Windows10のすすめ。最初にカスタマイズすべき四点

公開日:  最終更新日:2016/07/22

Windows10

Windows10を毛嫌いしてアップグレードをためらう人が少なくないようですが、それは食わず嫌いのようなもの。
レジストリがいじりやすくてWin7を手放せない人は別ですが、そうじゃない大半の人は積極的にWindows10に乗り換えましょう。

ネット上にはWindows10に関するネガティブな意見も散見されるし、いったんはWindows10を入れてみたものの、また元に戻したなんて話も少なくありませんが、なぜそんなにWindows10を嫌うのか分かりません。
リリース直後から使っていて、手持ちのPCを全てWindows10にした私としては、Win7やWin8.1よりおススメです。

ただ、Windows10もこのままだと使い勝手が悪いところもあるので、ちょっとだけカスタマイズするとよいですね。
Windows10を入れてすぐにカスタマイズしておきたいのは以下の四点。

・スタートボタン
・基本フォント
・既定のブラウザ
・フォトビューアーの復活

ひとつずつみていきましょう。

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スタートボタン

Windows10ではスタートボタンが復活したということになっていますが、たしかにスタートボタンは左下にあるものの、Win7を使っていた人にはとても使いやすいとは言えない代物です。(まぁ、慣れてしまえば別なのでしょうが…)

そこで、使い慣れたWin7風のスタートボタンに変更してしまいましょう。
Classic Shellを使えば簡単に使い慣れたスタートボタンに早変わりします。
⇒ こちらからDLできます。

さぁ、これで使い勝手はWin7と同様になったはずです。
こうなるとPCを使っていて、やれWin7だWin10だと特に感じることもなくなるでしょう。

このソフトは特に難しいこともないので、キャプチャーも載せませんが、設定画面の上部中央にある「Show all settings」にチェックを入れて、その下の部分右側の「Language」から日本語が選べます。
ただ、特にこの工程をしなくても日本語表記になっていたような気もします。

基本フォント

これは気がつかない人もいるようです。
でも気がつかないという人はちょっと観察力なさすぎ(笑)って感じもしますね。

何のことかと言えば、まぁ随所に散見されるのですが、最も端的に言えばデスクトップのアイコンの文字。
これがWindows10から「游ゴシック」というフォントになっていて、見慣れたメイリオより見た目に何となく汚い。
そこで見慣れたメイリオに変更しましょうということ。
基本フォントを変更するものはいくつかありますが、名前のユニークな「Meiryo UIも大っきらい!!」がいいでしょう。
⇒ こちらからDLできます。
使い方は特に説明の必要がないほど簡単なのでぜひ導入しましょう。

既定のブラウザ

Windows10には、Microsoft Edgeという新しいブラウザが搭載されています。
ここではその良し悪しや好き嫌いは問いません。
ただ、使い勝手等の観点で、今までのIE11がないと戸惑う人もいるでしょう。
ちなみにIE11は廃止されたわけではなく、Windows10にもちゃんと搭載されています。
そこで、既定のブラウザをIE11にして、エッジは必要があればその時だけ使うというのはどうでしょう。

IE11を既定にするにはスタートから設定(上記でClassic Shellに変えている人はPC設定)でシステムを選び、既定のアプリのWebブラウザーでIE11を選ぶだけです。
それと同時にIE11をタスクバーにピン留めしておきましょう。そうすることで使いたいときにいつでも使えるようになります。
IE11は全てのプログラムの中のWindowsアクセサリーに入っています。そこでアイコンを見つけて右クリックしてピン留めすると良いでしょう。

フォトビューアー

【 2016/7/22 追記 】
昨日、しばらくぶりに頼まれた1台をアップグレードしたところ、フォトビューアーに関して変更されているようでした。
以前は、以下の手順が必要でしたが、今は既定のアプリの中にフォトビューアーが表示され、それを選択すればすぐに使えるようです。
これなら楽ですね。レジストリをいじる必要もありません。
従って、以下の記述はそうなる以前にアップグレードした場合で、フォトビューアーがなくて不便だなと感じた人向けの記述とご理解ください。

最後にフォトビューアーです。
Windows10では使い慣れたフォトビューアーが見当たらず、フォトという新しいソフトに切り替わっています。
しかし、これがどうにも使い勝手がよろしくないので、フォトビューアーを復活させてみましょう。

Windows10ではフォトビューアーがなくなっているように感じますが、きちんと搭載されていて気づきにくいだけです。
でも、先述のIE11のように何もしないで使えるようにならない点がちょっとやっかいです。

とは言え、使えるようにする手順は簡単、まずは以下のファイルをDLして解凍(展開)後に実行してください。
⇒ ファイルはこちら

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警告が二度ほど出ると思いますが、全部「はい」で大丈夫。
ちなみにこのファイルでレジストリをいじっています。
従って、こちらで用意したファイルが信用できない人はご自身で作ってください。
ただ、一応申し上げておきますと、安心して使っていただいてまったく問題ありません。(とは言え、何らかのトラブルがあった際はその責任は負えません。お約束の「自己責任」で。)

