コリンキーって知ってる?コリンキーの栄養素と食べ方&レシピ
コリンキーってご存知ですか?
えっ? ポリンキーじゃないですよ?コリンキーです(笑)
あまり耳慣れませんが、食べ物です。
どんなもので、どんな味なのか? 今日はそんなコリンキーのお話し。
コリンキーって何?
コリンキーは新しい野菜です。
最近はスーパーでも売られていることがあって、少しずつ身近な存在になってきてはいるものの、やはりあまり聞かないし見かけることも少ないですね。
コリンキーはカボチャの一種で大きさは手の平サイズ、重さが500g~1㎏で皮が薄くて色は黄色です。
言うなれば「生食用に改良されたカボチャ」で、見た目はカボチャというより黄色い玉ねぎといった印象。
味はクセがなくて薄味。漬物にしたりサラダにしたりして生で食べるのが最も美味しい食べ方と言われています。
ちなみに和洋中、何にでも合います。食感はズッキーニにちょっと似てるかな… といった感じ。
皮ごと食べられて、コリコリとした食感から「コリンキー」という名前がついたのだとか。
コリンキーが登場したのは2002年と意外に古く、神奈川県の鎌倉市でデビューしました。
しかし、当時は取り扱うところも少なく、扱っても知名度がなさ過ぎてあまり売れないという悪循環からまったく人気も出ないし、名前も広まりませんでした。
最近になって珍しい野菜がブームになってきたことから、コリンキーも少しずつスーパーに並ぶようになったんですね。
まだまだ知名度の低いコリンキーですが、見かけたらどんな味がするのか1度食べてみてください。
ちなみにどこにも売ってなかったら、ネットで種を取り寄せて、自分で栽培することもできますよ♪
コリンキーはどんな栄養成分を含んでいる?
さて、そんなコリンキーですが、一体どんな栄養素が含まれているのでしょう?
コリンキーに含まれる主な栄養素は、ビタミンC、B1、B2、カロチン、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維などです。
思いの外、栄養豊富なお野菜ですね。
では、コリンキーに含まれる栄養素の主な健康効果も見ておきましょう。
・ビタミンC
ご存知ビタミンCには美容効果や抗酸化力があって、脳卒中や動脈硬化、心筋梗塞、発ガンを予防してくれます。
・ビタミンB1
糖質をエネルギーに変える作用があるので、摂取した糖分が脂肪になって蓄積するのを防ぐ効果があります。
・ビタミンB2
髪の毛や肌、爪、粘膜の健康を維持してくれます。
・カロチン
ビタミンAに変わり免疫力アップや活性酸素を抑えてくれます。
・カリウム
体内の塩分濃度を下げ、高血圧を予防する効果があります。
・カルシウム
骨粗しょう症予防や傷口を治りやすくしてくれます。
・鉄
冷え性や貧血を予防に欠かせません。
・食物繊維
腸内環境を整え、便秘の解消に役立つほか、肌荒れや大腸癌を予防する効果があります。
コリンキーを使って料理を作ってみよう。
コリンキーはあまり馴染みがない野菜なので、どうやって食べればいいのかよく分からなかったりしますよね?
でも下ごしらえは簡単で、皮も食べられることから丸ごと水で洗って半分に切って中のワタと種を取り除くだけです。
その後は、どんな料理に使うかによって切り方を変えます。
コリンキーを使ったお料理をいくつかご紹介しましょう。
・コリンキーの炒め物
コリンキーをスライスして好きな味付けにするだけなのでご紹介するまでもないのですが、ペペロンチーノみたいな味付けがおススメです。
他にも好みでいろんな味付けが考えられますが、要は炒めて食べると美味しいということです。
・サラミとコリンキー炒め
大きめに切ったコリンキーをレンジで軽くチンして、これまた大きめに切ったサラミとオリーブオイルで炒めます。
塩コショウとガーリックパウダーで味付けすれば出来上がりですがこれ、おつまみに最適です♪
・コリンキーとキュウリの浅漬け
薄くスライスしたコリンキーと薄切りにしたキュウリをボウルに入れて塩もみし、それを固く絞ったら千切りにしたシソと昆布茶を加え混ぜれば出来上がりです。
生で食べても美味しいコリンキーの真骨頂という感じ。
・コリンキーのフライ
コリンキーを一口サイズに切って、ビニール袋に片栗粉、塩、コショウ、ガーリックパウダー、そしてコリンキーを入れて振ります。
あとはフライパンにオリーブオイルを少し入れて揚げます。
・コリンキーのチーズ焼き
皮のままスライスしたコリンキーをグラタン皿に並べ、その上にチーズを乗せて焼いてからマヨネーズをかければ出来上がりです。
コリンキーは元々生で食べられるカボチャというコンセプトですが、炒めても揚げてもこれがまた美味しくいただけるんですね。
まとめ
あまり知られていないコリンキーですが、以外と栄養価が高く色んな料理に使えることが分かりました。
見かけたら、一度是非召し上がってみてください。
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