赤ちゃんが電池や硬貨を誤飲!対処法と誤飲させないための予防法

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赤ちゃん,誤飲

赤ちゃんが、電池や小さなおもちゃなどを飲み込んでしまう「誤飲(ごいん)」

これは、乳幼児のいる家庭で起きやすい深刻な事故の一つです。

いざという時に慌てないためにも、赤ちゃんの誤飲について、あらかじめよく知っておく必要があります。

今回は、赤ちゃんの誤飲を未然に防ぐ方法と、万が一誤飲してしまった時の対処法についてご紹介しています。

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誤飲しやすいものベスト5

赤ちゃんや小さな子供が誤認しやすいものは昔から決まっています。

代表的なものとしては…

・リチウム電池
・1円玉、10円玉などの硬貨
・ビー玉など小さいおもちゃ
・化粧品

などがあります。

誤飲してしまったときは?

もしも赤ちゃんが、ビー玉やリチウム電池などを誤飲してしまったら、まずは落ち着いて赤ちゃんの様子を見るようにしましょう。

実は、1センチ程度のものであれば、たとえ誤飲しても、ほとんどの場合、「便」で出てきます。

このことを知らないお母さんは、赤ちゃんが誤飲してしまうと、矢も楯もたまらずに病院へ直行したくなるものですが…

実は病院では、特に何も処置を施さないといったケースが多いんです。

手術はしない

赤ちゃんの誤飲では、ほとんどのケースで切開は行われません。

なぜなら、赤ちゃんがプラスチックを飲み込んだ場合、レントゲンに映らず場所が分からないからです。

場所を特定できないまま切開するような病院は普通ありません。

病院に連れて行くべきケースは?

また、誤飲したものが、便以外に、嘔吐で出てくる場合もあります。

一般に、誤飲したとなれば緊急事態だと焦るものですが、あまり心配しすぎないようにして、まずは落ち着いて対処しましょう。

たとえ誤飲したとしても、赤ちゃんに全く症状が現れないケースもよくあります。

こういったときは心配でも、慌てて病院に連れて行ったりせず、しばらく様子を見るようにします。

赤ちゃんの症状に注意する

誤飲で注意すべきケースは…

・赤ちゃんのヨダレの量が異常に多くなる
・顔が急に青ざめる

などの症状があったときです。

これらの症状が出た時は、すぐに病院に連れていく必要があります。

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また、処置の仕方によっては、内科と外科、両方の診察が必要になるケースもありますので、まずは最寄りの総合病院に電話で連絡をしてみましょう。

上の子がいると誤飲が起きやすい

赤ちゃんの誤飲が最も起きやすいのは、3歳から5歳くらいのお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるケースです。

この場合、どうしたって上の子のおもちゃが家に散乱しがちですが、赤ちゃんはそれを見つけて口に入れてしまうわけです。

誤飲しやすいものを遠ざける

そこで、最も確実な誤飲対策としては…

まず、これらの「誤飲しやすいもの」を赤ちゃんから遠ざけることです。

電池やビー玉、化粧品、ブロックの小さな破片、すぐに分解できそうなおもちゃ…などです。

こうした、赤ちゃんが誤飲してしまいそうなものは…

・床におかない
・見えないところにしまっておく
・思い切って捨てる

などの対策が必要です。

誤飲する恐れがあるものは、全て没収するか隠す、あるいは、子どもたちの目の届かないところへ置かなくてはいけません。

また、古くなって遊ばないものは、思い切って捨ててしまうというのも手です。

案外、これが最も確実な方法かもしれません。

誤飲しそうなおもちゃは禁止にする

この際、誤飲の恐れがある小さなおもちゃは、原則的に禁止にしましょう。

ただし、やたらと何でも禁止にすると、上のきょうだいが不満に感じますから…

小さなおもちゃは、親が見ている時だけ、特別に遊ぶのを許可し、親が忙しい時は、小さなおもちゃで遊ばせない、といった工夫も必要です。

いずれにせよ、上のきょうだいのおもちゃが家に散乱している場合は、赤ちゃんの誤飲の危険性が高くなります。

誤飲しそうなおもちゃは、できるだけ赤ちゃんの目に触れないようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんの誤飲は、ほとんどの場合、便として出てきますので慌てる必要はありません。

誤飲してしまったときは、一部の緊急を要するケース以外は、まずは落ち着いて症状を観察し、気になる点があれば、最寄りの総合病院に電話で相談するようにしましょう。

いずれにせよ最も重要なのは、赤ちゃんに誤飲の機会を与えないことです。

そのためには、小さなおもちゃをできるだけ遠ざけておくのが確実です。

また、おもちゃに限らず、化粧品の小さな容器やペットボトルのフタなども、赤ちゃんが誤飲してしまう恐れがありますので、くれぐれも用心しておくようにしましょう。

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