努力してする必要があります。
などがあります。
・プロテインと運動のダブル効果
ただ運動をするだけではなく、プロテインなどのタンパク質を一緒に摂ることで筋肉を太くする手助けをしてくれます。
運動をすると筋繊維が損傷して炎症を起こし筋肉痛が生じます。
この時に筋肉の修復をしてくれるのがタンパク質で、この筋肉の損傷と修復を繰り返すことで筋肉が太くなります。
運動と同時にプロテインを摂取する事で筋肉の修復力を高めより筋肉が太くなることにつながります。
・胃下垂の人
胃下垂は筋肉が緩んで胃が通常の位置よりも下に下がってしまった状態をさしますが、緩んでいる筋肉を鍛えることで胃下垂は改善されます。
胃下垂の人は太らないとよく聞きますが、胃下垂の人はそれが原因で胃もたれや食欲不振になるので太ることができないのです。
胃下垂を治すには腹筋をして筋肉を鍛えるのが効果的です。
胃下垂が改善されれば太ることも夢ではありません。
ダイエットをする際もそうですが、デブエットをする際にも「健康的に」というのが大前提で、太る時も健康的でなくてはいけません。
正しいデブエットをして、綺麗に太る努力をしましょう。
まとめ
ダイエットをしている人には何とも羨ましい「太りたい」という悩みを抱えている人もいます。
不摂生にして太るのでは意味がないので、健康的に太るために正しいデブエットの方法を実践するようにしましょう。
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