10月30日は初恋の日!夫が初恋の女性を忘れられない理由と対処法
「初恋の日」という記念日があるのをご存知でしょうか。
明治時代の文豪、島崎藤村が、『初恋』の詩を発表したのが明治29年10月30日。
その後、10月30日は「初恋の日」として制定されています。
さて、初恋の日ということで、そのイベント等は後述するとして、さっそく本題の「夫や彼氏が初恋の女性を忘れられない理由と対処法」に入っていきましょう。
実は男って、初恋を後々まで引きずることが多いのをご存知でしたか?
初恋というのは、誰にとっても甘酸っぱい素敵な思い出ですが、「夫や彼氏が、いつまでも初恋の人を覚えている…」というのは、やはり女性としては気になるところですよね。
夫や彼氏に、あまり初恋の女性のことを引き合いに出されると…
「私と比べてるの?」
「ひょっとして、同窓会に行ったら浮気するんじゃないかしら…」
なんて、ついつい勘ぐってしまいますよね。
そこで今回は「初恋の日」にちなんで、あなたの彼氏やご主人が初恋の相手をいつまでも忘れられない原因と、その対処法についてご紹介していきます!
なぜ男は初恋の人を忘れられないのか
男が「初恋の女性」をいつまでも忘れられない最大の原因は「美化」です。
おそらく、あなたのご主人の初恋の相手は、絶世の美女…というわけでもなく、いたって普通の女性であったはずなんです。
しかし、時間の経過とともに、ご主人の思い出の中で生き続ける「初恋の女性」は大きく「美化」され、いつの間にか「この世で一番の女性」くらいの大げさなイメージが創り上げられてしまった… ということなんです。
「思い出の美化」は誰にでもある
思い出を美化する… という行為は誰にでもあることです。 なにもあなたのご主人の「初恋の思い出」だけに限った話ではありません。
きっとあなた自身にも、極端に美化している思い出というのが、1つや2つはあるはずです。
例えばあなたが、中学の時に部活を頑張っていたとします。
そしてその部活では、全国大会に出たわけでもなく、特別すごい成果を残したわけでもなく、いたって普通の部活動生活だったという場合…
こうした思い出は、ほかの人から見れば「ごく普通の、よくある思い出の1つ」に過ぎませんよね。
それでもあなたにしてみれば、中学時代の部活動生活は「素晴らしい思い出」として胸にしまっているはずです。
思い出は周りの人には分からない
その時の部活の仲間と、大人になってからも仲良く語り合ったり、当時の思い出話に花を咲かせたり…
当事者にとっては、まるで「あの時の部活があったから、今の私がある!」くらいに思ってしまうものです。
…これがつまり「美化」ってことなんです。
思い出の美化は誰にでもあることですから、「部活の思い出ならいいけど、初恋の思い出はNG!」なんてことは言えませんよね。
あなたが部活の思い出を忘れられないのと同じように、あなたのご主人に「初恋の思い出」を忘れさせることは「できない」ってことなんです。
思い出は拡大される
初恋の思い出の特徴には、もう一つ「拡大化」があります。
拡大化とはつまり、ほんのちょっとの思い出なのに、それが「思い出全て」になってしまうくらい、脳の中で大きく拡張・拡大してしまっている状態。
ですので、あなたはご主人に対して「なんでいつまでも思い出に浸ってるの!」…なんて責めてはいけません。
思い出の全てになっている可能性がある
例えば、ご主人の初恋の相手が中学の同級生だったとします。
この場合、ご主人の脳内では、「初恋=中学の思い出すべて」といえるほど拡大されている可能性があります。つまり中学の思い出は全てが初恋みたいな。
ですので、もしもあなたがご主人の初恋を否定してしまうと… ご主人の中学生活そのものを否定する、ということにもつながります。
中学時代を全否定する… なんてことはできませんから、必然的にご主人の初恋の思い出は、中学のほかの思い出とともにいつまでも心の中に残り続ける…ってことになるんです。
これに対して、あなたがなすべき対処法は「たったひとつ」しかありません。 それを次にご紹介します。
夫が初恋の思い出を忘れられないときの対処法
あなたのご主人が、初恋の相手をいつまでも忘れられない時の「たったひとつ」の対処法。 それは…
「夫は思い出を勝手に美化しているだけ。現実の夫婦生活には何ら支障がない」
…と、割り切ることです。 これが最もシンプルで確実な「たったひとつの対処法」です。
例えばご主人が、子供の頃に見た『銀河鉄道999』の映画をいつまでも覚えていて、ヒロインの「メーテル」の大ファンだったとします。
このときあなたはメーテルに嫉妬するでしょうか。 おそらくしないですよね。
映画のワンシーンの記憶と同じ
なぜなら、「メーテル」はあくまでも創作された2次元のキャラクターである事が明らかだからです。
つまり、前項でお話ししたとおり、ご主人の中の初恋の思い出というのは、映画のヒロインが演じたワンシーンの記憶のようなものなんです。
美化された世界では、そのヒロインが初恋の相手というだけのはなし。
ちなみに、ご主人の初恋の相手は、現在おそらく… 当時の美しさなどは見る影もありません。笑
ただご主人の中で、勝手に美化されて拡大されているだけなんです。 だったらあなたは「何も気にする必要はない」って思いませんか?
まとめ
いかがでしたか。
今回は「初恋の日」にちなんで、あなたの彼氏や夫が、初恋の相手をいつまでも忘れられない原因と、あなたがとるべき対処法というか、気の持ちようについてご紹介してきました。
男性が初恋の女性を忘れられない原因は…
●美化
●拡大化
この2点です。
この美化と拡大化によって、ほんのちょっとした「いたって普通の思い出」が、まるで映画のワンシーンのように、とても素晴らしいものとしてご主人の思い出の中に焼き付いてしまっているだけなんです。
ですから、あなたはあまり気にせず、あなたとご主人との今の生活を最大限楽しむことが大切ですよ!
おまけ
冒頭でも触れましたが、10月30日は「初恋の日」です。
明治時代の文豪「島崎藤村」が『初恋』の詩を発表したのが明治29年10月30日。 その後、10月30日は「初恋の日」として制定されています。
島崎藤村ゆかりのイベントがある
島崎藤村の『初恋』とは、「まだあげ初(そ)めし前髪の/林檎のもとに見えしとき…」で始まる詩です。 国語の時間などで、聞いたことありますよね。
このため、島崎藤村のゆかりの地である、長野県小諸市の「中棚荘」という宿では、毎年10月30日になると、「初恋はがき大賞」というイベントが行われたり、「初恋りんご風呂」と命名された、源泉かけ流しの温泉のプロモーションなどが行なわれます。
もしも、10月末頃に長野方面へご旅行の際は、「中棚荘で初恋関連のイベントがあるらしい…」というのもぜひ参考になさってみてください。
これ以外にも、10月は「食欲の秋」ということで、食事や行楽に関する「○○の日」が目白押しです!
⇒ 食べ物に関する【10月の〇〇記念日】の記事はこちら
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