むくみの原因と解消法。妊婦さんのむくみについて

公開日:  最終更新日:2016/05/30

むくみ

むくみで悩んでいる人は多いと思います。

足なんかかがむくむとどうしても太く見えちゃうので困りますよね。

どうしてむくんじゃうのか…?

むくみの原因やその解消法についてまとめました。

スポンサードリンク

どうしてむくむのか?その原因は?

むくみの原因として考えられるのは、主に以下の通り。

・塩分の摂り過ぎ
インスタント食品や味の濃いものを好んで食べると塩分の摂り過ぎになる恐れがあります。
塩分を摂り過ぎると細胞に浸透現象が起こり、血管の外に水が染み出してむくみの原因となります。

・冷えや血行不良
身体が冷えると血行が悪くなり、また筋肉が疲れたりストレスが加わると緊張状態になって血行不良になります。

・座ったままなど、同じ姿勢
同じ姿勢が長く続くと水が溜まってむくんでしまいます。
夕方になると靴やブーツが朝よりきつくなって履けなくなるのは、重力が原因で水分が足元に下がってしまったためです。

・ホルモン
ホルモンの濃度の関係でむくみます。
女性の場合、生理開始の1週間前位からむくみが出る場合があります。

・運動不足、新陳代謝の低下
運動不足の人は筋力が低下して筋肉量も減少します。
筋肉や筋肉量が低下することで新陳代謝が悪くなり、結果むくみが生じます。

・ビタミン、ミネラル不足
体内のカリウム、カルシウム、マグネシウムが不足するとむくみが出る場合があります。

主に以上のような原因が考えられますが、むくみの症状が丸一日あるいは何日も続いたり、体重が急増したり、顔や瞼がむくむ、疲れやすい、といった症状がある場合は、原因が別にある可能性もあります。
健康な人の場合、むくみは夕方ひどくなり翌朝には治まっているのが一般的なので、そうでない場合は病気を疑ってみる必要もあるかもしれません。

むくみを解消するには?

むくみ解消に役立つ方法は以下の通りです。

・足のマッサージ
足全体の筋肉をマッサージで解し、主にふくらはぎをマッサージして血液の循環を良くします。

・お風呂に入る
お風呂に入って身体を温めます。半身浴が効果的です。

・足枕
足を高くすることで足に溜まった水分を散らしましょう。
デスクワーク中心で一日中同じ姿勢で座っている人なんかにはお勧めです。

・同じ姿勢をしない
同じ姿勢を続けていると血行が悪くなってむくみが生じてしまいます。
たまに動いて気分転換するなどすると良いでしょう。
軽いストレッチや背伸び、時々立って膝を伸ばす程度でもずいぶん違います。

・運動をする
運動をして筋肉を鍛え、筋肉量を増やします。
また、土踏まずを刺激したり、足を動かすと血行が良くなります。

むくみ予防のマッサージをする時には、リンパの流れが悪くなる「腋の下」「足の付け根」「膝の裏」などを集中的にすると効果的です。
また、むくみ解消に役立つ栄養素があるので、食べ物に気を付けることでもむくむは予防・改善できるでしょう。

・タンパク質
体内のタンパク質が減少すると、細胞内の水分が細胞外に出やすくなってむくみが生じます。
大豆、豆腐、味噌、納豆、卵、玄米、蕎麦、ゴマ、しいたけなどを意識的に摂取しましょう。

スポンサードリンク

・カルシウム
体内の余分な塩分(ナトリウム)を外に排出する役目があります。不足するとむくみやすくなります。
スイカ、バナナ、野菜、キノコ、海草、豆類などを意識的に摂取しましょう。
 
・マグネシウム
マグネシウムにはタンパク質の働きを助ける効果があります。不足するとむくみが生じやすくなります。
海苔、わかめ、大豆、アーモンドなどに多く含まれています。
  
・ビタミンB群
体内の老廃物を排出して新陳代謝を良くしてくれます。また、タンパク質の働きを助ける効果もあるので、マグネシウム同様不足するとむくみやすくなります。
豚肉、レバー、うなぎ、大豆、納豆、チーズ、カツオ、玄米に多く含まれますが、これらの食材は同時に鉄分も補えるので貧血防止にも役立ちます。

・クエン酸
体内の新陳代謝を促し、血液やリンパの流れを良くします。不足すると身体の巡りが悪くなるのでむくみが生じやすくなります。
梅干し、レモン、リンゴ、グレープフルーツ、お酢などに多く含まれます。

妊婦さんのむくみとその解消法について

妊婦さんの多くはむくみの症状に悩まされているというデータがあります。
どうして妊婦さんはむくみやすいのでしょうか?
考えられる原因は以下の通り。

・塩分の摂り過ぎ
・体重増加
・ストレス
・冷え
・同じ姿勢
・つわりが酷く運動不足
・衣類の締め付け

妊婦さんはお腹の赤ちゃんのことを思うと行動も制限されるし、また体調・体型的にも思うように動けないことがあります。
必然的に運動不足に陥りがちで、結果的にむくみが生じやすくなります。
むくみ解消にはやはり適度な運動が大事ですが、運動するにしてもあまり無理はできないので、ストレスがかからない方法でむくみを解消しましょう。

妊婦さんのむくみ解消に効果的なのは、以下の方法。

・リンパマッサージ
運動不足になると体内に老廃物が溜まり、それがリンパの流れを悪くするのでむくみが生じます。
そこで、運動ではなくリンパマッサージを積極的に行いましょう。
お風呂上りなど、リラックスしている時にするとより効果的です。
赤ちゃんに負担をかけないように注意することは言うまでもありません。

・ソックス
むくみ解消のソックスやタイツを着用します。
履いているだけでむくみが解消できるうえ、冷え防止にもなります。

・ウォーキング
無理は禁物ですが、適度に運動することは妊婦さんのみならず赤ちゃんにとっても良い効果があります。
自分の身体と相談しながら、近所に出かける程度なら歩くようにしましょう。
また、お散歩を日課にするのもいいと思います。

・足浴
どうしても運動不足になるために足が冷え、むくみが生じてしまいます。
そんな時に洗面器にお湯を入れて足を浸けるだけで、むくみが解消されます。
洗面器の中に好きな香りの入浴剤を少し入れると香りの効果で癒され、よりリラックスできます。

・睡眠
大きなお腹で動いていると普段よりも体力を消耗するものです。
体力が低下するとむくみが生じるので、しっかりと睡眠をとって体力回復に努めましょう。

妊婦さんは思うように身体を動かせないことも多いので無理は禁物です。
自分の身体と相談しながら適度な運動を心がけ、むくみを解消しましょうね。

まとめ

朝は普通に履けた靴が夕方になると履けないというのはそれだけ足がむくんでいる証拠です。
デスクワーク中心の人は、仕事中に同じ姿勢ばかりにならないよう、時には立って軽くストレッチするなどしてむくみを解消させましょう。
妊婦さんは恒常的に運動不足になりがちなことから余計にむくみやすくなります。
むくみもひどくなると痛みが生じるケースもあるので、無理のかからない程度に適度な運動をしましょう。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は恐縮ですがスルーされます。

PAGE TOP ↑