メガネ酔いかも…メガネで気分が悪くなる3つの原因と2つの対処法
メガネをかけていて気分が悪くなる、いわゆる「メガネ酔い」で悩んでいたりしませんか。
「メガネ酔い」は、メガネをかけている人のほとんどが経験したことのある一般的な症状です。
そこで今回は、メガネ酔いが起こる3つの原因と、2つの対処法についてご紹介していきます。
メガネ酔いとは?
「メガネ酔い」というのは、「酔い」という言葉からもわかる通り、メガネをかけていて気分が悪くなったり、めまいや吐き気を催したりすることを指します。
メガネ酔いにはいくつかの原因がありますが、大きく次の3つが挙げられます。
1.メガネの度が合っていない
メガネ酔いの最大の理由は「度の合わないメガネ」です。
例えば、視力0.2の人が0.1の人が使うメガネをかけると、度がきつすぎるためによく見えすぎて、まるで空中を歩いているようなフラフラした感覚を覚えます。
メガネ酔いの多くは、こうした「メガネの度がきつすぎる」というケースです。
上記の例で言えば、視力0.2の人がもっと度がきつい0.1の人用のメガネをかけたために視界がおかしくなり、メガネ酔いを起こすケースがあるんですね。
そのため、メガネ酔いを感じた時は、まず「メガネの度が合っているかどうか」を確認しなければなりません。
度が進んでしまう
また、さらに深刻な問題は…
視力0.2の人が0.1用のメガネをかけると、実際の視力も0.1まで下がってしまうことです。
メガネ酔いに悩まされ、なおかつ視力が落ちてしまっては、まさしくふんだりけったりですよね。
この場合は、早急にメガネ屋さんで新しいメガネをきちんと作ってもらうようにしましょう。
2.買ったばかりのメガネ
また、お店で買ったばかりの新しいメガネをかけたときも、メガネ酔いを起こす場合があります。
これは、新しいメガネがまだ目に馴染んでいないため、目の前の景色が「全く新しい景色」に見えてしまうためです。
新しいメガネによって目に見える映像の解析度が上がるため、全てが今までよりもはっきりと見える反面、まるで空中を歩いているような不思議な感覚に襲われることがあります。
これが、メガネ酔いの状態です。
しかし、この場合はただ単に「慣れていない」だけですから、新しいメガネに慣れていけばメガネ酔いは次第に解消されていきます。
3.メガネの角度がずれている
また、メガネの左右の角度がずれていてメガネ酔いを起こすケースもあります。
これは、縁(ふち)が金属のメガネによく見られるケースです。
金属のフレームは、ちょっとした衝撃で曲がってしまうため、これがメガネ酔いを引き起こす原因になります。
そもそもメガネというものは、眼球からレンズまでの距離が常に一定というのが前提で作られています。
しかし、フレームの角度が曲がってしまうと、この「眼球からレンズまでの距離」がズレてしまいますよね。
メガネが平行でないと酔いやすい
分かりやすく言うと、例えば正常な状態のメガネで眼球からレンズまでの距離が2㎝だとします。
しかし、フレームに衝撃を受けて、角度がズレてしまうと…
・左目は、眼球からレンズまでの距離が、1.5㎝
・右目は、眼球からレンズまでの距離が、2.5㎝
のような状態になります。
さすがにこれは極端な数字ですが、要はメガネと両目とが平行になっていないわけです。
この状態になると、目の前の映像がぼやけたりぐらついたりしてメガネ酔いを引き起こします。
解消方法は?
上記でご紹介したような「目に合わないメガネ」や「まだ慣れていないメガネ」をかけているとメガネ酔いしやすくなります。
そこで、対処法としては、まずは最寄りのメガネ屋さんに行って相談してみることです。
メガネ屋さんには、メガネの角度を変える装置などもありますから、メガネのちょっとした不具合ならお店で対応してくれます。
また、場合によっては新しいメガネが早急に必要なケースもありますから、まずはメガネ屋さんで相談してみるようにしましょう。
眼鏡をかける時間を減らす
もう一つの対処法は、メガネをかける時間を減らすという方法です。
そもそも、一日中メガネをかけていることがメガネ酔いの最大の原因です。
メガネを外している間は、当然メガネ酔いにはなりません。
通勤電車の中や食事中、音楽を聴いてる時間など、「特に目を使わない時間」が必ずあるはずです。
そんなときは、ぜひメガネを外し、目を休める時間を積極的に設けるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回はメガネ酔いを起こしやすい3つの原因として…
・メガネの度がきつすぎる
・新品のメガネに慣れていない
・フレームが曲がって角度がズレている
以上3つのポイントについてご紹介しました。
対処法は、
・メガネ屋さんでメガネを調整してもらう
・メガネをかけない時間を増やす
などがあります。
メガネ酔いをしたときはあまり無理をせず、なるべくメガネをかけない時間を設けるようにしましょう。
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