妊娠中には葉酸を!葉酸の入った食品やサプリメントなど

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妊娠中には葉酸を

あなたは「葉酸」を知っていますか?
妊娠を考えている女性や、妊娠した女性は良く耳にする言葉だと思います。

「葉酸」は赤ちゃんを産む人にとって欠かせない栄養素です。
ここでは、葉酸について詳しくご紹介したいと思います。

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妊娠中には葉酸を!

女性は妊娠すると、まず最初に「葉酸を摂るように」と周りの人から言われることが多いですが、そもそも葉酸とは何なのでしょうか?

葉酸は、葉物野菜に多く含まれる、水溶性ビタミンに分類されるビタミンB群の栄養素です。

欧米では、妊娠期間中に葉酸を摂取することで、お腹の赤ちゃんの二分脊椎などの神経管閉鎖障害の発生リスクを抑えるとの報告があります。
近年、日本でも母子手帳に妊娠中の葉酸摂取の重要性が記載されるようになりました。
お医者さんからも葉酸を摂取するようにと言われる妊婦さんも多いのではないでしょうか。

成人における1日の葉酸摂取推奨量は240μg(0.24mg)とされていますが、妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性がある女性は1日に400μg(0.4mg)摂取が推奨されています。
妊娠中の摂取量は通常の倍の葉酸が必要になるんですね!

葉酸は、お腹の赤ちゃんが成長する為に必要な細胞分裂に不可欠な栄養素です。
妊娠前や妊娠初期に十分に摂取することで、神経管の先天異常の発症リスクを低下させる効果があります。

また、母体の妊娠中毒症や悪性貧血、さらにはマタニティブルーの改善にも効果があり、赤ちゃんにもママにも無くてはならない栄養素なんです!

赤ちゃんの細胞分裂において、最も重要なのは妊娠初期です。
受胎してから2~4週間位が一番細胞分裂が盛んな時期となります。

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ですので、妊娠が分かってから葉酸を摂取し始めるのでは遅い場合があるため、妊娠の1ヶ月以上前から葉酸を摂取するのが理想的です。
赤ちゃんが欲しいという人は、計画的に葉酸の摂取を始めましょう。

葉酸の入った食品

では、葉酸はどのような食べ物に多く入っているのでしょうか?
葉酸を多く含む食材をご紹介します。

・豆(中1パック)に葉酸60μg
・海苔 (5枚)に葉酸38μg
・きな粉 (大さじ1杯)に葉酸18μg
・いちご(5粒)に葉酸68μg

その他にも、ほうれんそう、納豆、アスパラガス、マンゴー、ブロッコリー等にも多く葉酸が含まれています。

葉酸は水溶性の栄養素のため、水で洗うと栄養が流されてしまいます。
食材を洗うときは、さっと素早く洗いましょう。

また、熱を通すことで栄養が溶けだしやすいので注意しましょう。
食材を熱して食べる場合は、汁物のままいただく等工夫して調理をしましょうね。

葉酸のサプリメント

葉酸は身近な食材に多く含まれていて摂取しやすいのですが、妊婦さんは通常の人の倍の量を摂取しなければならず、 これだけの量を毎日食べるのは大変なので、サプリメント摂取も推奨されています。

現在は様々なメーカーから葉酸サプリメントが売られていますが、中には添加物が沢山入っている物もあるので要注意です。
妊婦さんは、出来る限り安全な成分で作られている物を選びましょう。

中には、サプリメントでも妊婦さんの葉酸推奨摂取量の400μgに届かない物もありますので、400μg摂取出来るかどうかも要チェックです!

また、葉酸は1日1000μg以上の摂取は避けるようにしましょう。
葉酸を摂りすぎた場合、母体の発熱やじんましんなどが起きたり、赤ちゃんが喘息になりやすくなるリスクがあります。
必ず摂取量には注意して下さいね。

まとめ

いかがでしたか?

葉酸について知らなかった人や妊娠を考えている女性は、ぜひこれから意識して葉酸を摂取してみましょう。

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