コールドプレスジュースとは？その効果やスムージーとの違い

公開日：2016/04/14 最終更新日：2016/04/15

ニューヨークで大人気のコールドプレスジュース♪
最近日本でもブレイクの兆しを見せていますね！

コールドプレスジュースとはどんなものなんでしょう？
また、その効果は？
スムージーとの違いなどについてもまとめてみました。

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コールドプレスジュースとは？

コールドプレスジュースは、30℃以下の温度で野菜や果実の水分を時間をかけて搾り出したドリンク。
ゆっくりと材料を押し潰すように搾っているので、酵素やビタミンなどが失われず凝縮されたヘルシーなジュースです。

今までヘルシードリンクと言えば、材料をそのままミキサーにかけたものが主流でしたが、それでは摩擦熱で酵素やビタミンB・Cなどが失われていました。
その欠点を見直したのがコールドプレスジュースです。
コールドプレスジュースの製法なら失われるものは何も無く、野菜や果物の皮なども一切入っていない水分だけをいただくので、消化吸収が良くて飲みやすいというのが特徴です。

コールドプレスジュースは、以前からニューヨークを中心にアメリカでは大流行しているのに日本ではあまり受け入れられませんでした。
どうしてかというと、コールドプレスジュースは1杯1000円前後と値段が高めだったのでそれが影響したようです。
でも最近はその値段でも飲む価値があると再認識され、日本でもブレイクの兆しを見せています。

コールドプレスジュースは、別名「飲むサラダ」と呼ばれるほど栄養価が高く、選ぶ材料によって味も見た目も効果も違うので、その日の気分や体調によって飲み分けることができます。
少し値段が高いのでちょっと勇気がいりますが、飲んでみる価値は十分にあるので、ぜひ1度試してみてください。

コールドプレスジュースの効果は？

さて、コールドプレスジュースについて、その製法や何となく体に良さそうというのは分かりましたが、具体的にはどんな効果があるのでしょうか？
いくつかポイントを挙げてみましょう。

・むくみ解消
野菜や果物に含まれるカリウムの効果でむくみの原因「ナトリウム」を排出してくれます。

・便秘解消
たくさんの栄養素を摂取できるだけでなく、固形物が入っていないことで胃腸への負担が軽減され、結果として便秘解消が期待できます。

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・美肌効果
便秘が解消されることで腸内に溜まっていた老廃物がなくなり、結果的に美肌効果が期待できます。

・内臓機能の回復
コールドプレスジュースには固形物が入っていないので消化に時間がかかりません。
食べ過ぎた時なんかに飲むと胃腸にやさしくて良いでしょう。

その他、コールドプレスジュースを使ったジュースクレンズというダイエット法があります。
冬太りにも効果があると言われているんですよ。

方法としては簡単で、コールドプレスジュースを1日6回、食事の代わりに飲むというものです。
最短で1日、最長で5日ほど自分の好きな日数で行うダイエットです。
コールドプレスジュースに含まれる栄養素だけで身体の栄養が補われるので、イメージとしては酵素ダイエットなんかにも似ています。
固形物を含んでいないので、ダイエット中に内臓をしっかり休ませてあげることもできて一石二鳥かもしれませんね。
肌荒れやむくみが気になる人や、疲労感があるときはジュースクレンズすると改善されるでしょう。

コールドプレスジュースとスムージーの違い

コールドプレスジュースとスムージーって似てる気がしませんか？
どの辺が違うのかちょっと調べてみましょう。

コールドプレスジュースの作り方は先述の通りですが、スムージーはどんな風に作るのかというと、野菜や果物をミキサーなどで材料丸ごとそのままがジュース状にします。
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれていてとろみもあるので飲むと満腹感が得られることからダイエットにも向いています。

両者の大きな違いは、ゆっくり絞って水分だけにしているか、実も皮も全てすりつぶすように混ぜているかという製法と出来上がった状態の違い。
そして成分的な大きな違いは食物繊維の量です。

コールドプレスジュースは、食材の固形分を取り除いて果汁だけにしたものなので食物繊維はほとんど含まれていません。
対してスムージーは、食材をそのままミキサーにかけているので食物繊維もそのままたくさん残されています。
食物繊維が多ければ多いほど胃腸には負担がかかりますが、コールドプレスジュースにはその心配がありません。

また、コールドプレスジュースの搾りかすには取り除かれた食物繊維がタップリ含まれているので、それを煮詰めてペースト状にしておくと、カレーやスープなど料理にも使えるだけでなく、食物繊維も摂ることができます。