おむつで検尿はどうやる?保育園幼稚園の子供の検尿セットの使い方
「保育園で検尿セットが配布され、明日、尿を提出しないといけない…」
こんなとき、まだおむつが外れていないと、検尿のやり方が分からずに戸惑ってしまいますよね。
保育園に入って初めての検尿は、世のお母さんたちにとって、いわば、人生初の緊張のイベントです。
また、配布された紙コップなどが「くしゃっ」となっちゃったなんて場合、別の物で代用する方法なども知っておく必要があります。
そこで今回は、小さな子供の尿をうまく取る方法や、紙コップの代用法、さらに保育園・幼稚園での検尿で知っておくべきあれこれをご紹介していきます!
気楽に考えよう
今回のテーマで、最も重要なのは…
「あまり深刻に考えてはいけない」ということ。
お母さんにとって、一番上の子の初めての検尿というのは、本人にとっても初体験です。
だから、分からなくって当たり前。
まずは、気楽に考えましょう!それが育児をうまくこなす最大のコツです。
できなくて当然
だいたい、保育園や幼稚園の先生たちは、そんなの百も承知です。
「検尿に失敗したら、怒られるんじゃないか…」なんて、絶対あり得ません(笑)
だから、「うまくいかなったらどうしよう」なんて、悩む必要は全くないんです。
まずは、それを踏まえた上で、子供の検尿に関して「気楽に」取り組んでいくようにしましょう。
検尿セットの使い方
おむつが外れていない子でも、尿を取る方法はあるのでしょうか?
とても気がかりだと思いますが、そこは大丈夫、方法はちゃんとあるので安心してください。
それでは、その方法についてご紹介していきますね。
1.オムツにラップ
まずはじめに、おむつにラップを敷きます。
これは、せっかくの尿が、おむつに染み込んでしまうのを防ぐためです。
夜、おむつにラップを敷いてから、子供が寝る前にそのおむつを履かせるようにします。
2.ラップの上にガーゼ
そして、ラップが挟まったおむつの中に、検尿用のガーゼを入れておきます。
このガーゼに、子供のおしっこを染み込ませるわけです。
ガーゼは、園で配られているはずですが、配られなかったり、失くしてしまったり… そういうケースはよくあります。
その場合、ガーゼは医療用のものなど、清潔であれば何でもかまいません。
また、ガーゼの代わりに、コットンなどでも代用が可能です。
要は、「尿を別のものに染み込ませて採取する」のが目的なので、染み込ませるための道具は、別に何を使用したってかまわないんです。
この辺も、気楽に考えておくようにしましょう。
3.翌朝、ガーゼを絞る
寝る前に、おむつに仕込んでおいたガーゼやコットンには、翌朝までに、しっかり尿が染み込んでいます。
朝、子供が目を覚ます前に、このガーゼとサランラップを取り出し…
ガーゼをぎゅっと絞れば、子供の尿が出てきますから、これできちんと尿を採取することができます。
あとは、採取用の容器にその尿を入れて、封をすれば完成です。
いかがでしょう?
特に、難しいことはないですよね。
4.子供が起きる前に仕上げておこう
また、上記の一連のプロセスは、朝、子供が目を覚ます前に全部仕上げておきましょう。
ただでさえ、朝はお母さんも子供もばたばたしますから、子供が起きてしまうと作業が大変になってしまいます。
検尿セットは、袋に名前を書く欄があったり、アンケート用紙のようなものが付いていたり… など、園や自治体によって様々です。
「記入項目がやたら多い」
「親の印鑑が必要」
なんて面倒もありますから、朝、家を出る直前に慌てなくてもすむようにしておきましょう。
こうした記入作業は前日のうちにやってしまって、翌朝は「採尿するだけで完成」という状態にしておくと楽ですよ!
ポイントは?
今回の「採尿作業」のポイントは、何と言っても…
「ラップを敷くこと」、これに尽きます。
小さな子供の検尿が難しいのは…
「採尿する前に、尿がすべておむつに染み込んでしまう」からです。
ラップを敷いて、そこに尿が溜まる状態にしておけば、こうした心配は解消できますよね。
これだったらできそうだし、なかなかベストな方法だと思いませんか?
紙コップを紛失した場合
また、検尿セットの1つとして、「紙コップ」を渡す園もあります。
しかし、これはあくまでも、「紙コップを使ってもかまいませんよ」というだけで、「絶対に紙コップを使用」って意味ではありません。
だって、そもそもおむつが外れていないなら、紙コップを使用する必要がありませんよね。
紙コップのことは気にせず、あなたがやりやすい方法で採取してOKです。
代用は可能?
もしも、男の子で、紙コップ目がけておしっこができる状態で、園配布の紙コップを紛失してしまった場合は…?
そうなったら、他の市販の紙コップを使用して尿を採取してもまったく問題ありません。
あまり神経質にならず、とにかく気楽にいきましょう!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、小さな子供の検尿の方法についてご紹介してきました。
大切なのは、「気楽に考えること」です。
実際のところ、検査をする側も、「ほこりや糸くず」などの不純物が入ることは、当然想定しています。
目的は「おしっこの採取」…ただこれだけですから、方法は別になんでもかまわないんです。
ガーゼやコットンを利用するなど、あなたが一番やりやすい方法で採取するようにしましょう!
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