無駄にテンション高いウェイ系を「うざい」と感じた時の対処法
「あの人、無駄にテンション高いよねー」
そんな風に言われている人、周囲にいませんか。
最近は、こういう人を指して、「ウェイ系」なんて呼んだりします。
無駄にテンションが高い人がいると、それだけで周囲も気を遣うハメになり、それこそ「無駄に」気疲れしますよね。
それにしても、彼らウェイ系は、なぜ「無駄に」テンションを高く上げ続けているのでしょうか…。
そこで今回は、無駄にテンションが高い人たちの心理と、対応に疲れたときの対処法についてご紹介していきます。
「無駄にテンション高い」とは
この「無駄にテンション高い」という言葉は、いわば流行語のようなものです。
なぜなら、昔はこんな言い方はなかったからです。
少なくとも20世紀までは、「テンション」というものは…
・低い
・普通
・高い
この3つだけでした。
「無駄にテンションが高い」なんて言葉が言われるようになったのは、21世紀以降、ほんのここ数年のことです。
ではなぜ近年になって「無駄に」という枕言葉がつくようになったのでしょうか。
そこには、次のような背景があります。
「無駄に」がつけられた理由
「無駄にテンションが高い」
この言葉は…
「テンションの高さには、適度というものがある」
という、現代の若者の「コミュニケーション」についての捉え方を如実に表しています。
つまり、こういうことです。
・テンションは、低くてはいけない。
・低すぎると、「陰キャ(陰気なキャラ)」と呼ばれてしまう。
・陰キャは、テンションを高めにするよう努めなければならない。
・しかし、高すぎるのもいけない。
何とも、ややこしい限りです。(笑)
テンションはほどほどが良い
しかし、少なくとも現代の若者は、「テンション」というものに対して…
「ほどほどが良い」
と感じているのは確かでしょう。
そこで生まれたのが、「無駄にテンションが高い」という言葉。
つまり、
「高めのテンションは良い事なんだけれど、あまり高すぎても無駄なんだよ」
ってわけですね。
「ウェイ系」とは?
特に、最近は、「ウェイ系」なんていう言葉もあります。
「ウェイ系」というのは、いつでも「ウェ~イ」と言ってそうな、賑やかな人を指す言葉です。
しかし、度が過ぎると、「無駄にテンションが高い」と言われてしまいますから…
こうなると、「ウェイ系の人」と「無駄にテンション高い人」とは、まさに紙一重、ってことになります。
テンションが高すぎると…
「無駄にテンションが高い」なんていう言葉がある以上、そう言われた側は、普通「適度なテンション」に調節しようとするはずですよね。
ところが、そうはいかないのが、無駄にテンションが高い人の特徴。
つまり、「無駄に高い」のに気がついていないか、あるいは、気がついていても直せない…ってことなんです。
コミュ障に近い扱い
「コミュ障」というのは、一般的には、「陰気なキャラ」の延長だと考えられています。
つまり、陰気でテンションが低く、人付き合いがうまくできないのがコミュ障… という認識です。
だったら、テンションを高くすればよいのかというと…
「そうとも限らない」というのが今回のテーマです。
テンションが「適量」を超えて高くなり過ぎると…
「無駄にテンション高い」と揶揄(やゆ)されて、逆に場を白けさせてしまうこともしばしば。
半ば、「コミュ障気味」な扱いを受けてしまうのが実態なんです。
無駄にテンション高い人の心理
無駄にテンションが高い人の心理を考える上で、ポイントとしては…
●自分のテンションが高すぎることに気づいていない
●自分では調節できない
●テンションが高いのは良いことだと思っている
などが挙げられます。
つまり、自分では「良い事」だと思っているために、テンションを高く維持し続けようとして…
周囲からは、さらに「うざがられる」…という悪循環に陥ってしまうんですね。
対処法は?
無駄にテンション高い人との付き合いにおける対処法はたった2つです。
それは…
●こちらは低いテンションのままで適度にあしらう
●こちらのテンションを相手に合わせて高くする
つまり、無駄にテンション高い人への対応は、相手を「するか・しないか」、つまり「ゼロ100」。
でも、テンションが無駄に高い相手に合わせるなんて無理があるので、現実的には…
「無駄にテンションが高い人を放置して、こちらのテンションの維持に努める」
というのが、効果的な対処法です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、無駄にテンションが高い、ウェイ系の人たちへの対処法についてご紹介してきました。
「テンションが低すぎてもいけないけれど、高すぎてもいけない」
というのは、現代の世相をよく表していますよね。
日本も、バブルの頃は、テンションの高さが重視されていた時期もありました。
ところが現代のように、不景気による格差社会が進み、暗い世相になっていくと…
「高すぎるテンションは、むしろ敬遠される」っていうことなんですね。
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