干支の由来。どうして猫は入っていないのか?12支占いについて

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干支,12支

年末になると干支を思い出しますよね?
「来年は何年だっけ?」 みたいな。

干支と言えば12種類の生き物で構成されていますが、どうしてその中に犬はいても猫はいないんでしょう?
辰年のように想像上の生物まで入っているというのに。

今日は干支の由来や12支占いなどについて解説していきますね。

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干支の由来について。

干支=12支というのは、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種で構成されていますよね。
12支の起源は紀元前1400年頃の中国だと言われています。

もともと12支というのは木星の位置を示すための漢字で、木星は12年で空を一周することから天文学的に使われていたものです。
本来動物とは関係がなかったんですね。

それがどうして動物になったのか?というと、一般庶民に普及させるためだったそうです。
そのお陰というか、今では12支は動物としてすっかり定着していますよね。

12支のそれぞれの意味は…

・子(ネズミ)
ネズミは子どもがすぐに増えるということで子孫繁栄。

・丑(牛)
牛は食肉として食料にもなり、力仕事もできることから人間にとってかかせない動物です。
粘り強さや誠実の象徴とされています。

・寅(トラ)
虎は空に輝く星で毛皮が美しいという言い伝えから、決断力と才知の象徴とされています。

・卯(ウサギ)
ウサギの穏やかな様子から家内安全を表しています。

・辰(龍)
伝説の生き物で縁起が良いと言われています。

・巳(ヘビ)
執念深い反面、恩を忘れず恩返しをすると言われています。

・午(馬)
牛と同じで人間にはかかせない動物です。

・未(羊)
群れで生活をすることから家族安泰を意味しています。

・申(サル)
山の神の使いとして信じられています。

・酉(鶏)
取り込むという言葉にかけて商売繁盛に縁起が良いと言われています。

・戌(犬)
忠実で社会性があることから献身、安全の象徴と言われています。

・亥(イノシシ)
肉は万病を防ぐと言われ、無病息災の象徴とされています。

このような意味があるんですね。

なぜ12支に猫が入っていないのか?

12支には12種類の動物がいますが、その順番についても気になるところですよね?
でも。それにも増して、どうして定番の猫はいないんでしょう…?

日本には12支にまつわる民話があり、その中で答えが分かります。

昔々のある年の暮れの事、
神様は動物たちに対して
「元旦の朝、新年のあいさつに来るように。
 1番早く来た者から12番目までの者には1年間の間、動物の大将にしてやる。」
と言いました。

動物たちは「我こそが一番乗り!」みたいなノリでそれぞれプランを練って元旦を楽しみに待ったそうです。

そんな中、猫だけは神様のところにいつ行けば良いのか忘れてしまったのだとか。
忘れてしまった猫は仕方なくねずみに尋ねました。
そうしたところ、ネズミが意地悪して1日遅い日を教えたんだそうですよ。
結局、猫は新年のあいさつには行けなかったというわけです。
いや、正確には行ったのでしょうが、1月2日だったんでしょうね、きっと。

そんな意地悪ネズミがどうして12支の中で1番なのかというと…

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自分の足の遅さを知っている牛はみんなよりも1日早く出発しました。
そのお陰でもう少しで1番乗りで到着するというその時に…

牛の計画を察知して牛の背中にちゃっかり乗っていたネズミが、ゴール寸前で牛の背中から飛び降りて猛然とダッシュ!
結果、自分が1番になったというわけです。

ネズミに嘘の日を教えられた猫はレースに参加することすらできずにネズミを相当恨んだそうです。
そのせいか、今でも猫はネズミのことが嫌いで見つけると追い回すのだとか。

この話しはあくまでも民話です。
12支は元々動物ではなかったので、12支に動物を最初に当てはめた人が猫嫌いだったのではないかという節もあります。

12支占いと性格について

何年生まれなのか?を基準にした12支占いがあります。

12支にはそれぞれ性格というものがあって…

・子(ネズミ)
明朗で楽天的。
くよくよ悩んだりせず、社交的で明るい性格でピンチの時にも周囲が助けてくれます。
相性が良いのは、子・寅・卯・申・酉。

・丑(牛)
野心や意志が強く、完全に最後までやり遂げる粘り強さがあります。
自分の決めた事は正しいと思い込んで突っ走る傾向があります。
相性が良いのは、丑・巳・午・申・酉。

・寅(トラ)
仲間意識に欠如していて単独行動を好み、言い出したら聞かない強引さがある一匹狼タイプ。
相性が良いのは、寅・子・巳・午・亥。

・卯(ウサギ)
何事に対しても柔軟性があり、人の気持ちを察することができる優しい性格です。
相性が良いのは、卯・子・巳・午・亥。

・辰(龍)
基本的に怠け者ですが、一度奮い立つと人並み以上に熱心に取り組みます。
相性が良いのは、辰・巳・午・申・酉。

・巳(ヘビ)
天才肌の人が多く、考え方がシャープでカリスマ性があります。
相性が良いのは、巳・丑・寅・卯・辰・未・戌。

・午(馬)
負けず嫌いで、明るく何事にも積極的ですが長続きしません。
相性が良いのは、午・丑・寅・卯・辰・未・戌。

・未(羊)
忍耐力が強く、芯に秘めた何かがあります。
周囲に対して心配りができますが、口が軽いのが災いする時があります。
相性が良いのは、未・巳・午・申・酉。

・申(サル)
常に周囲の注目を浴びていたいタイプで、家庭主義で思いやり深いです。
才知に長け、優れた頭脳を持っています。
相性が良いのは、申・子・丑・辰・未・戌・亥。

・酉(鶏)
せっかちですが頭の回転が良く、豊かな感受性を持っています。
相性が良いのは、酉・子・丑・辰・未・戌・亥。

・戌(犬)
自分が尊敬する人には忠誠をつくします。
責任感が強い一方、無謀と思うような行動を起こす時があります。
相性が良いのは、戌・巳・午・申・酉。

・亥(イノシシ)
自信にあふれリーダーに向いています。
現実主義と理想主義の二面性を持ち合わせています。
相性が良いのは、亥・寅・卯・申・酉。

大まかにこのような性格が上げられています。

もちろん全ての人がこれに当てはまるわけではありません。
だって、12年に一度、一年間同じような人ばかりが生まれて来たらバランスが取れませんものね(笑)
とはいえ、相性の良し悪しは少なからず当たってないとも言えない?かも。

まとめ

12支の民話ではネズミはとても酷いヤツという事になっていますが、これはあくまでも民話なので間違わないように!(笑)

12支占いについては人それぞれで、皆が同じという訳ではありませんが、自分の干支のところを見るとあながち間違いではなさそうかな?

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Comment

  1. みすずちゃん より:

    ネズミ年です!猫年の皆さんごめんなさい

  2. 匿名 より:

    台湾あたりではネコ年あるみたいですよ

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