かつおの旬と美味しい季節はいつ?栄養や旨い食べ方はこれ!
かつおは基本的に、1年を通して店頭に並んでいる魚です。
しかし、もちろんかつおにも旬があります。
かつおをおいしく食べられるのはいつ頃でしょうか。
そして、気になる栄養は?
そんな、かつおに関する情報をお届けします。
かつおの旬はいつ?
かつおの旬は、初夏と初秋の2回あります。
初夏のかつおを初鰹、初秋のかつおを戻り鰹と呼びます。
かつおは毎年北上と南下を繰り返す魚で、冬から春にかけ北へ、そして秋に南へ向かいます。
かつお漁は、春に九州南部で始まり、初夏に本州中部、初秋に三陸北部から北海道に進み、その後また南下を始めます。
初鰹と戻り鰹の違いは、ずばり味です。
初鰹は戻り鰹と比べて、さっぱりとしています。
一方戻り鰹は、餌に恵まれているため、しっかり脂がのってもっちりとした食感が楽しめます。
鰹の栄養とお店での選び方は?
かつおは魚の中でも特に栄養が豊富です。
高たんぱくで、体全体の1/4をたんぱく質が占めるほどです。
また、血合いの部分にたくさんの栄養が詰まっており、基本的に魚に含まれるビタミン・ミネラル類のほとんどが含まれています。
特にビタミンBとビタミンDが豊富で、同じく豊富な鉄分とともに貧血を予防したり脳の働きをよくしたり、カルシウムの吸収を促進します。
かつおに含まれる脂はDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン 酸)と呼ばれるもので、それぞれ脳の働きを活性化したり、血液をサラサラにする働きがあります。
タウリンも豊富に含まれており、肝機能を高める働きがあります。
新鮮なかつおを選ぶポイントをご紹介します。
・赤身や血合いの色が鮮やかなもの
・身が丸々と太っているもの
・背は鮮やかな青色で、腹は白銀色、
縞模様がはっきりとしているもの
以上のポイントをおさえて、おいしいかつおをいただきましょう。
鰹のおいしい食べ方は?
かつおの食べ方といえば、刺身はもちろんたたきが定番ですよね。
スーパーなどでも、たたきで売られていることが多いかと思います
そんなかつおのたたきをおいしくいただくためのおすすめの薬味は、以下のものがあります。
・大葉
・ニンニク
・玉ねぎ
・ネギ
・みょうが
などなど、さまざまなバリエーションで楽しんでみてください。
もしたたきが余ったら…
・漬けにする
ゴマ油、酒、醤油、おろしにんにくで漬け込みます。
漬けにしたかつおはたたきとはまた違ったおいしさです。そのままはもちろん、丼にしたり、お茶漬けにしたりしても美味ですよ。
・マリネにする
オリーブオイルと塩こしょうでマリネにします。
意外にも、洋風アレンジも合うんです。
生野菜と一緒に盛り付けてカルパッチョにしてもいいですね。
・火を通す
フライパンで焼いてステーキにしたり、ショウガ醤油漬けにしたものに片栗粉を付けて揚げれば、竜田揚げにもなります。
まとめ
かつおは栄養価も高く、うまみ成分も多い良い魚です。
旬の時期に食べると、また格別です。
みなさんも旬のおいしいかつおを楽しんでくださいね。
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