げっぷが出ない!授乳後確実に赤ちゃんのげっぷを出させるコツ3つ
「母乳を飲んだあと、なかなかげっぷをしてくれない」
そんな悩みありませんか?
これは多くのお母さんが、授乳の度に感じている悩みです。
もしもあなたが、毎日何十分も、赤ちゃんのげっぷ出しで奮闘しているなら…
すぐにげっぷを出させるコツさえつかめれば、それだけでかなりの時間を短縮できます。
そこで今回は、授乳後の赤ちゃんにすぐにげっぷを出させる3つのコツについてご紹介していきます。
げっぷはなぜ必要?
まずはじめに、
「赤ちゃんの授乳後に、なぜげっぷをさせないといけないのか」についておさらいしておきましょう。
赤ちゃんは、母乳を飲む際、空気を一緒に吸い込んでいます。
吸い込んだ空気がおなかの中にたまったままだと、逆流して吐き戻しの原因になります。
つまりげっぷは、赤ちゃんが母乳といっしょに吸い込んだ空気を外へ出すために必要なんです。
哺乳瓶メインの場合は…
特に、哺乳瓶での授乳の際は、より注意が必要です。
なぜなら、哺乳瓶の場合、瓶の中に空気があるため、赤ちゃんは空気を吸い込みやすくなるためです。
あなたが、もしも哺乳瓶メインで授乳しているなら、母乳のみの育児に比べて、より多くげっぷをさせてあげなければいけません。
そこで次に、赤ちゃんのげっぷを出しやすくする3つの方法をご紹介します。
赤ちゃんのげっぷを5分以内に出させる3つの方法
1.縦抱きして、背中をボスボス
母乳を飲ませてすぐの赤ちゃんは、縦向きに抱っこしてあげるようにしましょう。
いわゆる「縦抱き」です。
これは言わば、げっぷ出しの基本中の基本ともいうべき方法です。
縦にだっこすると、母乳が赤ちゃんの胃の中に流れていきます。
すると空気だけが上に上がるため、げっぷが出やすくなるんです。
この時、赤ちゃんの背中、お尻の少し上くらいを「ボスボス」と少し強めに叩いてあげましょう。
トントンではなく、ボスボスです。
「あまり強く叩いたら、赤ちゃんがびっくりしてしまうのでは?」
と、気になるかもしれませんが、ほとんどの赤ちゃんは、背中を多少強めに叩かれてもけろっとしています。
だから大丈夫。
トントンではなく、ボスボスと、手のひらで少し強めに叩くのが、げっぷを出しやすくするコツです。
2.顔を横向きにして寝かせる
縦抱きにして背中をボスボスしてもなかなかげっぷが出ず、赤ちゃんが先に寝てしまうことがあります。
しかし、ここで赤ちゃんをそのまま放置してしまうと、目を覚ましたときに、突然お布団に吐き出すことがあります。
寝起きで吐かれたら、お布団の洗濯も大変なので、できれば寝る前にげっぷをさせておきたいところです。
赤ちゃんが母乳を飲んだまま寝てしまった時は、顔を横向きにしてあげましょう。
こうすると、赤ちゃんののどや食道に残っていたミルクが胃の方へ流れて、げっぷが出やすくなります。
そして、しばらく顔を横向きにして寝かせたあと、また縦にだっこをして背中をボスボスしてみてください。
3.五分後にもう一度試してみる
しばらく横向きに寝かせた後、再び縦にだっこして、背中をボスボスしても、それでもげっぷが出ない…
こういうときは、無理をせず、一旦あきらめましょう。
そして、5分くらい赤ちゃんを寝かせてから、もう1度縦抱きでボスボスを試してみます。
寝かせていた間に、赤ちゃんの体内では、ミルクの消化が進んでいますから、飲んだ直後よりもげっぷが出やすくなります。
ただし、げっぷが出ないからといって、あまり長い時間ボスボスをし続けるのは禁物です。
赤ちゃんの寝心地が悪くなって、目を覚ましてしまうからです。
「げっぷが出ない」と思ったら、一旦あきらめるのも大事なことです。
上記のプロセスを何度か繰り返しているうちに、げっぷを出すコツが分かってきますよ!
##まとめ
いかがでしたか。
今回は、「赤ちゃんのげっぷを確実に出させる方法」として…
1.
赤ちゃんを縦にだっこして、手のひらで背中をボスボスと叩く
2.
寝かせるときに、赤ちゃんの顔を横向きにする
3.
げっぷが出ない時は一旦あきらめて、5分後にもう1度試してみる
以上3つのポイントについてご紹介してきました。
げっぷの出やすさには個人差がありますから、すぐに出る赤ちゃんもいれば、何度も試してやっとげっぷをしてくれる赤ちゃんもいます。
大事なのは、神経質になりすぎないことです。
上記の方法を何度か試しているうちに、げっぷを出させるためのコツがだんだん分かってきますから、焦らず落ち着いて取り組んでいきましょう。
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