LINEグループが過疎化して会話がなくなる理由&2つの改善方法
「LINEグループで活発に話し合いをしたいのに、誰も発言してくれない」
と、悩んでいませんか。
今回は、LINEグループでなかなか会話が進まない最大の理由と、LINEグループ内で話し合いを進めるための効果的な「2つの方法」についてご紹介していきます。
LINEグループは過疎化する
基本的にLINEグループというものは、ほとんどの場合「過疎化」します。
過疎化とは、だれも来なくなって、発言しなくなることを指します。
これはいわば、「LINEグループあるある」です。
おそらく、あなたが所属しているLINEグループでも過疎化が進み、ほとんど会話がなされていない状態ではないでしょうか。
LINEグループが過疎化する理由
LINEグループが過疎化してしまう理由としては…
・グループ員の一人一人が、「別に自分ひとりが発言しなくても会話は進む」と思っている
・「わざわざグループ内で発言する必要もない」と思っている
などが挙げられます。
こうした原因を踏まえた上で、効果的な2つの対処法を見ていきましょう。
1.議題専用のグループを作る
そもそもLINEグループというものは、「意見交換の場」というよりは「全員の連絡先が分かるリスト」に近いものです。
そのためLINEグループは、「ただ全員が所属しているだけ」になりがちで、グループ内での活発な意見交換がなかなか望めません。
これを防ぐには、「特定の議題に特化した専用のグループを新たに作る」という方法が効果的です。
議題を特定する
例えば、「〇〇高校2年3組」というLINEグループがあったとします。
このグループ内で、「次回の同窓会の詳細を決めよう」という議題を出したところで、グループ自体が過疎化してしまっている以上、なかなか発言が出てきません。
そこで、「〇〇高校2年3組の同窓会会議」のようなLINEグループを新たに作ってみましょう。
こうすると、参加者に「同窓会についての話し合いをするためのグループ」だというのが伝わり、発言を出やすくなります。
また、議題に関係のない「どうでもいい発言」のけん制もできるでしょう。
議題ごとにグループを作る
そして、もしも「同窓会」の議題が進行中に「○○先生の入院」のような話題が新たに出たら、また新たに専用のLINEグループを作ります。
つまり、原則は「LINEグループ1つにつき、1つの議題」です。
人は、「何を発言してもよい」状態だと、逆に何も発言できなくなるものです。
それに、せっかく議題が進行しているところに、「あ、そういえば、○○先生が入院したらしいよ、私たちで何かできないかな」みたいな、議題と直接関係のない発言が出てしまうと、参加者はどの話題について話せばよいのか分からなくなってしまいます。
こうした心理を踏まえ、LINEグループは議題ごとに作るようにしてみましょう。
2.解散期日を設定する
次に大切なのは、「解散期日」を設定することです。
つまり、「このLINEグループは何月何日まで」という期日を周知徹底しておくのが大事なんです。
上記の例で、同窓会を8月15日に開催するとします。
この場合は、「8月15日以降、このLINEグループは削除されます」と告知しておきましょう。
つまり、LINEグループを議題に特化させ、なおかつ話し合いの期限を設けて、期限後はLINEグループそのもの削除してしまうのです。
発言のモチベーションが上がる
もしも仮に、3年に1回、同窓会を行なっているとしたら、同窓会の話題専用のLINEグループは、同窓会が終われば削除されます。
そして3年後、また新しいLINEグループを作るようにします。
こうすることで、グループ員は「8月15日までに発言しなければならない」と考えますから、通常よりも発言のモチベーションが上がりやすくなります。
仕事でも活用できる
今回は、「同窓会」の例でご紹介してきましたが、これは社内のプロジェクトなどにも応用できます。
会社内のLINEグループで何かプロジェクトを行う際も、通常のグループ内で話し合いをするのではなく…
プロジェクト専用のグループを新たに設け、「プロジェクトが達成できたらLINEグループは抹消する」と事前に告知しておけば、グループ員の当事者意識を高めることができます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、LINEグループ内で話し合いが活発になる方法についてご紹介しました。
LINEグループが過疎化しやすいのは、参加者全員の「当事者意識」が低いからに他なりません。
そのため、LINEグループの多くは「ただの連絡先リスト」になりがちです。
こうした、LINEグループの過疎化を防ぐための方法としては…
・議題に特化したLINEグループを新たに作る
・解散の期日を設ける
などが有効です。
ぜひ、試してみてくださいね。
Your Message