女性にも多い爪水虫を治療して足元のオシャレを取り戻そう!
水虫というと、以前は男性の病気というイメージでしたが、今は女性にも急増中!
それも爪水虫の女性が増えています。
仕事で一日中ストッキングと革靴を履いていると、足はどうしても蒸れますから女性でも水虫になっちゃうんですよね…。
で、この爪水虫、普通の水虫とは違って痒みとかはないのですが、爪が侵されて醜くなっちゃうので足元のオシャレとかできなくなります。
素足にサンダルなんてとてもじゃないけどみっともなくて無理だし、とても人には見せられません。
そんな女性の足元のオシャレを取り戻すべく、爪水虫の症状と治療法を探ってみました。
女性にも多い爪水虫の症状
働く女性が増え、それに伴い一日中靴を履いている女性が増えました。
水虫は足が蒸れるほどに菌が繁殖しますから、靴を履いていれば条件的には女性も男性と変わらないのです。
しかも女性はストッキングを履きますよね?
冬はタイツなんかも履きます。
必然的に年中足が蒸れる条件が揃っているわけです。
水虫は別に男性特有の病気ではありませんから、菌に侵されれば女性だって水虫になります。
特にブーツを履いていると冬でも足が蒸れて菌が繁殖しやすくなります。
この蒸れている状態こそ水虫菌が好む環境で、「あたしはどっこも痒くないから大丈夫!」なんて高をくくっていると、ひどい目にあります。
なにしろ爪水虫は痒くも何ともありませんから。
ところで爪水虫ってなぁーに? という人もいるかもしれませんが、爪水虫は水虫菌が爪の中にすみついて引き起こされるものです。
(水虫菌は足カビですが、ここでは水虫菌と統一して記載しています)
本当はここで写真でも掲載すれば分かりやすいのでしょうが、なにしろ患部の写真なので、どれもはっきり言って気持ちのいい写真はありません。
むしろこう言っては語弊がありますが、どちらかといえばキモイ写真ばかりです。
なので掲載は差し控えますね。
ということで言葉のみで爪水虫を表現しますが、その症状としては、まず徐々に爪が黄白色に濁りはじめます。
続いて次第に爪全体が厚くなり、爪の面積が小さくなったり変形したりします。
厚くなった爪の内部は白い粉や小さな破片がボロボロと崩れるような状態です。
健康な爪とは完全に一線を画し、とても醜くて人前で素足を出せなくなります。
こうなるとペディキュアなんて夢のまた夢。
夏でも素足にサンダルなんてとても無理だし、プールに行ったり、温泉に行ったりできない… と言うか、したくなくなります。
なにしろ人前に素足を出すこと、というより爪を見られることがはばかられますので…。
ただ、足の全部の指の爪がそうなるわけではなく、水虫菌に侵された爪だけなので、普通は1本だけとか、せいぜい2本というところでしょう。
でも足の親指1本でも爪が白濁していると、見る人が見れば爪水虫だと分かるし、分からなくてもみっともないのでやはり誰にも見られたくないものです。
他の指に広がらないよう、早めに治療する必要があるでしょう。
爪水虫の対策
先ほど、爪水虫の説明で、分厚くなって白濁した爪の内部は白い粉や小さな破片がボロボロと崩れるような状態と記しました。
これら白い粉やボロボロ崩れる破片の中には水虫菌が生息しています。
つまりあなたが爪水虫を患った状態で家の中を素足で歩いていると、水虫菌が家の中に広がるということになり、自分の他の爪や家族にうつる可能性があります。
また、爪切りも、家族と兼用していると家族にうつる可能性があるし、家族と兼用していなくて自分専用でも、侵された爪と健常な爪では爪切りを分けた方がいいでしょう。
他にもスリッパやバスマットは水虫菌の温床になりやすいので小まめに洗ったりよく乾かす習慣をつけるようにしてください。
この様に書くと、水虫菌は手強くてなかなか治らず、しぶとくて感染力も強く、直ぐうつりやすいと感じたかもしれませんね。
