猫の目が暗闇で光るわけ
暗闇で猫を見たとき、目が光っていてドキッとした経験がある人も多いのでは?
犬の目は光っていないのにどうして猫の目は光るんでしょうね。
また、朝方に猫の鳴き声で目を覚ましてしまった経験がある人も多いのでは?
なかなか鳴きやまずに寝不足になってしまったなんて事も…。
今日は猫について色々考えてみましょう。
どうして暗闇で猫の目が光るのか?
暗闇で猫を見ると目が光って見えますが、なぜでしょう?
猫は夜行性の動物で暗闇でも目はよく見えています。
暗闇で猫の目が光るのは、猫の目の網膜の後ろにタペタムという反射板がついているからです。
入ってきた光をタペタムで反射して網膜に返すことで、光の量を2倍にできるといいます。
その結果、暗闇でもよく目が見え、その反射が暗闇で目を光らせているわけです。
また、猫は見ての通り目がとても大きく、その分瞳孔も大きくなります。
光をより多く取り入れられるので夜でも目が見えますが、視力自体はあまりよくありません。
その弱い視力を補うために動体視力は優れていて、動くものに対しては俊敏に動く事ができます。
また、猫は色の識別はあまりできず、赤い色は緑色に、オレンジ色は黄色に見えているとのこと。
それは色を識別するための錐体細胞が少ないせいで、猫の目のメカニズムを考えると、昼間よりも夜の方が能力を発揮する事ができると言えるでしょう。
朝方猫がうるさい時の対処法
朝方、猫がうるさく鳴いて睡眠を邪魔されたという経験がある人もいるでしょう。
猫の睡眠時間は1日に15時間と言われいて、大半は寝て過ごしているわけですね。
そんな猫が朝方になると鳴きだすには一応理由があって、それは日の出前に狩をするといった習性が残っているからです。
猫が夜中に鳴く場合に考えられる理由は…
・発情期
発情期でうるさい場合の対処法は去勢や避妊をするしかありません。
少しの間だけ静かにさせたいのなら、マタタビを与えるとしばらくは鳴かずにおとなしくしてくれます。
・餌が無い。寒い。
餌が無い場合は夜中に起きた時に食べる分を用意しておき、寒さ対策は寝床を温かくしてあげたりペット用の電気カーペットを使用するなどして対処します。
・遊んで欲しい
かまってほしい場合や外に出たい時に鳴く場合があります。
そんな時、1度でもかまってしまうとクセになって何度も求めてくるので、可愛そうですがここは無視を決め込み諦めさせましょう。
・運動不足
運動不足でストレスを感じていると夜中に鳴く場合があります。
寝る前に猫が疲れるくらい遊んであげてから寝ると良いでしょう。
夜中や朝方に鳴かれると自分も寝不足になりますが、ご近所さんに迷惑もかけられないので、ついかまってあげたくなります。
しかし、ここは心を鬼にして猫をケージに入れて毛布で全体を覆うという方法をとるのも一つの手です。
その内猫も諦めて鳴かなくなりますので、鳴き始めの対処法が肝心となります。
猫を嫌がらずにお風呂に入れる方法
犬はお風呂に入るものの猫にはあまりお風呂に入るイメージがありません。
猫は水が嫌いといったことも聞きますが、猫はお風呂に入る必要はないのでしょうか?
猫の中にはお風呂が大好きな子もいますが、水を嫌う子もいます。
水が嫌いな子を無理やりお風呂に入れる必要はなく、猫は綺麗好きな動物なのでお風呂に入らなくても自分の毛は自分で綺麗にします。
死ぬまでお風呂に入ったことがない猫もたくさんいますので、お風呂に入れなくても大丈夫です。
猫はどうして水を嫌うのかというと、もともと猫は砂漠にいた動物なので水が嫌いだという説があり、また、猫の毛には油分が少ないので濡れると乾くのに時間がかかるので嫌がるという説もあります。
どうしても猫をお風呂に入れたい場合は、猫用のシャンプーを使ってぬるま湯で洗うようにし、顔に水がかからないように注意しましょう。
お風呂に入る頻度も年に2~3回程度で十分で、洗い終わった後はタオルでしっかり水気を取って温かい部屋で自然乾燥させます。
ドライヤーは音がうるさくて怖がる子も多いので、水分を吸い取り易いタオルを使用するなどして早く乾くようによく拭き取ります。
あくまでも猫はお風呂に入れる必要はなく、どちらかいうとブラッシングをこまめにしてあげるほうが良いでしょう。
まとめ
猫は気分屋できまぐれな性格だと言いますが、全ての猫がそうではなく、中にはとっても人懐っこい猫もいます♪
鳴いてほしくない時に鳴くのは猫も犬も同じですが、可哀想だからとかまい過ぎるのも良くないようですよ。
時には心を鬼にして冷静な態度で対処しないと、言うことを聞かない子になってしまうので気をつけましょうね!
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