中学2年生の職場体験で緊張しないために知っておくべき4つのこと
中学では、2年生になると「職場体験」という活動があります。
生徒が学区内の職場で数日間、実際の業務を体験するというものです。
ひょっとしたらあなたの子も、職場体験の日を目前に控え、緊張している頃ではないでしょうか。
そこで今回は、職場体験の際に最低限知っておくべき4つのポイントについてご紹介していきます。
1.積極性を持つ
職場体験で最も重要なのは、「積極性」だと言っても過言ではありません
実際のところ、中学生の職場体験の受け入れを行なっている事業所の多くは、「積極性のない生徒が多い」という不満をこぼしています。
もしもあなたの子が、職場体験を目前に控えているなら、「積極的に職場の業務に関わること」をアドバイスしてあげましょう。
例えば、職場体験の場所が「幼稚園」だったとします。
この場合、職場体験の期間中に、「園児たちみんなの名前を覚える」というのは必須です。
また、子供に自分から声をかけたり、子供と一緒に遊ぶなどして、自ら進んで幼稚園の業務に関わっていく必要があります。
遠慮がちな子は…
反対に、あまり積極性がなく遠慮がちな生徒は、職場体験へ行っても自ら業務に関わろうとしないため、せっかくの職場体験でも多くを学ぶことができません。
当然、あまり良い評価もしてもらえないでしょう。
職場体験においては、「積極性」が最も重要なんです。
2.汚れる仕事を嫌がらない
前項の「積極性」とも関連しますが、職場体験で与えられた仕事は、1つ1つ嫌がらずにきちんとこなす必要があります。
特に、「体が汚れる仕事」を嫌がってはいけません。
例えば…
・幼稚園の職場体験で、子供達と泥んこになって遊ぶ
・印刷所の職場体験で手がインクで真っ黒になる
などなどです。
心証が悪くなる
こうした業務を「体が汚れるから」などという理由で嫌がったり、あからさまに嫌な顔をすると職場側の心証が悪くなります。
また、生徒の態度があまりにも悪いと、「次回から、○○学校の子は来なくてもいい」と職場の人から言われかねません。
普段やらないからこそ意味がある
そもそも、職場体験では…
・普段やらないような仕事
・普通の人はあまり知らないような仕事
を体験するからこそ意味があるわけです。
それなのに、「きついから・汚れるから」などという理由で尻込みをしていては、肝心の「仕事を通じて学ぶ」ということができなくなってしまいます。
むしろ、つらいことや嫌なことであればあるほど、「勉強になる」わけですから、どんな業務も積極的に取り組んで行くようにしましょう。
3.不明な点はすぐに質問する
もしも、職場体験で少しでも分からないことがあれば、職場の人にどんどん「質問」するようにしましょう。
職場の人が、職場体験の生徒に対して抱いている不満の1つに、「分かっているのか分かっていないのか分からない」というのがあります。
基本的に、受け入れ側の職場の人は、「生徒からの質問には何でも答える」という姿勢で職場体験に臨んでいます。
なぜなら、生徒は「勉強に来ている」というのが職場体験の前提だからです。
それなのに、生徒の側が遠慮して何も質問をしないでいると、職場の人は「この生徒、本当に分わかってるのかな?」という気持ちになります。
その結果、双方に無駄な「もやもや」が生じてしまいます。
職場体験で分からないことがあれば、その場ですぐに職場の人に質問するようにしましょう。
4.笑顔で挨拶
職場体験においては、実際の業務よりも笑顔や挨拶などの「コミュニケーションスキル」、いわゆる「コミュ力」が重視されます。
そもそも、職場体験に来ているのは中学生なのですから、そんなに難しい業務をこなせるなんて、初めから誰も期待していません。
極端な話、一言も話さずに仕事を黙々とこなすような生徒より、いつも笑顔できちんと挨拶ができる生徒の方が100%歓迎されます。
それに、生徒の側の態度が良いと、職場の人も「もっと教えてあげよう」という気になるものです。
職場の人に会ったら、まずは「おはようございます、よろしくお願いします」と、元気に挨拶するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は中学生の職場体験の際に最低限知っておくべきポイントとして…
1.積極性を持つ
2.汚れることを嫌がらない
3.不明な点はすぐに質問する
4.笑顔で挨拶する
以上4つのポイントについてご紹介してきました。
職場体験で学ぶことというのは、全てが子供の今後の人生に役に立つ有益なものばかりです。
積極的に、取り組ませるようにしましょう。
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