8分違いのパラレルワールドとは?異世界の存在と偽1万円硬貨事件
「パラレルワールド」って、ご存知ですか?
この宇宙には、私たちが住んでいる世界とよく似た「別の世界」が無数に存在していると言われ、そうした世界を「パラレルワールド」と呼んでいます。
近年では、「異世界」なんて言われることもあり、アニメやラノベの舞台などでもよく登場しますよね。
「でも、そんなの、SFの話じゃないの…?」と、あなたは思うことでしょう。
しかし、2017年3月、全国のSFファンを魅了する、ある衝撃的なニュースが報じられました。
そのニュースとは、「偽1万円硬貨事件」。
このニュースに登場する謎の「1万円硬貨」は、なんと!この世界のものではなく、「8分違いのパラレルワールド」という異世界から、持ち込まれたものだと言われているんです。
なんだか、とてもミステリアスですよね!?
そこで今回は、「8分違いのパラレルワールド」とは一体なんなのか、そして、その異世界の実在を暗示する、決定的な証拠となった「偽1万円硬貨」についてご紹介していきます。
パラレルワールドって何なの?
まずは、よく知らない人のために、「パラレルワールド」について、少しおさらいしておきましょう。
先程ご紹介したように、パラレルワールドとは、「この宇宙には、無数の平行世界が存在する」という考えによって空想されたものです。
相対性理論で有名な、天下のアインシュタイン博士は、「タイムトラベル」について、次のように述べています。
「もしも過去へタイムトラベルできるなら、それは、この世界の過去に戻るのではなく、別の世界の過去の時点に移動するはずだ」と。
これはまさに、アインシュタイン博士のいた20世紀初頭から、すでに「パラレルワールド」の存在が認識されていたことの証左でもあります。
1万円硬貨事件って何?
世間一般では、パラレルワールドは、「ただの空想の産物だ」と言われますよね。
でも、この常識を覆す奇妙な事件が、2017年3月に起こったんです。
それが、「偽1万円硬貨事件」。概要は次のようになります。
<北海道の商店で、40代の男性社員が1,500円の品物を購入。この男性は、代金として1万円硬貨を支払い、8,500円の釣り銭を受け取った>
というものです。 その後この男性は、偽造硬貨使用の疑いで逮捕されましたが、何とも「奇妙な事件」だと思いませんか?
なぜ1万円硬貨が存在するのか
最大の謎は、「なぜそもそも、1万円硬貨などというものが存在するのか」という点ですよね。
この1万円硬貨は画像も公開されていますが、かなり精巧に作られていて、一国の通貨として十分通用するレベルです。
警察は、「愉快犯による犯行」としていますが、はっきり言って、ただのイタズラで作ったにしてはあまりにも高価すぎるシロモノです。
刻印が「昭和65年」?
さらに奇妙な点は、この硬貨に「昭和65年」の刻印がしてあることです。このことが、パラレルワールド実在論をより裏付けることになります。
昭和の元号は、64年までしかありません。「昭和64年=平成元年」ですから、「昭和65年に鋳造」という硬貨は、そもそも存在しないんです。
つまり、存在しない額面の、存在しない年号を入れた通貨、ってことです。果たして、ただの愉快犯で、そんなものを作るでしょうか?
ここで、「昭和65年の1万円硬貨が、実はこの世界で作られたものではなく、異世界で作られたものだとしたら…?」という仮説が生まれるわけです。
「昭和65年」の硬貨は、これ以外にも見つかっている
実は、今回の「偽1万円硬貨事件」以外にも、「昭和65年」と刻印された500円玉や100円玉が、これまでも各地で発見されているんです。
警察が言うように、本当に偽造の「犯行」が目的なら、わざわざ存在しない年号を刻印するなんて、ありえないですよね。
なぜそんなものを使用したのか
もう1つ、腑に落ちない点があります。それは、逮捕された40代男性の行動です。
もしも、偽造通貨使用の「犯行」が目的なら、あまりにも配慮が足りなさすぎると思いませんか? 普通なら、「100%捕まる」って分かりますよね。
でも、使えるはずのない硬貨を「さも当然」のことのように、買い物で使用する… これは、この男性が「異世界の住人」、あるいは「異世界からの帰還者」である以外に説明の付かない行動なんです。
「8分違いのパラレルワールド」から持ち込まれた
そこで提唱されたのが、今回のテーマである「8分違いのパラレルワールド説」。
つまり、この偽1万円硬貨は、「8分違いのパラレルワールド」と呼ばれる異世界から持ち込まれたもの、そして、逮捕された40代男性はその異世界の住人、あるいは帰還者ではないか…という説です。
8分違いのパラレルワールドとは?
「8分違いのパラレルワールド」というのは、その異世界を呼ぶ時の通称です。
私たちの住んでいるこの世界と、「常に8分のズレがある」と言われており、この名が付けられました。
これは、「8分進んでいる、遅れている」という単純な意味ではなく…
この世界と、「常に全てが8分ズレている」という、じつに不可思議な状態です。
その世界では、1時間は52分しかなく、全ての時間が、こちらの世界とちょうど8分ずつズレています。
なぜ2つの世界がつながっているの?
8分違いのパラレルワールドは、こちらの世界とは無関係に存在していました。
この2つの世界がつながりだしたのは、2011年頃。この頃から、「2つの世界を行き来した」という証言が各地で囁かれるようになったんです。
私たちの世界と、8分違いのパラレルワールドとは、まるで2つにちぎった熱いチーズのように、異空間の中を、細い糸のようなもので繋がっている、というイメージだと言われています。
「昭和65年」がある理由
では、話を「昭和65年」に戻しましょう。なぜ、「8分違いのパラレルワールド」には、「昭和65年」発行の、「偽1万円硬貨」があるのか。
もう、お分かりですよね。
つまり、私たちの世界では、昭和の元号は64年までしかありませんでしたが、「8分違いのパラレルワールド」では、その後も昭和の元号が続き、「昭和65年の硬貨」が作られている…
そして、そこでは、額面1万円の硬貨が存在していて、普通に流通している…、ということなんです。
行き来は可能?
私たちの世界では、「パラレルワールド」の存在は、あくまでも空想上のもので、公(おおやけ)にはなっていません。
しかし、8分違いのパラレルワールドでは、こちらの世界の存在は公に知られていて、こちらの世界から8分違いのパラレルワールドへ迷い込んだ人たちを、帰還させるための措置なども取られているそうです。
また、「異世界に通じやすいポイント」というのもあります。
一般には、「中庭のある建物」と、「複雑に建て増しされた繁華街などのビル」。この2つが異空間への入り口となっていることが多いと言われています。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、「8分違いのパラレルワールド」の存在、そして、その存在を裏付ける「偽1万円硬貨事件」についてご紹介してきました。
ポイントは、
●なぜ偽の1万円硬貨が存在するのか
●なぜ年号の刻印が「昭和65年」なのか
●なぜそれを普通に使おうとしたのか
以上の3点です。そして、この3つの謎を解き明かす仮説が…
「この世界とは別の、『8分違いのパラレルワールド』から持ち込まれたものではないか」
という説なんです。
もしも、あなたが今後、「昭和65年」の硬貨を発見したら…、それはもしかしたら、「異世界の物」かもしれません。
信じるか、信じないかは、あなた次第です!
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