双子の日は12月13日?双子の〇〇記念日が年に3回もあるって本当?
「双子の日」という記念日を聞いたことはありますか?
双子がいるご家庭自体がそもそも多くはないので、「双子の日」はあまり身近に感じることのない記念日かもしれませんが、双子の人達にとっては非常に重要な記念日です。
この日は、双子タレントなどが一同に集結したり、双子ならではのイベントなども開催され、例年大きな盛り上がりを見せています。
でも、実は「双子の日」と名付けられた記念日は、なんと「年に3回」もある… というのをご存知でしたか?
今回は、1年に3回訪れる「双子の日」の日付と、その由来についてご紹介していきます。
12月13日
まず、「本家」というか、最も歴史が古く、認知度が高いのは「12月13日の双子の日」です。
発祥は明治7年。意外にもかなり歴史のある記念日です。
明治7年の12月13日、法律で「双子は、先に産まれた方を、兄・姉とする」ということが法律で正式に定められました。
実は、それまでは、双子は先に生まれた方が弟・妹だったんですね。
これは、「子宮の奥に入っている方が、先に受胎した赤ちゃん」という日本古来の考え方によるものです。
また、地方により違いもあったため、先に生まれた方が、ある地方では姉だったり、ある地方では弟だったりして、統一された決まりのようなものはそれまでなかったんですね。
しかし、明治7年にこの法律が制定されたことで、「双子は先に生まれた方が兄・姉」というのが全国共通のルールになり、このルールが今日まで適用されている… というわけなんです。
以後、12月13日は「双子の日」として制定されています。
さて、先ほど12月13日の双子の日を「本家である」という書き方をしましたが、実は「分家」つまり、その後12月13日以外にも「双子の日」と呼ばれる日が誕生し、実際にイベントなども開催されています。
では、その他の「双子の日」を順に見ていきましょう。
2月5日
実は、2月5日も「双子の日」と呼ばれていて、実際に双子関連のイベントが開催されています。
これはもう、見た瞬間に由来が分かりますよね。
2月5日が、2(ふた)5(ご)で、双子の日…というわけです。
こちらは語呂合わせですから、法律制定日の12月13日よりも圧倒的に覚えやすいですよね。
そのため、日本記念日協会にも、2月5日の方が「双子の日」と登録されています。
一方で、12月13日は、「歴史上にそういう出来事があった」という日ですから、特に語呂合わせはなく、そのため2月5日よりも覚えにくい… ということなんです。
11月11日
実は、「双子の日」と呼ばれている日は、他にもまだもう一つあります。それが11月11日です。
別の記事でもご紹介していますが、11月11日は、「1年間で唯一の4桁のゾロ目」ということもあり、様々な記念日が制定されている、いわば「記念日ラッシュ」の日になっています。
⇒【 11月11日の記念日が多すぎる件 】
サッカーの日、チーズの日、シャケの日…等々、名だたる記念日に紛れて、「双子の日」もしっかりと名を連ねています。
双子は珍しい?
双子が生まれるのって、実はすごく珍しいことなんです。
赤ちゃん1人を妊娠することを「単胎妊娠」、双子以上複数の子を一度に妊娠することを「多胎妊娠」といいますが、多胎妊娠は全体のわずか1%未満と言われます。
つまり、妊婦さん100人のうち、双子は1組いるかいないか… というほどの低い確率です。
実際のところ、1つの学校に双子の兄弟がいれば、それだけで全校で話題になりますから、感覚としては双子は学校に1組いるかいないか… というくらい確率としては低いんです。
性別の組み合わせは?
なお、双子の性別の組み合わせとしては…
・男女
・女女
・男男
となっていて、双子が男女である組み合わせが、全体の4割を占めます。
そして、どういうわけか、「双子兄弟」よりも、「双子姉妹」のほうが生まれやすい…というデータもあり、「双子の男女が同比率ではない」というのは、なかなか興味深いですよね。
どんなことが行われているの?
「日本双子協会」という団体があり、ここが主体となって、双子の日には例年様々なイベントが行われています。
双子タレントや双子芸能人なども多数参加するため、「双子好き」の人にとっては見逃せない貴重なイベントとなっています。
まとめ
いかがでしたか。
普段、なかなかお目にかかることのできない双子ですが、「双子の日」のイベントに行けば、有名人・一般人を含め、数多くの双子に出会うことができます。
・2月5日
・11月11日
・12月13日
年に3回の「双子の日」。
イベント情報は、日本双子協会の公式ホームページか公式ツイッターなどでも随時公開されていますので、双子のイベントに関心のある方はそちらもどうぞご覧になってみてください。
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