ハウスダストアレルギーの症状・原因・対策まとめ
現在、日本人の3人に1人がアレルギー体質と言われています。
花粉症や動物アレルギーは有名ですが、通年性のハウスダストアレルギーはご存知でしょうか。
アレルギーによって原因や対処方法は様々です。
ここでは、ハウスダストアレルギーについてご説明したいと思います。
ハウスダストアレルギーの症状
ハウスダストアレルギーは花粉症の症状によく似ています。
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、結膜のむくみで白目の部分がブヨブヨになる、皮膚の痒み、気管支喘息の発作等があります。
花粉症だと思っていたら実はハウスダストだったなんてこともめずらしくありません。
また、寒暖差がある場合には特に症状が強くなることもあるため、なおさら花粉症と見分けがつかなくなります。
ハウスダストアレルギーかどうかは病院で検査をすれば分かります。
「花粉症が長引く」「花粉症の薬が効かない」等の症状があれば、一度病院に行ってみましょう。
ハウスダストアレルギーの原因
ハウスダストの原因は主に屋内で、とても身近な日常に存在します。
例を見てみましょう。
・絨毯や布団に潜むダニ
日本の住宅に多くいるヒョウヒダニが原因です。
ヒョウダニの中でも、ヤケヒョウヒダニやコナヒョウヒダニが主な原因であることが多いです。
ホコリや、人やペットの毛などをエサとして繁殖するやっかいなダニです。
ヒョウダニの死骸もまた、ハウスダストアレルギーを引き起こす原因となります。
・空気中のカビ
お風呂やキッチン、洗面台等の水周りに潜むカビ。
カビの胞子が発散し、空気中に浮遊していると、それがハウスダストアレルギーを引き起こす原因となります。
ハウスダストアレルギーの対策
ハウスダストを室内から追い出して、環境を整えましょう。
ここでは対策の仕方についてご紹介します。
・ホコリを取る
よごれている所は、ホコリのうちに取ってしまいましょう。
ホコリは、人が動くだけですぐに舞ってしまいます。
朝起きてすぐに掃除するのがベター。
掃除機の前に一度雑巾やモップで拭くと、ほこりが取れやすくなります。
カーテンや天井、棚の後ろなどもホコリが溜まりやすいのでこまめに掃除をしましょう。
そもそも、布製品をあまり置かないだけでもホコリは少なくなります。
空気清浄機などで空気を綺麗にすることも重要ですよ。
・布団のダニを退治しよう
布団のダニはなかなかとれません。
布団クリーナーがあればこまめに吸い上げましょう。
布団クリーナーがなくても、布団を乾燥機にかけるだけで半分以上のダニが取れるともいいます。
ダニは目に見えませんが、布団はダニのかっこうの住処です。
ダニを退治するスプレーなんかも市販されていまので小まめに退治するようにしましょう。
・換気をしっかりする
湿気はカビの元です。
毎日しっかりと換気をしましょう。
窓は2つ以上開けることで、空気の通り道ができて、室内の空気と屋外の空気が循環します。
1日5分窓を開けておくだけでも十分です。
まとめ
いかがでしたか?
たまに大掃除をするのではなく、毎日小まめに掃除することが何よりも大事です。
憎きハウスダストを知って対策を立て、快適な生活を送りましょう!
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