でも「なかなか治らない」とか「しぶとい」というイメージのわりに、伝染力はそれほど強くはないのです。
だから、仮に菌が付着しても、数時間以内に洗浄して乾燥させれば感染・発症することはほぼないでしょう。
爪水虫を直すには日頃から足を清潔にしておくのは言うまでもありませんが、家に帰ったらとにかくお風呂やシャワーで足を洗浄して、その後よく乾かすと同時に以下の点にも気をつけてください。
1. ストッキングや靴下を履く際は、足をよく乾かしてから履く
2. 毎日同じ靴をはかずに他の靴ととっかえひっかえして履く
3. 脱いだ靴は、必ずよく乾燥させてからしまう
特に2番目の毎日同じ靴を履かないということですが、よく会社に会社専用の置き靴をしている人がいます。
この靴も怪しいので、置き靴をしているなら、それも時々ローテーションさせましょう。
他のものに取り換えて、持ち帰って十分に乾燥させて使えばリスクが減るはずです。
爪水虫を治療して足元のオシャレを取り戻そう
爪水虫は特に痒みも痛みもありません。
ただみっともないだけ。
でも一度全体が白濁した爪は、容易に完治しませんので、早めに医療機関で受診すべきです。
恥ずかしいとか、時間がないとか言っていると、いつまでも治らないどころか、他の爪に感染が広がる危険性もあるので早めに受診するのが肝要です。
ちなみに、爪水虫は市販の水虫薬ではまず治りませんので、無駄な抵抗はやめてお医者さんに行きましょう。
受診は皮膚科がいいと思います。
「爪の水虫見つけたらお医者さんにいきましょう~♪」
と、しばらく前に、松平健さんが暴れん坊将軍に扮して出演した啓蒙CMがありましたよね?
爪水虫の治療には外用薬と内服薬が用いられます。
外用薬は主に抗真菌剤で、爪の先端の菌は死滅させられます。
ところが爪の組織はとても固いため、爪の生え際の深い部分に薬は届きません。
そこで内服薬による治療と併用することになります。
内服薬の服用期間は薬により半年から1年と長期に及びます。
その間副作用の検査のため概ね1か月に1度は血液検査をされます。
足の爪の伸びる速度はとても遅いので、薬を飲んでいてもあまり変化を感じられませんが、内服薬と外用薬により水虫菌が根絶されると根本から新しい健康な爪が生えてきます。
冬場は特に爪の伸びるスピードが遅いため余計に時間がかかります。
爪全体が健康な爪になるためにはそれ相応の時間を要しますが、途中で薬の服用をやめたりせずに根気よく続ければ1年以内には概ね健康な爪を取り戻せるでしょう。
そうしたら、安心して自信をもって素足を人前に出せますね♪
ペディキュアだってできるし、素足にサンダルだってぜんぜんOK!
プールだって温泉だって、もう人の目を気にする必要はありません。
でも、完治した後もこれからずっと、爪水虫の時に気をつけた事柄は忘れずに生活しましょう。
そうすればまた嫌な爪水虫になるリスクは限りなく回避できるはずです。
まとめ
以前は男性というか、おっさんがなるイメージの強かった水虫ですが、ごらんのように近年は女性だって患います。
ある統計によると、皮膚科における水虫の受診者の割合は男女50%ずつということでした。
女性は職場では基本的にストッキングを履いて靴を履きますから、蒸れる観点からいうと男性以上かもしれません。
つまり絶えず爪水虫になるリスクにさらされているというわけです。
一度かかると簡単には完治しない爪水虫。
痒くも痛くもなくて自覚症状がない分軽視する人もいますが、はっきり言って爪水虫に侵された爪はあまりにも見た目が悪く、他人からは「うつされたらかなわん」と敬遠されかねません。
あなたがもし爪水虫なら一日も早くお医者さんで治療しましょう。
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