のどちんこの役割は?痛む原因と対処法やのどちんこの黒点
のどちんこの辺りが痛くなることってありますよね?
そうするとけっこうな痛みでご飯を飲み込むのも辛かったりします。
まぁ、のどちんこ自体が痛いのか分かりませんが、こんなに痛いんならいっそなければいいのに!なんて思っちゃったりしますけど、そもそものどちんこは何のためにあるのでしょう?
のどちんこの役割って?
のどちんこがどうしてあるのか知ってますか?
何の役割も果たしていないような気もしますが、存在意義はあるのでしょうか?
のどちんこは、ともすれば下品な名前ですが、口蓋垂(こうがいすい)という正式名称があります。
と言っても、まぁ、のどちんこはのどちんこの方が通りがいいですけどね(笑)
のどちんこの1番の役割は、食べた物が鼻の方に行かないようにすることで、伸び縮みしてそれを防いでいるのだとか。
また、発声にも少し関わりをもっているそうです。
とは言え、それほど重要な役割を担っているわけでもなく、無ければ無いでさして支障はないようです。
というのも、中にはのどちんこが生まれつき大きくて、就寝中の呼吸に影響があったりいびきがひどい場合などは、手術で切除することもあるようです。
大事な役割があれば、めったなことでは取っちゃったりしませんから、やはりあってもなくても大した問題ではないのかもしれません。
また、中には、のどちんこの先が二股に分かれている人もいるようですが、それも特に問題ないようです。
ちなみに、のどちんこは人間にだけあるそうで、他の動物にはないとのこと。
でも大した役割もないようなので、唯一のどちんこがある人間も、将来的に進化の過程でのどちんこがなくなるのかもしれませんね。
のどちんこが痛む原因とその対処法
食べ物や唾を飲み込む際に、のどちんこが痛むような感覚のときがあります。
そんな時、鏡で見てみると赤く腫れてるような感じ…。
風邪をひきかけている時もそういった症状になることがありますが、のどちんこが痛む原因とその対処法について調べてみました。
・細菌感染
疲れなどで咽頭粘膜の抵抗力が低下すると細菌に感染しやすくなります。
感染すると、食べ物を飲み込む際に痛みが生じ、発熱をともなう時も。
また、のどちんこが肥大することで会話や呼吸がしにくくなります。
【対処法】
ウイルス性の場合、安静にしていれば徐々に症状は緩和します。
しかし、溶連菌や肺炎球菌などの細菌が原因の場合は、抗生物質を投与しないと容易に回復しないので、医師に処方してもらう必要があるでしょう。
・アレルギー
食べた食品にアレルギー反応を起こしている場合があります。
熱や痛みがないのに肥大しているような時はアレルギーの可能性も。
【対処法】
病院で診察を受ける方がいいでしょう。。
・心因性
痛みがないのに違和感や異物感を感じる場合は心因性の原因が考えられます。
うつ病や不安神経症の人の特徴的な症状でもあります。
【対処法】
ストレス解消が最善の策なので、難しくても発散する方法を模索したり、ストレスのない環境作りが大事です。
のどちんこに痛みや違和感を感じた場合は耳鼻咽喉科で診察を受けるようにしましょう。
のどちんこに黒い点が!?
大きな口を開けて、のどちんこをしげしげ観察することもありませんが、何かの拍子にのどちんこが見えたら、そこには黒い点が…。
なんだなんだ?ひょっとしてガンじゃないよね??
みたいに心配しているあなた、それは口蓋垂の血腫かもしれません。
やけどをしたり固い物を食べて刺激を受けたりすると、そういった症状が現れる場合があります。
また、風邪をひいて喉に痛みがある時、鏡でのどちんこを見るとそんな風に黒い点が現れていることもあります。
口内炎のような痛みがしばらく続くケースもありますが、放置しておくと自然に治るので基本的に心配無用です。
症状が長引いて気になるようなら病院で診察を受けると安心できるでしょう。
まとめ
のどちんこはあっても無くても良い存在だということがあらためて分かりました。
しかし風邪を引いた時なんかに腫れて痛むとなるとちょっと厄介ですね。
進化の過程でなくなってしまうかもしれないのどちんこですが、無くなってしまうのかと思うとちょっと寂しい気もします(笑)
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