さて、上記のファイルに関しては実行するだけで他にやることはありません。
あとは、画像をご自身で用意してそれをダブルクリックするのではなく、プログラムから開いてください。
プログラムから開く際に「別のプログラム選択」を選び、その画面の中からフォトビューアーを選択して「常ににこのアプリを使って○○を開く」にチェックを入れます。
この○○は画像の拡張子です。
普段使う画像がjpeg(.jpg)だけだったら、一度この作業をしておけば、その後jpegの画像を開くときは必ずフォトビューアーが立ち上がります。
もし他の拡張子の画像も使う場合は、その使う画像を同様の手順で開いてみてください。
普通は.jpg .png .bmp .gifくらいで足りると思います。
仮に上記の4種類だとしたら、それぞれ一度だけはその画像を同様の手順で開く必要があるので4回の手間になります。
そうしておけば、その後はいつでもフォトビューアーが起動して、今まで通りの見慣れた画面で画像を表示できます。

まとめ

さて、まずは以上の工程をやっておけば、Windows10が使いにくいと感じることは特にないでしょう。
というか、OSがなんちゃらだから… とか全く気にならないと思います。

それはもちろんWin10にしたら動かなくなったソフトがあるといった場合はちょっと考えちゃうかもしれませんが、今まで多くのPCをWin10にしてみましたが動かなかったソフトはひとつもありませんでした。
フリーソフトでも、XP時代のソフトでさえも軽快に使えたりします。
ソフトが動かなくなるのはむしろビット数の違いだったりすることもよくあるので、その辺は勘違いしないようにしたいものです。
32でも64でも動くソフトもたくさんありますが、逆にダメなものもあります。
今まで32ビットPCで使っていたソフトが、Windows10を入れた際に64ビットにして動かなくなって、それがOSのせいだと勘違いする人も少なからずいます。

ところで、Windows10の無償アップグレード期間は2016年の7月29日までです。
端的に言うと、この期間内にアップグレードするべきです。
なぜなら、その期間が過ぎてしまえば有料になり、Homeで1万円台後半、Proで2万円台後半が予定されており、実売価格でも2万円前後が見込まれます。
一度アップグレードして、どうしても嫌なら1か月以内(28日以内)なら元のWindows(7や8.1)に戻せます。
それだけでなく、いつかまたWindows10にしたくなったら一度アップグレードしたマシンならその時も無料でアップグレードできます。
つまり、お試しでもいいから無償期間内に一度Windows10にしておけば、仮に元に戻しても、将来また無料でWindows10にできるわけです。
アップグレードしようか迷っている人や、食わず嫌いでアップグレードしない人も一度はWindows10にしておいた方がお得ではないでしょうか。

今日書いたカスタマイズにより、OSの違いはほとんど感じられなくなります。
その傾向は、あまりPCを使わない人・詳しくない人ほど健著です。だったらWin10にしない理由も特段見当たりません。

今日の記述でどうしても分からない点は「問合せ」よりお問合せいただいてもけっこうです。
また、Win10の更新で、1511、10586でエラーが出るとか、更新やアップグレードで「システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした」等の理由でうまくいかないケースも解決策はあります。
ただし、いたずら等のお問合せはご遠慮くださいね。

【 おまけ 】古いPCもぞくぞくWindows10でサクサク

この際だからと手持ちの古いPCも軒並みWindows10にしてみました。

・レッツノート CF-N10
・東芝 NB100
・DELL OPTIPLEX 740

などなど…

どれもWin10はサポート対象外です。
まぁ、いずれもメーカー製のPCで古いものなので当然ですね。

レッツノートは一応はcorei5なのでまだ当分はいけるだろうということで、SSDに換装してクリーンインストールしました。
ドライバーで少しだけ手こずったものの、結果は上々。ものすごく軽くて動きのいいPCに生まれ変わりました。

NB100はそもそもああいったPCですから半ば面白半分でしたが、メモリもメーカー指定の1Gを無視して2Gに上げてWin10に。(本当は4Gにしたいところですが、MBかCPUの関係でどうやら無理らしい)
まだまだ十分使えるという感じのいい仕上がりです。
SSDに換装したらもっと軽快になるのでしょうが、こいつは換装が少々面倒なのでいつか暇があれば(笑)。

OPTIPLEX740はドライバーの互換性の関係で無理という表示も出ましたがかまわず実行。
結果的にはモニターのドライバーのせいで挙動がおかしくなりましたが、グラボのドライバーを見つけインストールすることで対処。
サクサク動くいいPCの出来上がりとなりました。
NB100もOPTIPLEXも本体にXPのシールが貼ってあるところがなんともお洒落。

ということで、Win10に関して思うままに適当に書いてみました。
各項目の深いところは詳しいサイトも数多ありますので、ここではWin10を入れた方がいいよ!ということと、入れたら最初にすると楽になることのみ書きました。

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