客が来ると機嫌が悪くなる?来客を嫌がる夫の3つの心理と対処法
世の中には、「家の中に他人が入って来るのは嫌だ」と考える男性が多くいます。
ひょっとしたらあなたの夫も、自宅に他人を迎え入れるのは「嫌だ」と考えているのではないでしょうか。
もしも、夫も妻も同じ性格で「もともと我が家には客を招かない」という家庭であれば問題はありません。
しかし、妻が社交的でたくさんの友人を家に招きたいのに、夫が来客を嫌がる…。
こういうパターンだと、来客のたびにお互いがストレスになってしまいますよね。
そこで今回は、来客を嫌がる夫の心理と対処法についてご紹介していきます。
1.縄張り意識が強い
基本的に男というものは、来客を嫌がる傾向にあります。
これは、「縄張り」意識によるところが大きいのかもしれません。
イヌやサルなどの動物と同様、人間にも「縄張り」の意識があります。
来客を嫌がるあなたの夫は、この「縄張り意識」が人一倍強いのかもしれません。
縄張り意識は人それぞれ
また、縄張り意識には個人差があります。
つまり、どこまでがOKで、どこからがNGか、というのは人それぞれだということです。
例えば、
・家に他人が来るのはNG
・来てもかまわないが、食事をするのはNG
・家での食事はかまわないが、泊まるのはNG
・自分の部屋に他人が入るのはNG
などです。
こうした「夫の縄張りは、どこからがNGか」というラインを見誤ってしまうと、次のような問題が発生します。
どこまでがOK?
たとえば、妻が普段から頻繁にホームパーティーをしていて、夫は特にそれを嫌がっている様子もなかったとします。
ところが、妻の友人が夫の部屋のドアノブを触ろうとした途端、烈火のごとく怒り出す…というようなケースです。
この場合、夫にとっては…
「友人が家に来る」まではOKだけれど、「部屋に入る」はNGであるため、許されない…ってことになります。
こうした問題を未然に防ぐためには…
夫婦間で「友人を家に呼ぶときは、どこまでがOKか」というラインを予めよく話し合っておく必要があります。
2.「自分専用の椅子」という発想
また、男は、自分が普段よく座っている椅子を「自分だけが座る椅子」だと考えていたりします。
例えば、家のテーブルに、椅子が4つあったとします。
男性はこういうとき、4つの椅子のうち、特定の椅子だけを「選んで座る」というようなところがあります。
一見すると椅子にほとんど違いがなくても、夫にとっては座り心地や背もたれの角度などに微妙な違いがあり、「自分専用の椅子」と決め、その椅子に執着します。
座られるのがイヤ
これは、前項の「縄張り意識」とも関連しますが、こうした「自分専用の椅子」を持っている男性は、他人がその椅子に座るのを嫌がります。
こういう男性は、家に来た客が自分の椅子に座ってしまうと、それだけで一気に不機嫌になってしまうケースもあるんです。
「なんて面倒くさい性格なの!」
と、思うかもしれませんが、逆に言えば椅子一つで不機嫌にも上機嫌にもなるのですから対応は容易です。
上記の例で言えば、夫専用の椅子に、客を座らせなければそれで済むからです。
来客の際、「夫専用の椅子」はどこか他の場所へ片付けておくのがベターです。
お箸やお茶碗も夫専用?
また、椅子に限らず、お箸やお茶碗、コップなど、すべて「自分専用の物」を決めていて、「他人には絶対使わせない」というタイプもいます。
こうした「夫専用」の食器や道具などがある場合は、すべて来客時には撤去しておくようにしましょう。
3.パーソナルスペースを重視する
3つめのポイントは、「パーソナルスペース」です。
パーソナルスペースとは、「半径何m以内に人が近づいたら不機嫌になる」という範囲のことです。
つまり、あなたの夫は…
「客が来ると、自分のパーソナルスペースが侵害されたように感じるから不機嫌になる」という可能性があります。
平たく言えば、「他人が自分に近寄ってくるのがイヤ」ってことです。
この場合は、家に他人が来ること自体が嫌なのですから対応は困難です。
来客があるときは、夫には自室にこもってもらうか、外へ出かけてもらうなどの方法が無難でしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は来客を嫌がる夫の心理として…
1.縄張り意識が強い
2.自分専用の物を決めていて、他人には使わせない
3.パーソナルスペースを重視する
などのポイントについてご紹介してきました。
来客のたびに、夫婦間で無用な「もやもや」を生まないためにも、夫にとってのNG項目や、「客が触ってはいけない物」などを事前によく話し合っておくようにしましょう。
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