寝起きの赤ちゃんが白目をむくのはなぜ?白目寄り目の原因と対処法

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寝起きの赤ちゃんが白目をむくのはなぜ?

「かわいい赤ちゃんが、白目をむいている!」

と、驚いたことはありませんか?

赤ちゃんが、寝起きでうっすら目を開けているときに、突然白目になっていたらびっくりしますよね!?

それを周りのお母さんに相談して、「うちの子は白目にならないわよ」なんて言われると、余計に不安になってしまうものです。

そこで今回は、赤ちゃんが白目をむいてしまう理由と対処法。

そして、もう1つの気になるポイント、赤ちゃんの「寄り目」についてもご紹介していきます。

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白目は自然現象

かわいい赤ちゃんが、ある時突然白目をむいていると、親はびっくりしてしまうのですが…

白目の多くは自然現象で、病気や異常によるものではありません。

まずはこのことを、覚えておいてください。

赤ちゃんが白目になる理由

赤ちゃんのまぶたは皮膚が薄く、まだ筋肉も発達していないため、目を「ぴちっ」と閉じることができないんです。

そのため、寝てる間もまぶたが閉じきらずに白目になってしまうことがありますが、基本的に病気等ではありません。

赤ちゃんが白目をむくのは、ただ単に「まぶたの皮膚や筋肉の発達具合」によるものなので、心配には及ばないケースがほとんどです。

寝起きの白目は?

睡眠中、または寝起きの赤ちゃんが白目をむいたとしても、決して慌てず落ち着いて対処しましょう。

寝起きの白目も、その多くはただの自然現象です。

特に、生後20日くらいまでは、まだ赤ちゃんのまぶたが発達していません。

そのため、寝起きも起きている間も、白目をむきやすくなるんです。

成長とともに解消される

赤ちゃんが成長し、まぶたが発達してくれば、自然と白目をむく回数は減っていきます。

生後3ヶ月くらいまでには、まぶたを「ぴちっ」と閉じられるようになるでしょう。

こうなると、もう白目をむかなくなりますので安心してくださいね!

白目になった時の注意点は?

赤ちゃんが白目になるケースのほとんどは、上記のようにただの自然現象です。

しかし、ごく稀に、意識を失って白目になってしまうことがあります。

その時の簡単な見分け方は、

・熱が高い
・ヒクヒクと痙攣(けいれん)している

の2点です。

まず、熱ですが、白目をむくほどの高熱なら、赤ちゃんの体を持ったときにすぐに判断が可能です。

また、痙攣についても、赤ちゃんのからだがヒクヒクしているので、見てすぐに分かります。

もしも赤ちゃんが、高熱を出したり痙攣を起こしたりした時は、落ち着いて対処してください。

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頭は固定する

高熱による痙攣や引きつけが起きたときは、決して頭を揺さぶってはいけません。

静かに寝かせて、ぬるま湯で絞ったタオルで赤ちゃんの体を拭いてあげましょう。

拭くときは、体の先端の方から心臓に向かって拭くと、赤ちゃんの心臓に負担がかかりません。

タオルが冷たくなったら、またぬるま湯で絞って、これを数回繰り返します。

これだけでも、赤ちゃんの熱を1~2度ほど下げることができますので、急なショック状態を避けられます。

熱が下がって寝静まれば、大抵の場合、ひきつけや痙攣もおさまります。

もしも、それでもなかなか回復しないようなら、赤ちゃんの頭を揺さぶらないようにだけ気をつけて、最寄りの小児科で診てもらうようにしてください。

ただし、高熱で白目、なんていうのは、あくまでも「例外」的なケースです。

赤ちゃんが白目になるのは、そのほとんどがただの自然現象ですから、とにかく焦らず落ち着いて対応しましょう。

寄り目になるのはどうして?

赤ちゃんの白目と並んで、お母さんたちが気になるのが「寄り目」です。

「何か脳に異常でもあるのかしら?」

と、悩んでいるお母さんも多いので、寄り目についても少し触れておきます。

生まれたばかりの新生児は、まだ両眼でものを見ることに慣れていません。

だって、生まれるまでずっと真っ暗なお母さんのお腹の中にいたんですから当然ですよね。

生まれてきて始めて外の世界に接したわけですが、まだ「目を使ってものを見る」という普通のことが普通にできません。

つまり、寄り目は、両目でものを見ることに不慣れなために起きている現象なので、時期に解消されるケースがほとんど。

もちろん個人差はありますが、早い子で2~3ヶ月、遅くても1歳くらいまでには、ほとんどの寄り目は解消されるので安心してくださいね!

まとめ

いかがでしたか。

今回は、新生児の赤ちゃんの白目と寄り目についてご紹介してきました。

赤ちゃんが白目になるケースのほとんどは…

まぶたの皮膚や筋肉がまだ未発達で、まぶたを「ぴちっ」と閉じられないだけですから問題はありません。

寝起きでまだ目覚めていないのに、まぶただけが開いているから、白目をむいているように「見える」だけ。

唯一対応が必要なケースは、高熱で、痙攣(けいれん)や引きつけを起こしている時です。

そういうときは、頭を決して揺さぶらないように気を付け、ぬるま湯で絞ったタオルで体を拭くなどして、落ち着いて対応しましょう。

そういう異常が見られなければ、白目はただの自然現象です。

また、寄り目も同様です。

赤ちゃんはまだ「両目でものを見る」ことに慣れていないだけで、時期に解消されます。

気にせず、普段通りに赤ちゃんに接してあげてくださいね!

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