赤ちゃんの中耳炎は耳鼻科?小児科?中耳炎対策と鼻水吸引のコツ

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赤ちゃんの中耳炎は耳鼻科?小児科?

「赤ちゃんの中耳炎って耳鼻科と小児科、どちらに行けばいいの?」

そのように迷うお母さんはとても多いのですが、正解は小児科です。

赤ちゃんが中耳炎になった時は、耳鼻科ではなく、かかりつけの小児科に連れて行くようにしましょう。

また、赤ちゃんが中耳炎になったときは、「鼻水を吸い出す」という対処が重要なので、鼻水吸引のコツについても知っておく必要があります。

今回は、赤ちゃんに中耳炎の疑いがある時の対処法と、中耳炎の予防法などについてご紹介していきます。

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子供の病気は小児科が専門医

赤ちゃんに中耳炎の恐れがある場合、「耳だから、やっぱり耳鼻科かしら?」って思いますよね?

しかし、赤ちゃんの中耳炎は、耳鼻科ではなく小児科が専門医です。

理由は、「大人よりも子供の方が中耳炎にかかりやすい」ため、子供の中耳炎に関しては、小児科医の方が診察回数も多く経験豊富なためです。

また、中耳炎に限らず、咳や熱、鼻水なども同様に小児科が専門医になります。

中耳炎をはじめ、赤ちゃんに何か異常が出た場合は、まずは小児科にかかるようにしましょう。

赤ちゃんの中耳炎の原因は?

一般に「耳に水が入ると中耳炎になる」と言われますよね。

でも、プールに入ったこともなく、お風呂の時も耳に水が入らないようにいつも気をつけていても、中耳炎にかかる赤ちゃんはいます。

どうして赤ちゃんは、耳に水が入らなくても中耳炎になってしまうのでしょうか。

最大の原因は、鼻水です。

赤ちゃんの鼻水に気を付けよう

赤ちゃんの中耳炎は、鼻水の中にいる菌やウィルスによって引き起こされることがあります。

鼻水の中のウィルスが耳管を通って、耳の奥の「中耳」と呼ばれる器官に入り、中耳炎を引き起こすわけです。

大人だったら鼻が詰まったからといって、すぐに中耳炎になったりしませんが、赤ちゃんは大人に比べて耳管が短いため、中耳炎になりやすいんです。

赤ちゃんの中耳炎の予防法

赤ちゃんの中耳炎予防のために自宅ですべきことが二つあります。

それは「加湿」と「鼻水の吸引」です。

室内の湿度を保つ

室内が乾燥していると、ウィルスが活性化しやすくなります。

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特に冬場、赤ちゃんがいる室内では、常に湿度を保っておくようにしましょう。

加湿器を置いたり、ストーブの上にヤカンを置くなどの対策が効果的です。

鼻水吸引

中耳炎予防の二つ目は鼻水吸引です。

これには「鼻水吸引器」という道具があり、これを使うと赤ちゃんの鼻の中から直接鼻水を吸い出せます。

「鼻水吸引器」には手動タイプと電動タイプがあります。

それぞれの、メリットとデメリットを簡単にご紹介しておきます。

【 手動 】

メリット
・値段が安く壊れにくい

デメリット
・力加減の調整が必要

【 自動 】

メリット
・最適な力加減で鼻水を吸引してくれる

デメリット
・値段が高く故障の恐れがある
・赤ちゃんが「ウィーン」というモーター音を怖がる

自動鼻水吸引機は、「よく鼻水を吸い取れる」と評判ですが、価格は1万円以上するものもあります。

安い買い物とも言えないので、お財布と相談し、あまり余裕がなければ手動の吸引器にしておきましょう。

手動でも、鼻水を十分吸い出せます。

力加減が難しい?

「手動は吸うときの力加減が難しい」という声もありますが、難しいのは初めのうちだけです。

慣れてくれば鼻水の状態などを見て、最適な力加減が分かるようになってきます。

また、「手動で強く吸い過ぎたら、赤ちゃんの鼓膜を傷めたりしないかしら?」と気になるお母さんも多いでしょう。

しかし、「鼻水吸引器で赤ちゃんに問題が起きた」という事例はほとんどありませんから、よほど強く吸わない限りは大丈夫です。

手動の場合は、初めに鼻水を軽く吸いながら、徐々に加減を調節していくようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんが中耳炎になる最大の原因は「鼻水」です。

赤ちゃんが自分で鼻を「ふんっ」と出せないうちは、親が赤ちゃんの鼻水をこまめに吸ってあげる必要があります。

また、赤ちゃんに中耳炎の恐れがあるときは、耳鼻科ではなく小児科に行くようにしましょう。

小児科へ行けば、お医者さんが専用の機械で、赤ちゃんの鼻水をキレイに吸い出してくれます。

自宅で鼻水吸引を行なう際は、手動と自動の吸引器があります。

楽なのは自動ですが、お値段は高めです。

手動でも十分鼻水を吸い出せますので、懐具合とも相談して、どちらにするか決めるようにしましょう。

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