叱ったり貶したりしても人は伸びない!褒める重要性とその理由

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褒める重要性

・褒めて伸ばすのと
・叱って伸ばすのと

どちらがいいんだろう?

このように考えたことはありませんか。

これは、育児や新人教育などの分野において、昔から議論されてきた、いわば永遠のテーマです。

しかし近年、実はこうした「問い」自体が無くなりつつあるというのをご存知でしょうか。

現在、若者の間では、「褒めて伸ばす・褒められて伸びる」のがデフォルトで、「叱る・けなす」は、既に時代遅れという認識です。

ひょっとしたらあなたも、部下や後輩を叱る度に、陰で非難されているかもしれません。

つまり今後は、「人を褒める」が主流になっていくであろう…ということです。

そこで今回は、褒めて伸ばす重要性と真のメリットについてご紹介していきたいと思います。

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人を貶す時代は終わった

今回話題になったのは、次のツイートです。

公開後、わずか数日で3万以上の「いいね」が付けられています。

「褒めろ褒めろ褒めろ」と、語調が非常に強いのも印象的ですよね。

これはすなわち、「けなされても何の意味もない」と感じている若者が、それだけ多いという現れです。

けなす人は、自分が気持ちいいだけ

特に興味深いのは、

他人を貶めて優位に立った気になる時代は終わらせろ。

というフレーズ。

これはつまり…

他人をけなす人って、「愛のムチ」とか言ってるけど、ただ単に、自分が気持ちいいだけなんじゃないの?

という意味です。

実際のところ、ただ自分のエゴだけで他人を叱っているという人もいますよね。

特に現代は、「老害」なんていう言葉もあるように、昔の価値観を若者に強要したって疎まれるだけ。

古い価値観で他人を叱ったりけなしたりしても、相手に響かないどころか嫌われのがオチというわけです。

けなしても、人は伸びない

上記のツイートは、要するに…

昔は「叱って伸ばす」なんていう風潮もあったかもしれないけれど、現代は他人をいくら叱ったりけなしたりしても伸びない

という、若者からのメッセージだと捉えることができます。

そして現在、若者の間では、こうした発想が主流になりつつあるんです。

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では、どうして、「けなしても伸びない」という風潮になってきたのでしょうか。

これは、現代の社会状況とも密接な関係がありそうです。

以前、日本がまだ「高度経済成長」なんて言われていた時代は、「耐えるメリット」というものが存在しました。

つまり、職場の上司から叱られたりけなされたりしても、じっと耐えていれば「確実に良くなる」という希望があったんです。

希望があれば、人は目の前のつらさにも耐えられます。

そういう時代だったからこそ、「けなして伸ばす」という方法も十分に意味があったわけです。

我慢するメリットがない

しかし、現代はそうではありません。

現状の仕事にしがみついていたからといって、「将来良くなる」なんていう保証はどこにもありませんよね。

こうなると、上司から叱られ、けなされた時に、

「我慢してまで、この職場にいるメリットはない」と感じるわけです。

むしろ、ここまで閉塞的な状況であればあるほど、「少しでも良い点があれば、褒めてあげる」というスタンスが、これまでになく必要かつ重要なんですね。

いたわりの気持ちが必要

もしもあなたが、職場の後輩を強く叱ったら、その後輩にしてみれば…

「はぁ? 今の職場を我慢するメリットがあるとでも思ってんの?」
ってなもんです。

むしろ、今の世の中なら…

「こんなきつい職場を我慢してくれてありがとう」というくらいの、いたわりの気持ちが必要になのかもしれません。

正の連鎖を続けよう

また、このツイートでは、

溢れた喜びを他人に与える正の連鎖にしろ。

という言葉もあり、これまた実に心の琴線に触れませんか?

つまり、けなされた人は、また同じように他人をけなしてしまうため、これだと負の連鎖です。

それなら、自分が相手を褒めて、
その相手も別の人を褒めていけば…

「正の連鎖」が広がって、もっと良い社会になるんじゃないか?と提言しているわけです。

まとめ

いかがでしたか。

このツイート、「全くその通りだ」と思いませんか?

実際、人をけなす人というのは、ただの憂さ晴らしや自己満足のケースも多いものです。

そんな自己満足に付き合わせて人に不快感を与えるくらいなら、どんどん人が人を褒めて、褒められる社会になった方がはるかに健全というものです。

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