夫や彼氏が心配してくれない…他人を心配できない人の4つの心理
「私が風邪をひいても、彼氏が心配してくれない…」
「妻や子供の身に何か起きても、夫は心配してくれない…」
と、悩んでいませんか。
意外に思うかもしれませんが、世の中には、「他人の心配ができない」あるいは「心配するのが苦手」という男性が少なからずいます。
そこで今回は、他人を「心配しない・できない男性」に共通する4つの心理についてご紹介していきます。
意思表示が苦手な男性は多い
夫が「他人を心配できない」と一口に言っても、そのケースは様々です。
例えば、「夫が妻を心配する」というシチュエーションを考えてみましょう。
この場合…
・心配はしているものの、それが表情や態度に表れない
・心配そのものができない
以上の2つのケースに分類されます。
態度に表れないだけ
このうち、前者の「心配はしてるけど、それが表情や態度に表れない」というケースなら、それほど思い悩む必要はありません。
なぜなら、夫は内心、ちゃんと妻を気にかけ心配しているからです。
こういう夫は、普段は妻に無関心なように見えても、何かあればきちんと手を打って対処してくれます。
例えば、入院の手続きをしてくれたり、よく効く薬を探してくれたりなど、いざとなれば、意外と頼りになったりするものです。
むしろ頼りになる?
また、結婚生活が長くなれば…
「この人は、態度や表情にこそ表さないけど、内心では私をいつも心配してくれている…」
それが分かってきます。
こういうタイプは、世間一般の男性の平均値よりも、よほど「人間ができている」と見るべきです。
したがって、「本当に心配してくれてるの?」などと気に病む必要もありませんし、いざとなれば頼りになるタイプです。
他人の心配ができないタイプ
問題なのは、後者のケース。
つまり、根本的に、「他人の心配ができない、または苦手」というタイプです。
この場合は、注意が必要です。
以上を踏まえた上で、そんな男性の4つの心理を見ていきましょう。
1.弱者をいたわる、という発想がない
「他人を心配する」という行為には、その根底に「困ってる人や弱者をいたわりたい」という思いが必要不可欠です。
逆に言えば、他人の心配ができない人は…
・困っている人を助けたい
・弱者をいたわりたい
という発想ができないことを意味しています。
こうした男性は、幼い頃から、親や兄弟など周囲の大人からあまり優しくしてもらえなかった可能性が総じて高いものです。
一度、夫や彼氏の幼少期の家庭環境について、詳しく聞いてみるのもよいかもしれません。
2.自分以外の他人に関心がない
また、他人を心配するには、そもそも他人に対して「関心」がなければはじまりません。
例えば、高齢者が重い荷物を持っているのを見たときに…
「手伝ってあげた方がよいだろうか?」と気を回せる人は、すなわちそれだけ他人に関心があるということです。
逆に他人を心配できない夫は、根本的に自分以外の人間にあまり関心がないのでしょう。
3.甘やかすのはよくないと考える
上記の「他人への手助けに関心がない」という心理は、一般に「人の行いとしてマイナス」と評価されます。
しかし、考え方はいろいろで、他人を心配しない・気づかわない「夫自身」は、それがむしろ「良いこと」と思っているケースもままあります。
それが、「他人を甘やかすのはよくない」という発想です。
例えば、妻が風邪をひいたとします。
この場合、少し風邪気味だからといって、すぐに薬を飲ませたり病院に連れて行ったりすると、本人の免疫抵抗力を下げてしまう恐れがあります。
つまり、「放っておいて、自然治癒力に任せた方がよい」という発想です。
これはこれで、医学的にも十分根拠がありますから、あながち間違った考え方ともいえません。
4.「自分が治療できるわけではない」と考える
また、男が心配しない理由の1つとして…
「自分が治療できるわけではない」と考えているケースもあります。
例えば、妻が怪我をしたとして…
「怪我の手当てをするのは医者の仕事。夫が何かをできるわけではない」
と考えて、特に何もしない… というわけです。
この場合は、こちらから夫にできることを探して、頼んでやってもらう、というやり方がおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、他人の心配ができない、あるいは苦手だと考える男の心理として…
1.弱者をいたわるという発想がない
2.自分以外の他人に関心がない
3.他人を甘やかすのはよくないと考える
4.治療できるわけでもないと考える
以上のポイントについて、ご紹介してきました。
こうした心理は、幼少期から積み重なって形成されたものなので、「心配できるようになってほしい」と相手に要求しても実現は困難です。
そんな時はいっそのこと、夫が心配してくれるのを待つのではなく…
こちらから、夫にやってほしいことを「依頼」あるいは「指示」してみましょう。
夫が「心配したいのは山々だけど、ケアのやり方がわからない。何をしていいのか分からない」と考えているケースも往々にしてあるからです。
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