なぜ睡眠不足に?睡眠不足の悪影響と良質な睡眠をとるために
毎日、
仕事や家事に追われて睡眠不足 o(;-_-)o
という人もいれば、
毎日きちんと寝てるのに、
なぜか朝スッキリ目覚められない o(´д`)o
という人もいます。
睡眠って、長い時間寝ればいいという訳ではなく、どれだけ質の良い睡眠をとれるかが大切。
睡眠不足を感じる人は、必ず睡眠不足になる原因があるはずなので、それを突き止めて改善するっきゃありません。
では、その主な原因とはどんなものなのか?見ていきましょう。
また、質の良い睡眠とはいったいどんなものなのか、併せて考えていきたいと思います。
どうして睡眠不足になるの?原因は?
睡眠不足に陥る原因は、まぁ人それぞれですが、ざっと以下のようなことが考えられるでしょう。
・ストレス
まずはストレスです。
今の世の中、ストレスを抱えてないなんてお目出たい人は皆無だろうし、ストレスの原因は人それぞれでしょう。
ただ、ストレスが溜まっていたり心配事が多いと、気持ちが不安定になるのは確実で、それが睡眠に与える影響は多大です。
・ブルーライト
パソコンやスマホの画面には脳を興奮させる作用があります。
そのため寝る直前までパソコンやスマホを見ていると、脳が興奮したままなので睡眠不足になりがちです。
・カフェイン
カフェインにはご存知のように興奮作用があります。
コーヒーなどのカフェインを含む飲み物を寝る前に飲むと、睡眠不足になりやすいのは否めません。
・タバコ、アルコール
タバコやアルコールには覚醒作用があるので、寝る前のタバコやアルコールは睡眠を妨げる原因になります。
じゃぁ、酔っ払いがそのまま寝ちゃうのはなぜ?という疑問もわきますが、あれは脳がアルコールで麻痺しているだけで、眠りは浅く、良質な睡眠とはほど遠いもの。
タバコやアルコールで気分が落ち着くと勘違いしている人もいますが、実は睡眠の妨げになっていることを覚えておきましょう。
睡眠は、起きている間に活発に働いた脳を休ませてあげるためにとても大切です。
就寝前には睡眠の妨げになるような事は極力避けるようにしたいものです。
睡眠不足が続くとどうなる?
とにかく脳を休ませてあげないと、満足に暮らしていくことがやがてできなくなります。
そのためには睡眠が必要です。
自分で気付かずに睡眠を妨げる行動をしていることは多く、結果、睡眠不足が続くとどうなっちゃうのでしょう?
・イライラする
自分で自分の感情を上手くコントロールできなくなって性格が攻撃的になります。もちろん根本からというのではなく一時的なものです。
・決断力の低下
思考がうまく回らずにコミュニケーション能力が低下します。また決断力や判断力も鈍るので、車の運転には十分注意が必要でしょう。
・太りやすくなる
睡眠不足は、ずばり太りやすくなります。
理由は、摂取カロリーの増加を招くこと、そしてもうひとつ消費カロリーが低下することです。
これらの変化は睡眠不足によって食欲をコントロールするホルモンの分泌異常が原因です。
・マイナス思考になる
睡眠不足が続くと、気持ちが落ち込みやすくなります。そのためうつ状態に陥りやすく、また、冷静な判断もできなくなってしまいます。
・成長を妨げる
睡眠中には成長ホルモンが分泌されますが、成長期に成長ホルモンがきちんと分泌されないと成長に大きな影響を与えます。
・老化が進む
寝ることで脳が休み、新陳代謝が活発になりますが、睡眠が不足すると新陳代謝も進みません。その結果体の老化が進んでしまいます。
・免疫力の低下
睡眠が不足すると体の免疫力が低下します。結果、風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状が出たり、口内炎ができたりします。
体をしっかりと休め、たっぷり睡眠をとることが大事です。
・肩こりや頭痛
睡眠不足になると脳ばかりか神経までも休まらず、肩周辺の筋肉が緊張したままになって、肩こりや首のハリ、頭痛の原因になります。
・吐き気や眩暈
睡眠不足も度を超すと自律神経が乱れ、原因不明の吐き気や眩暈に襲われることがあります。
・スタイルが悪くなる
実は睡眠中の寝返りには体の歪みを改善してくれる働きがあるのですが、恒常的な寝不足に陥ると、当然寝返りの回数も減るので体に歪みが生じてしまいます。
以上、睡眠不足は百害あって一利なし。体に様々な悪影響を及ぼすことが分かりますね。
質の良い睡眠を取るために
睡眠は時間ではなく質です。
質の良い睡眠は頭や体をリフレッシュさせてくれるだけでなく、気力までも充実させてくれます。
ではどうすれば質の良い睡眠を得られるのでしょう。
・環境を整える
寝室の環境は睡眠に大きく影響します。
間接照明のやさしい光、ベージュやグレーの落ち着いた内装など、部屋のインテリアに気を配ることは大事です。
一流ホテルの部屋をイメージして部屋作りをすると良いかもしれませんね。
ただ、お金をかけましょうという話ではないので、自分なりに工夫して、刺激の少ない落ち着いた寝室にしてみましょう。
・就寝前の食事は避ける
食べ物を食べた後、2~3時間は消化器官が働いています。その間、脳や神経は休めません。
そのため、食事は就寝の2~3時間前までに済ませておくようにして、且つ消化の良いものを食べるとベターです。
・お風呂に入る時間
人間の体温は、寝ている間は1度くらい低下しますが、体温が下がることで上手く眠ることができるんです。
ところが、湯冷めしまいとお風呂上りにすぐ寝ると、体が温まっているのでうまく眠りに入れません。
お風呂は、睡眠の1時間前には済ますようして、体がちょっと冷えてきたかな?という頃に布団に入るとよく眠れます。
・就寝前のストレッチ
寝る前にスレッチをすることで、脳に「今から休むぞ」という指令を送ることができます。
そうすることで、実際に眠る頃には脳や神経は休む準備ができているので、スムーズに眠りにつくことができます。
・仰向けで手足を伸ばす
仰向けで手足を伸ばすポーズをヨガでは「コーパスポーズ」と言い、リラックス効果があると言われています。
布団に入った際にこのポーズを取るようにしましょう。
・ノンカフェイン
就寝前は、カフェインを含んでいないハーブティなどのリラックス効果の高い飲み物を飲むようにします。
・悩みを抱えたまま寝ない
悩み事を考えながら寝ると、質の良い睡眠は望めません
できるだけその日の悩みはその日の内に解決するか、気持ちを切り替えて明日また考えるようにして、とりあえず悩みは頭から追い出して眠るようにしましょう。
質の良い睡眠がとれると、朝の目覚めがスッキリするだけでなく日中も効率よく動くことができます。
「しっかり寝ているはずなのに…」と思っているなら、質の良い睡眠ができていない可能性が高いので、以上のような方法で睡眠の質を改善してください。
まとめ
人が生きていくうえで「睡眠」はとても大切です。
寝る前の色んな行動が睡眠の妨げとなっているケースもあるので、「寝ても疲れが取れない」と感じているようなら、就寝前の行動を見直す必要があります。
質の良い睡眠をとってアクティブな毎日を過ごしましょう♪
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