チャーリーゲームとは?名前の由来や終わらせ方と科学的根拠
中高生の間で流行っているチャーリーゲームとは一体どんなゲームなのでしょう?
危険だとも言われていますが、昔で言うところの「こっくりさん」のようなものなんでしょうかね?
科学的根拠はあるのか?どういうゲームなのか?
チャーリーゲームについて紐解いてみましょう。
チャーリーゲームって何?
チャーリーゲームはメキシコ版のこっくりさんのようなもので、霊を呼び出す交霊儀式です。
チャーリーゲームのやり方というのは、
用意するものは紙と鉛筆2本です。
紙に十字線を書き、四角の部分に「Yes」or「No」と交互に書きます。
これで準備はOKです。
そして、2本の鉛筆を十字架に重ねて置き、
「チャーリー、チャーリー、いますか?」
「チャーリー、チャーリー、遊びませんか?」
とチャーリーに呼びかけます。
これでチャーリーが現れれば十字架に重ねた鉛筆が「Yes」の方に動き、その後は「Yes」や「No」でチャーリーに質問を行います。
このやり方をみると、やはりこっくりさんと似ていますね。
こっくりさんの場合、狐の霊を呼ぶとされていますが、チャーリーとは一体何者なのでしょう?
メキシコ神話にテスカトリポカという創造神がおり、メキシコがスペインに征服された後カルリートスと呼ばれるようになりました。
そのカルリートスをスペイン語で発音すると「チャーリー」だそうで、チャーリーはそこからきているのではないかと言われています。
チャーリーゲームはどうやって終わるのか?
チャーリーを呼び出したとしても、最終的には帰ってもらわないといけません。
でないと、チャーリーはずっとそこにいることになってしまいます。
チャーリーゲームを終わるには、チャーリーに
「チャーリー、チャーリー、帰ってもらえませんか?」
と、問いかけ「Yes」と返事をもらわなければいけません。
ここで「No」と返事がきた場合、「Yes」と言ってもらえるまで永遠に続けなければいけないという話しもあれば、チャーリーが帰ってくれない時には、最後の手段として「チャーリーあっちに行って!」と強く言い放って使っていた紙を破るのだとか。
チャーリーは勝手に呼び出され、帰ってくれないと無理やり帰らされるとは…
何とも身勝手な話しですね。(笑)
こっくりさんの時もそうでしたが、チャーリーゲームも危険だと、海外ではゲームを行う事が禁止されているところもあります。
それは、チャーリーゲームをしていると急にパニック状態に陥り、失神してしまうといった事件が何件も起きたためです。
これはこっくりさんの時にもあったことで、原因は集団パニックや集団ヒステリーだと考えられています。
チャーリーゲームをしている内の1人が不安定な精神状態でいると、周囲にもその精神状態が広まってしまうというものです。
この症状に陥りやすいのは経験の少ない子供や感受性の強い女性が多く、過呼吸や興奮、妄言、意識障害、幻覚などの症状が起こり、それが周囲に広まって集団パニックが起きてしまいます。
チャーリーゲームに科学的根拠はあるのか?
霊を呼んで質問をするとされるチャーリーゲームですが、本当にそんな事ってあるのでしょうか?
チャーリーゲームとこっくりさんの違うところと言えば、こっくりさんは鉛筆に直接人が触れるのに対し、チャーリーゲームは人が直接鉛筆に触れません。
鉛筆は十字にして紙の上に置いているだけなので、人の力が加わって鉛筆が動く訳ではないのでこっくりさんより真実味があります。
どうして誰も触っていない鉛筆が動くのかというと…
・本当にチャーリーが来ている
・やっている人の無意識の超能力
・人の息
・鉛筆のバランスと重力の関係
・何らかの振動
などが考えられますが、どうやら科学的根拠はないようです。
人が全く手を触れていないのに鉛筆が動くなんて、本当に不思議な現象ですね。
中には鉛筆が全く動かなかったという人もいたりして、それってチャーリーが来なかっただけなのか、実は本当は動かないのか分かりませんが、チャーリーゲームをして実際に鉛筆が動いたという経験の持ち主もいるらしいので一概には何とも言えません。
まとめ
現代版こっくりさんとも言われているチャーリーゲームですが、日本でもチャーリーゲームが禁止されつつあります。
いつの時代になってもこのようなゲームは流行るものなんですね。
個人的には霊は苦手なのでやりたいとは思いませんが、昔こっくりさんをして本当に動いたときは凄くビックリした記憶があります。
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