おしるし・陣痛の意味とは?予定日より早く出産が始まる3つのサイン

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おしるし・陣痛の意味とは?

出産の前には、出産が近づいたことを知らせるサインがあります。

・おしるし
・陣痛(前駆陣痛)
・破水(前期破水)

この3つが、出産が始まるサインです。

これらのサインについて知っておくと、突然「その瞬間」が訪れても、慌てずに対応できます。

そこで今回は、出産が始まる3つのサインと、その際の対応について詳しくご紹介していきます。

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サインは人それぞれ

もうすぐ出産が始まるよ、と教えてくれる

・おしるし
・陣痛(前駆陣痛)
・破水(前期破水)

これら3つのサインが「どのように現れるか」は、人によって違います。

どれか1つのこともあれば、3つが順番に起こったり、あるいは複数のサインが同時に起こる場合もあります。

その順番や症状の起こり方などは人それぞれで、出産の瞬間が来るまで全く予測できません。

肝心なのは、あまり緊張しすぎないで、なるべく冷静にその時を待つことです。

怖がる必要はない

「破水」や「陣痛」と聞くと、何だかとても恐ろしいもののように感じる人も多いのですが、怖がる必要はありません。

これらのサインは、出産には欠かせない要素で、いわば赤ちゃんが生まれてくるための通過点です。

赤ちゃんからの大切なメッセージと受け止めて、落ち着いてお産に臨みましょう。

もうすぐ愛しい赤ちゃんに会えると思えば、少しは気持ちも落ち着くのではないでしょうか。

それでは次に、出産の3つのサインを1つずつご紹介していきます。

1.おしるし

「おしるし」とは、子宮の収縮により起こる現象で、出産の前に現れる少量の出血を指します。

出産が近づいて、軽い子宮収縮が始まると、赤ちゃんを包んでいる「卵膜」と「子宮壁」との間にズレが生じ、これによって少量の出血が起こります。

これが、おしるしです。

おしるしから始まる人が多い

ある育児メディアが行った、「何からお産が始まったか」というアンケートでは…

「おしるしから始まった」と答えた人が最も多く、約40パーセント。

「トイレに行った際におしるしがあって、その後、出産が始まった」というケースが最も多いようです。

「少量の出血があったら出産のサイン」と覚えておきましょう。

おしるしがあったら、この数日以内に「陣痛」が始まるのが一般的です。

間隔は人それぞれ

しかし、おしるしから陣痛までの間隔が1週間以上空いた、という人や…

おしるしに気がついて、その直後に陣痛が始まった、という人もいます。

おしるしのタイミングには、かなり個人差があります。

2.陣痛(前駆陣痛)

陣痛には、出産の開始に伴う本格的な陣痛と、その前に訪れる「前駆陣痛」の2種類があります。

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「前駆陣痛」では、不規則なお腹の張りや痛みが生じますが、これは、「これから陣痛が始まります」という通知のようなものです。

前駆陣痛があった際は、すぐに産婦人科に連絡しましょう。

実際に陣痛が始まってしまうと、それどころではなくなってしまうからです。

前期陣痛が出産のサイン

前駆陣痛が続いたのち、いよいよ本格的な陣痛が始まります。

陣痛には、子宮の収縮によって子宮口を開かせ、赤ちゃんを下方向へ押し下げる、という役割があります。

ただし、前駆陣痛から陣痛までの時間も人それぞれです。

また、前項でご紹介した「おしるし」がなく、先に前駆陣痛が始まった、という人もいます。

3.破水(前期破水)

おしるしや陣痛がはじめにあって、その後出産が始まる、というケースがほとんどですが、中には、おしるしも陣痛もなく、突然破水から始まる人もいます。

破水とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、中の羊水が外へ流れ出ることを指します。

通常は、前駆陣痛や陣痛がある程度進行して、子宮口が全開の大きさになってから、破水が起こります。

前期破水とは?

しかし、陣痛の前に破水が起こるケースもあり、これを前期破水といいます。

先に破水があったからといって、特に異常があるわけではありませんから心配しなくても大丈夫です。

破水したことが刺激となって、そのあとで陣痛が起こるケースもありますから。

羊水が全部流れるわけではない

前期破水が起きた際も、水の量に関わらず、すぐに産婦人科に連絡しましょう。

その際は、大きなナプキンを当てて、お尻の下にバスタオルを敷いて車で移動すれば大丈夫です。

前期破水があった場合でも、赤ちゃんの頭が子宮口に栓をする形になるため、羊水が全部流れ出るということはありません。

予定日よりも早まる?

実は、「予定日よりも出産が早まった」という人の方が、割合としては多い、というデータがあります。

ということは、あなたの出産だって、予定より早まる可能性もすてきれません。

そのため、「予定日までまだあと1週間もあるから…」という考え方は禁物です。

「いつ産まれてもおかしくない」

そういった心づもりで、いつでも病院に行ける準備をしておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、出産が始まるサインとして、以下の3つをご紹介しました。

・おしるし
・陣痛(前駆陣痛)
・破水(前期破水)

このうち、「どれが初めに起こるか」は、本当に人それぞれです。

たとえ、陣痛より前期破水の方が先に訪れても、慌てることなく落ち着いて、産婦人科に連絡するようにしましょう。

また、いつそうなってもいいように、着替えや母子手帳など、出産用の荷物はあらかじめ準備しておきたいものです。

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